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2024年11月12日火曜日

赤松林太郎ピアノリサイタル ピアソラ降臨

兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホール

久しぶりに来たなあって思って辿ってみたら、なんと8年ぶり!?!?

ホールに行く歩道はお店も変わってなんだか寂しいかぎり…

人が少なかったのはたまたまだと思いたい…


さてさて、

赤松先生とピアソラって合ってる気がしたし興味を惹かれた。

そして何より、ちょっと嬉しいことがあったのでお祝いで来た演奏会。だから8年ぶりなのかな…


そして演奏会。

情熱的で美しく悲しい。ああ、これは人生じゃないかと思ったよ。

私の知ってる 人生 は私のだけだから、これは私の 人生 なのか?

でも私の人生ってこんなに情熱的だったろうか?…若いときはそうだった気もするけど、今になって思えばほんのひとときの事…いや、出来事があったかどうかじゃなくて、私の心はいつもこんな風じゃなかったか…いや、もうわからない、自分がどんな人生を歩んできたのか思い出せない…私の人生なんてしょうもないものだったやん…うわ、悲しい…


そんな風に思っちゃったよ。

人生を思うのはタンゴだからか、ピアソラだからか…


芸文センターは久しぶりだったけど、演奏会も5か月ぶり。

素敵な音楽は、心が自由に柔らかくなる。この時間が大好き。

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天保山まつり

ランタンが上がるのを見ました。きれい☆

翌日は、和太鼓・尺八・三味線等の演奏。イケイケノリノリでチョー楽し♪








大胯びらき / ジャン コクトー

積読34年間の文庫本を読みました。

福武書店 1989年第1刷発行。1990年第3刷発行

ジャン・コクトー 大胯びらき (澁澤龍彦 訳)

今や 福武文庫 という名前も懐かしい。

20代の頃はコクトーとか澁澤龍彦がカッコいいと思ってた記憶があります。

澁澤龍彦の本は、京都三条のVOXビルの本屋さんで買ったんじゃなかろうか…


小説の最後「それを避けることができる」という言葉に感化された主人公。直後に、クビになったばかりの人が楽しそうにしているのを見て戸惑う主人公。

人生って世の中って大変だし、よく分からないし、ああもうっ…て。

お気に入りの言葉「後から来る者のおかげで、先んずる人間になるだろう」


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海上自衛隊の潜水艦「はくげい」に乗艦!(甲板だけだけど)

2018年建造開始、2022年進水、2023年就役。全身真っ黒!これが潜水艦かあー!

先頭に旭日旗、船尾に日の丸。カッコいい!

テレビでは甲板に人が立ってるの「落ちそう…」って思ってたけど、思った通り落ちそうでちょっと緊張…

甲板から船内に入る丸い小さな穴を除くと…これも落ちそう、高い、コワい…

案内の隊員さんたちは、サービス精神たっぷりで、艦長さんは写真撮影に引っ張りだこでした。

"乗艦記念"に御朱印をもらったよ。なんで御朱印なんやろ??


一番下の写真は消防船の放水ショー。初めて見た! 



2024年11月6日水曜日

TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション / 大阪中之島美術館 

 一日にふたつの展覧会は疲れるかなあと思ったけど、せっかくの有休。平日で人も少ないからと、観てきました。

行ってよかった。

前の展覧会は芸術家の感情にやられちゃって、ちょっとしんどくなってた心が軽くなったよ。

まずは、入り口二つ目にかかっていた "ロベール・ドローネーの《鏡台の前の裸婦(読書する女性)》"

カラフルな色と女の人のまーるいお尻、背景の丸がなんか可愛くて優しい。


動物も虫も好きじゃないんだど、今日は違った。

蝶々に見惚れた。

アンドレ・ボーシャン《果物棚》

三岸好太郎《雲の上を飛ぶ蝶》


楽しかった。でも、どうして女の人がいないんだろう??

ラウル・デュフィ《電気の精》


こういうの大好き!

黒と茶色だと思ってたのが "ボトルグリーンと深い赤" だと知ったら見方が変わってより気に入っちゃったというワタシ…

マークロスコ《ボトルグリーンと深い赤》

辰野登美子《UNTITLED 95-9》

セルジュ・ポリアコフ《抽象のコンポジション》

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牛乳石鹼のブックカバー。キャンペーンをやってると知って、京都の丸善でもらいました。

石鹸の香りの栞がいい感じ♪


で、丸善がBALにあるっていうのにどうしても慣れない。私の時計が20年も止まってるからなんだけど。

丸善はBALの南にあったやん…って。


塩田千春 つながる私 / 大阪中之島美術館 

平日に時間が取れたので、大人気と噂の展覧かいに行ってきました。

平日割引もあり、人もそれほど多くなくてゆっくり回ったよ。

そしたら、芸術家の重たい感情にやられてなんか気持ちがズーン…


白いロープが張り巡らされた空間は幻想的で好きだったよ。


で、このごろ "赤色" がちょっと苦手かも。

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コットンボールとケイトウを飾りました。

ケイトウはグングン水揚げする。なんてワイルド。

ワイルドさって葉っぱに現れるのかなあ?






2024年11月3日日曜日

京都迎賓館

"文化の日"(明治天皇誕生日)に行ってきました。

和風建築というのは、ホントに静か。たたずまいが清潔。直線が美しい。


書や置物はあったけど、絵は飾られていなかった。それもなんだか静か。

壁一面の画は織物。見事。豪華だけど、これも静か。部屋自体が静かなたたずまいだからじゃないかなあ。


私も凛とした人でありたい。

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百萬遍知恩寺の古本まつりに行ってきました。

古本市はだいたい年配の男性が多いんだけど、ここは学校の近くだからか若い男女がたくさん。


買おうかどうしようか迷って、一旦戻した文庫本。

「買おう!」って思ったときには、他の人が手にとってなんだか思案中。

(戻せ戻せ…)って念じたけど、残念無念、手には入らず。

いつか読めるかな? 塩野七生さんの"イタリア・ルネサンス"