フェニックスホール。
ずっと聴き続けてる田端さんのリサイタル、今年も行ってきました。
1曲目は修道女みたいにベールを被って登場。
あー、やっぱりこの人のリサイタルは企画がいいなあと。
無伴奏で孤独な雰囲気に感じ入りました。
譜面台がなければより一層の孤独感に泣いちゃったかも。
圧巻はクレストン。
集中と気迫をビシビシと感じました。
演奏するのってここまですごい精神力を使うものなのかと。
タイヘンなコトです。音楽家ってすごい。
トランペットとピアノとのトリオは・・・
トランペットとサックスのユニゾンは面白い響きでいいなあって思ったんだけど、ユニゾン以外はどうなんだろう・・・
音色の違いが面白いっていうよりバラバラな感じ・・・んー・・・
でもやっぱり、田端さんのリサイタルは面白い!
行って良かった!
プログラムや演奏会全体の雰囲気に趣向を凝らしていて、これがいい!
おしゃべりが少ないのもワタシ好み。
来年も行きたいって思う演奏会です。
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今回行ったのは、サックスのオリジナル曲を聴いてみようって思ったから。
田端さん、大好きなんだけど行きたいコンサート全部行ってたらお金がいくらあっても足りないし、もういいかなって思ってたんだけど、プログラムを知って「やっぱり行こう!」って。
ワタシ、サックスの曲って全然知らないんです。
っていうか、何回聴いてもようわからん。
聴いたことある筈の曲でも、なんだかいっつも初めて聴くように思えて・・・
たぶん覚えられないんだと思います。
やったコトないからかなとも思うんだけど、サックス以外の曲はやったコトなくてもそんな風には思わないし・・・
練習でも、好きな曲しかやりたくないって思ってたんだけど、この頃はサックスの曲もちゃんと知ってみたいなあ、好きになってみたいなあって思うようになって。
で、結果・・・
これが(アルト)サックスの音なのかと。まあ田端さんの音でもあるんだろうけど。
ワタシはサックスのコンチェルト曲ってやったことないし、これからも練習すらしない気がするんだけど、もしやるなら?って考えました。
ああいう曲をどういう音でやったらいいのかわからない・・・
ワタシ、ほんとにサックス好きなのかな・・・
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まあでも、コンサートはホント良かったです。
田端さんのことはますます好きになりました。
来年もたぶん行くよ☆