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2024年2月28日水曜日

えんぴつで菜根譚

えんぴつシリーズ4冊目

コロナ前に、街や旅行先(国内)に溢れていた中国からの観光客にげんなりしていたので中国のものは避けていたんだけど、買ってみたら、あら素敵な言葉!


菜根譚の意味

野菜の根は非常に硬いが、それをかみしめるように、苦しい境遇に耐えることができれば、人は多くのことを成し遂げることができる


お気に入りの言葉二つ

「人能心和氣、色婉言、母兄弟間、形骸兩釋、氣流、於息觀心萬倍矣」

訳:人の心が誠で気が和らぎ、おだやかな顔つきでやさしい言葉を使い、そして父母兄弟の間がまるで体がとけあうように気持ちが互いに通じ合えば、正座をして息を整え、座禅して念を凝らすことよりも数万倍の効果があろう。


「信人者、人未必尽誠、己則独誠矣。疑人者、人未必皆詐,己則先詐矣」

訳:人を信用するものは、相手がすべて誠実であるとは限らないが、少なくとも自分だけは誠実であるといえる。逆に、人を疑ってかかる者は、相手がすべて偽りに満ちているとは限らないが、すでに自分は心を疑っていることになる。

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2月末の生菓子。

写真上から "めばえ" "雪"。眼福。口福。

"めばえ" 形がおもしろい。

"雪" 写真ではわかりずらいけど、とっても繊細な模様と形。