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2019年3月29日金曜日

三銃士(Les Trois Mousquetaires)



アレクサンドル・デュマ・ペール

子どもの時に読まなかった本のひとつ。
少し前に終わった海外ドラマが好きだったので本屋さんへ。
岩波文庫のほかにもう一社からも出ているけど、どちらも半世紀近く前の初版。
「お殿様」なんて言葉も出てきたりしてずいぶん古い言い回しがいっぱい。
子どもの頃に両親や祖父母、叔父さんの本棚にあった本を思い出したヨ。
ああ、なんて懐かしい!
久しぶりの文体に最初は違和感があったけど、物語の面白さにすぐに気にならなくなった。
こういう書き方のおかげで子どもっぽくならずに大人でも楽めるっていうのもあるかも。

でも、こんな版しかないっていうことは今の子どもはこの物語を読まないってことなんだろうなあ。
世界の名作なのに!・・・まあ私も読んでなかったけど。

ドラマでも見惚れたけど、文章の中のダルタニャンのカッコいいこと!
いや、アトスも!
そして稀代の美悪女ミレディ。
わたしさあこういう人知ってる。読めば読むほどある女性のことを思い浮かべたよ。

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隣国の軍事費がものすごい事になってるらしい。
テレビでは彼の国の評論家(?)が「成長過程にある国では当然のこと。何ら問題ない」って発言。
いやいや、数十年前に日本国会で 毎年予算成立の時期になると近隣諸国がやんややんや言ってるっていうのが毎日のように新聞の一面になってたの覚えてるヨ!
ワタシは小学生だったけどドギツイ見出しを覚えてる。