このブログを検索

2020年1月13日月曜日

Bridge of Spies

邦題:ブリッジ・オブ・スパイ

ソ連のスパイ役のマーク・ライランスがいい。
トム・ハンクスの台詞がどれもいい。

敵国のスパイを弁護するためにナショナリズムより人道的見地に立った弁護士(同時にナショナリズムに貢献する考えでもあるけれど)。
捕虜になって拷問を受けても口を噤み続けたナショナリストのアメリカ人スパイ。
逮捕後、味方になれば自由を与えると言われても拒んだロシア人スパイ。彼もナショナリスト…いや、パトリオット?いや、彼の職人的風貌立ち居振る舞いを見ると高邁な職業的義務感を持った人とも…。

きっと各々にナショナリストであり、パトリオットであり、プロの職業人だということなんでしょう。
素晴らしい…映画だから…外国のことだから…過去のことだから…。

翻って現在の日本、今のワタシ。
しょっちゅう揉める隣国の人々に対し彼らのナショナリズム、パトリオシズムを理解し尊重できるかというと…理解はするけど尊重の方は…自信がない。
せっかくいい映画がいい教訓を教えてくれてるというのに…

*********************

不調が続いたのでその解消になるかと思って大好きなコーヒーを飲まなくなって2年ほど…かな。
1日に4,5杯飲んでいたのを思い立ってパッタリ辞めた。
2年の間に飲んだのは2,3杯かな。
紅茶も飲まず、日本茶もカフェインレスで。
今となっては当時の不調は貧血だったんじゃないかと思うんだけど、カフェインを摂らなくなったことによる変化はあったのかな?
まったく不明。

そして数日前からいきなりのコーヒー再開。
場所はお正月明け初日の職場。
打合せ場所の席につこうとしたら、先に来ていた初顔合わせの打合せ相手がコーヒーを淹れてくれた。
2年3か月ぶりのブラックコーヒーの美味しかったこと。
人に淹れてもらったっていうのもあると思う。
コーヒーを淹れてくれた人からの「良い話し合いをしましょう」っていう空気も伝わってきた気がした。
ああ、コーヒーってこういうものなんだなあ。
こういう空気と一緒にいい気分で飲むものなんだなあって思ったよ。

それから一日一杯だけ飲んでる。淹れるのは自分でだけど。
前向きな優しさを感じるために。
こうなるための2年3か月のカフェイン絶ちだったのかしらネ。

以前はめんどくさくてついインスタントだったりもしたけど、それはやめよう、とも思ったよ。