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2015年4月21日火曜日

伊勢神宮

伊勢神宮の祭神アマテラスオオミカミとは・・・っていうところから始まる本でした。

漠然と「神話」って思ってたけど、要は「民話」なんだよね。
「民話」の定義はわからないけど・・・
「民話」っていうには昔すぎる古代からのことだと「神話」になるのか・・・?

そう考えると、ファンタジーに真剣・真摯に向き合ってる日本の皇室・・・税金も使って。
で、わたしもマジメにホンキでお参り。
でもどの宗教も一緒だよね。
2000年以上前の民話が元。
で、みんなそういう民話に事実と空想と、強い願いとうっすらとした希望と、楽しい夢と知恵と教訓をこめたんでしょう。
その時々で都合よく創り変えたりしながら。

宗教って自然や人知を超えたものに対する畏怖っていうのもあるだろうけど、いにしえから伝わってきたものにはその時間の分の人間の思いに畏怖を感じるっていうのもあるかも・・・

本の後半、第二次大戦後GHQ占領下でのくだりはちょっとつらい・・・

2015年4月17日金曜日

魔女の秘密展

大阪文化館・天保山。

いちばーん最初にこの展覧会のことを知ったときは “魔女” っていう言葉をロマンチックにイメージして楽しみにしてた。
でも、いろんなコマーシャルを見るようになって「なんかようすが違うぞ」って。

まあでも近所だし、招待券ももらったので行ってきました。
想像通り。
これは人権問題を扱ったもの。

戦争とか暴力とか差別とか…こういうのの展示を見るたび思うんだけど、これは見せる必要があるのかと…
歴史は知らなきゃいけないし、いろんな側面から見て考えなきゃいけないけど例えばこの展覧会でいうと、魔女裁判で使われた拷問道具や、尋問の様子をテレビドラマ風に仕立てた映像。
こういうのはほんと、ただただ嫌悪感。



10分程で会場を出て来ちゃったよ。
ミュージアムショップでは、ルーンの暦と星占い系の本が置いてあっていつもだったら興味をそそられるラインナップだったんだけどなんだかその気になれずチラっと見ておしまい。
お店だけ明日にでも、もっかい行ってみようかな。
レストランでは鏡リュウジ監修の不思議なパスタがあるみたいだし!

とりあえず、この展覧会は、“魔女の秘密展”って想像をかきたてられるタイトルの付け方がうまいってことで。

2015年4月11日土曜日

Babettes gæstebud

邦題:バベットの晩餐会
テレビの録画。

暗い空と荒々しい風と小さな家々の集落が出てきた最初シーンから惹きつけられた。
年を取って短気になって批判ばっかりするするようになった人たちが、美味しいお料理を食べて柔らかく楽しくなっていくシーンで、そうだよねそうだよねって感じ。
私と私の周りで起こってる高齢化の状況とおんなじで共感。
最後のシーン、ずいぶん思い切ってお金使ったなあって思ってたら「芸術家は貧しくない」って胸をはって言う台詞。
ドッキリ。
続けての台詞は「最善を尽くす機会がほしい」
あー、ハレルヤ。

大阪フィルハーモニー交響楽団 第487回定期演奏会

フェスティバルホール。
上手の2階席。

懸賞で当たるか、大きなイベントなんかで格安チケットがある時しか行く機会のないオーケストラの演奏会。
うれしいことに、チケットを譲っていただきました。

1曲目、どんなんだろうって楽しみにしてた、たくさんの和太鼓と一緒の現代曲。

ものすごい緊張感!
微かな弱音から長ーい長いクレッシェンドで最大級の音へ。
怖かった!
久しぶりに音楽聴いて怖いと思った!
緊張感で身体がこわばって心臓もフリーズしてるような気分。
そうしたら次は、涙が滲んできて・・・がまんできなくて目から溢れ出てきて嗚咽も漏れそう。
肩まで震えてきた。
・・・と思ったらまた、緊張感で私の全てがフリーズ。
ふー。

2曲目は打って変わって聴きやすいメロディ。
わたしリラックス。
指揮者も演奏者もリラックス。
たぶん客席全体リラックス。
指揮の井上さんはお尻フリフリ。

3曲目、1曲目で感情揺さぶられ過ぎて疲れが出てきたのか・・・
熟睡・・・あー、気持ちよかった。






フェスティバルホールが新しくなってもう2年ほどになるけど、中に入ったのは初めてでした。
新しいホールはなにもかもいいねえ。
演奏会が始まって指揮者登場の時のお客さんの拍手の音が心地よく会場を包んでるみたいに聴こえて、この時点ですでに感じ入ったよ。

指揮の井上さんはもう68歳だって。
でも若い!
舞台への出入りが颯爽としてたよ。
お茶目なんだろうなあっていうのと、相当変わった人なんだろうなあっていうのがヒシヒシ。

室内楽を聴くことが多いから、久しぶりのオーケストラと素敵なホールを堪能して、そして心臓と身体を激しく揺さぶられた時間でした。







2015年4月9日木曜日

Some Like It Hot

邦題:お熱いのがお好き
テレビの録画

有名な映画だけど初めて観た。
マリリン・モンローとサックス吹きの映画やったんや!
うひゃー、知らんかった!
かわいいかわいいマリリンちゃんが「メロメロになっちゃう」って言ってた テナーサックスで吹いてる “My Melancholy Baby” を youtube で探したけどいいのが見つからへんかった・・・
わたしもメロメロになってみたい。
で、この映画のマリリン・モンロー、ものすごく美人でかわいい!
実物で会いたかった!
日本語吹き替えだったのが残念!

2015年4月5日日曜日

陰陽道の知恵

漢方も鍼灸も陰陽道が元になってるとか。
ふむふむ。

他は知ってることが多かったけど、知っててもふだん意識してないと忘れちゃうから時々はこういうのを読んで知識を定着させないとね。

ところで・・・
天皇陛下がしはるいろんな宮中祭祀は旧暦だそう。
でも、お正月の神事は新暦の元旦みたいだ・・・なんでやろ??

そして今日4月5日は清明。
万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり
ス・テ・キ!





Out of Rosenheim

邦題:バグダッド・カフェ
テレビの録画で。

いろんな映画を観続けてると、こういうものに出会えるのねー!
この映画大好き!

「パリ、テキサス」っていう映画が大好きなんだけど、アメリカのあのへん大好き。
砂漠…というか土漠…。

ストーリーや俳優さんたちも素敵だけど、空とか地面の様子とか風とか。

好きな映画・・・
パリ、テキサス/アデルの恋の物語/
雲の中で散歩/トスカーナの休日

この中に「バグダッド・カフェ」も入れちゃう!

Mrs. Palfrey at the Claremont

邦題:クレアモントホテル
テレビの録画。

26歳の男のひとが、レストランの状況を「喜劇の舞台みたいだ」って言う台詞があったけど、年取ったひとたちってほんとそんな感じ。
あれはなんなんやろねえ。
忘れっぽくなったり、うっかりすることが多くなっても悲しんだりイライラしないで、「あー、年を取った」って笑い飛ばせれば幸せだね。
本人もまわりも。

前は、イギリス英語ってうまく聴きとれなくて苦手だったけど、この映画ではそれほどでもなかった。
なんか違うのかな?
お年寄りがしゃべったはるから??