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2015年11月23日月曜日

夏の朝の成層圏

なんて魅力的なタイトルなんでしょう!

黒いはずだけど青い気がして。
冷たいのに暑そうで。
空虚なのに素晴らしいところのようで。
死しかないのに、死すらないかもしれないのに、行って肌に感じてみたいと思う。
夏、朝、成層圏、タイトルのどの言葉も青くて爽やかで魅力的。

池澤夏樹って初めて読んだ。
20代の頃、たくさん読んだ片岡義男を思い出したよ。
そこにある物への主観と客観両方の描写なんかが。
片岡義男よりずっとあっさりしてるけど。

片岡義男の本は古本市でしか見かけなくなってきた気がするけど、池澤夏樹はいっぱい売ってるからまた読んでみよう!