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2015年10月19日月曜日

青年は荒野を目指す

五木寛之、35歳のときの作品。
読みはじめは、自分自身の二十歳の頃の感性が残ってたから書けたのかって思ってたけど、途中から主人公の心は年齢には関係なく普遍的なもののような気がして。

年老いた人の「人生は何度でも新しくなる」っていう言葉が腑に落ちる。
希望が持てるね。

で、悪ーい人でもきれいな音楽をするっていうのはどんな人でもきれいなものを持ってるっていう事じゃないかなあ。
持ってなくても、知ってるとか。
ちがうかな。どうかな。