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2017年10月10日火曜日

大阪国際音楽コンクール グランドファイナル=ガラコンサート

高槻現代劇場大ホール

今年はずいぶん感じが違う。

会場が違う。
いつもの中ホールはバレエの発表会をやってました。
間違えちゃったよ。

お客さんが違う。
大ホールになったのに客席はずいぶん埋まってる。
中ホールでもガラガラだった数年前とは大違い。
外国の人たちもたくさん。

出演者が少ない!
各部門1位該当者なしがいっぱい…
調べてみると2、3位がないのもチラホラ…
どうしたことでしょう…
審査員が変わったのか、個性的な演奏が多くて審査が割れたのか、それとも…ムム…

チビッ子がいっぱい!
小学校低・中学年がいっぱい。
大学生と大人は3人ほど。なんだこれ。

7,8歳の子が無表情で超絶技巧を駆使して高速演奏する姿はボーカロイドかと思ったよ。

審査員の演奏がない。
その代わりに "1位じゃなかったけど良かった人たち" 4組の演奏を聴けました。
これが良かった!素敵だった!

演奏の審査ってホントにもう・・・

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「お示しをさせて頂いております」「きちんと言わさせて頂く」
選挙が始まって政治家がたくさんテレビに出たはる。

堂々とした姿勢、強い目力、断固とした声色。
なのに言葉はへりくだってくだって…へりくだり方が力強過ぎてドリルで地面に穴があきそう。
強いのか弱いのかいろいろチャンプル。

"示す" っていう言葉…
"示す" 人は祖父母、両親、先生、神さま。
で、神さま以外は、自ら "示す" って言わない。
受け取ったこちらが"示してもらった"って感謝する。
"お示し" って "お" をつけるのは神さまの時ぐらいでいいんじゃないかな。
"示し"てくれたっていうことで敬意を含んでる。
神さまには"お"を付けることで超特別感を表す。

"言う" の謙譲語は "申し上げる"。
「言わせて頂く」でも「言わさせて頂く」でもない。
ふた昔前は、入社試験やら秘書検定やらマナー研修でこんな設問があった気がするんだけど。

"させて頂く" って言うときは、腰を曲げて揉み手しながらヘラヘラ笑いをするぐらいの姿勢が似合うんじゃないかな。
力強く断言する言葉じゃない。
…あ、でも "堂々とした姿勢、強い目力、断固とした声色" でホントに強い言葉を使ったら違う嫌悪感を生んでしまうのかな?
んー、難しい。

で、ワタシもテンション上がって言葉数が多くなると、普段は「ヘンな言葉」って思ってる言葉を口走ったりしてる。
あーあ…