このブログを検索

2019年11月9日土曜日

Le Rayon Vert

邦題:緑の光線

なんとも面倒くさい主人公の女の子。
世の中みんなが楽しく過ごしている時に感じる孤独や疎外感、不甲斐なさに不幸せ感・・・
こんな感情の経験者はたくさんいるだろうけど、我慢しきれず人前で泣いてしまうというのはある意味、天真爛漫な幸せの素質を持っているっていうことじゃないだろうか・・・などと。

不本意ながらも態度に出すことによって助けを得られる。
それができない人は、いつのまにか自分の感情に蓋をしてしまって、もしくは慣れてしまって孤独のままに生きることになるんだよ・・・たぶん・・・きっと。
まあこれが 腹を括って生きる ってことじゃないの…なんて・・・

てっきり女性監督の作品かと思ったら男の人だった。
66歳の男性の脚本/監督だそう。
男女年齢問わず、いつまで経ってもある感情なんだね、きっと。

そして 緑の光線 。
いつか私も見てみたいな。楽しみがひとつ増えて嬉しいな。

++++++++++++++++

キムタクのドラマが面白い。
料理人役の鈴木京香の台詞
「私は才能がないんだと思っていたけど、彼らを見ていて違うとわかった。彼らの熱意とこだわりに比べると自分は・・・」
こんなような意味の台詞。

心にささったよ。

この前、楽器のお稽古中に先生が
「どこまでこだわるか、どれだけ繊細に考えるか。あなた次第です。考えてください」
って。
その前のお稽古で言われたことを注意して練習したつもりだったんだけど、先生の前で吹くと
「もっと!もっと!!」って。

家に帰って "もっともっと" をやったら途端に音が変わったの。
でも、こんなんじゃなくて  "もっともっと" なんだよ。
そう、 "もっともっと もっともっと" !