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2019年5月15日水曜日

Henry Eccles, Sonata in G Minor,エックレス ソナタト短調


かれこれ1年近くやりました。
そんな大曲ではないけど、私にとって大事な経験になったかも。
それにいい曲だし。いい曲はいつまでたっても飽きない。

7か月目にあった3回目の本番で終わりにしようと思っていたんだけど、とても終わりにできるような演奏にならなくて、3か月延長して発表会でもやることに。

発表会の2か月ほど前に別の先生のレッスンも受けました。
そこでもらった「ダブルタンギングをしてみたら?」という提案にのって挑戦。
そのお稽古ではそれほど詳しくダブルタンギングのやり方を聞かなかったから、インターネットで調べながら練習開始。
ゆっくりゆっくりから始めたものの出来てるとは思えずあきらめそうになりながら1か月。
いつもの先生に見てもらったらなんと「出来てる」って!
え!?そうなの!?
ダブルタンギングって、自分に聞こえる音と人が聞いてる音が違うの?

よくわからないままやっているうちになかなかテンポが上がらずボテボテしてた第四楽章も、いつのまにかテンポアップ。
それに全然疲れない。
曲が短くなったみたいに感じられる。あっという間に終わるから!

苦労の第四楽章がうまくいきだすと、緩徐楽章を見直す余裕ができました。
ああ、楽しい!

そのころ起こったノートルダム寺院の火災。
思い入れがある建物ではないけど、ニュースで見るフランスの人たちの悲しみに胸がしめつけられた。
奇しくも、第一楽章の私のイメージは大聖堂で祈る人々の様子。
練習中でも吹いていると胸がいっぱいになりました。

この曲ではサロンで2回、教会で1回、発表会で1回と計4回の本番でした。
最後の本番の発表会では第二楽章で楽譜2行分くらい飛ばしちゃって・・・
驚きの大事故だけど、最後の二か月間の練習はとても充実して満足いくものだったので楽譜が飛んだことなんて ヘの河童 。
満足して次の曲にうつります。

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母の日のケーキ屋さんは色とりどり!
色取りの可愛らしさは1年のうちで一番かも、って思ったよ。