大阪ガスビル1階ロビー。
大阪フィルハーモニー交響楽団メンバーの演奏。
3人とも男性なのって珍しい気がする。
なんだけど、お客さんが多くて演奏者はまったく見えず・・・
人の背中を見ててもしょうがないのでロビーにあるカフェの窓際に座って、外を見ながら聴きました。
夕方6時。
演奏が始まったころは明るかったのにどんどん暗くなって、車のライトが灯りだす美しい時間帯のオフィス街。
ふだんお店ではCDなんかの録音された音楽が流れてるけど、生のクラシック音楽があるってなんて素敵!
"きしみ" とか"ひずみ" っていう言葉は良くない表現で適切じゃないかもしれないけど、弦楽器特有の "そういう" 音ってナマの演奏だからこそあるものだなあって。
"きしみ"のような音、"ひずみ" のような間(マ)。
ああいうのってなんて表現するんだろう?
"きしみ" "ひずみ"って言うとワルイみたいだし・・・
私の知ってる言葉の中にはうまく表現できるものがありません・・・残念・・・
演奏会に行くとだいたいマジメに聴いてるんだけど、ぼんやり外を眺めながらの今日の時間は思いのほか穏やか。
おかげで 、ベートーベン 弦楽三重奏曲 第二番は私にとって、夕方のオフィス街にぴったりな曲っていうイメージになりました。