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2018年11月1日木曜日

神田寛明の、アニバーサリー~フランス&イタリア~

ドルチェアーティストサロン
プログラム最初の曲はオペラの曲なんですって。
そしてプログラム最後の曲もとても物語チックな曲。
どちらもお芝居の一幕全部を聴いてるようですごく楽しい!
きれいな歌があったりコロコロ転がったり飛び跳ねたり。
けっこう長い曲を飽きることなくピアノと二人で歌劇の世界に連れて行ってくれるなんて、なんて素晴らしい!
一流のオケマンはこんなことが出来るんだと大感動。

始まる前には、楽器を持たずに舞台に出てきて曲の解説をしてくれました。
おしゃべりは好きでお得意らしいとプログラムに書いてあった通り、これも"一流のプロ"のおしゃべりだわあと楽しく聞きました。
ちゃんと準備をしていて丁寧で楽しい。
そんなおしゃべりもプログラムの前だけで、あとは曲間はもちろん、アンコールが終わっても一言も発することなく音楽の余韻を味わせてくれました。

スーツ姿も上品で管楽器でもこういう人がいはるんやなあと、なんか嬉しい。
客席は落ち着いた女性が多くてフルーティストはこういう感じなのかと。
トロンボーンとホルンは紳士が多かったなあ。
楽器ごとの奏者の性格をアレコレ言うことがあるけど、こういうところでそれを実感。
サックスは…性別年齢問わずなんていうか…ガラッパチだワ…

もとい、オペラ風の2曲以外、大好きな"牧神の午後"はやっぱり大好きだと思ったし、現代曲の響きは胸に迫って心臓がグーッてなったよ。これぞ大好きな現代曲の感覚。

この頃はたくさんの演奏会に行かなくなったけど、こんな時間を過ごすとまた他の演奏会にも行こうって気になるワ。

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11月になってクールビズ終了。
職場のたくさんのダークスーツはすごい威圧感。
春夏とネクタイも無しでやってたんだから、結局もういらないんじゃない?って思うんだけど。