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2018年7月11日水曜日

The Imitation Game


邦題:イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

実話なんだって。
まだまだ知らない歴史がいっぱいだわ。
そしてこの主人公にこの人ピッタリだわって思える役者さん。

最後のテロップにちょっとビックリ。
イギリスでは1967年まで同性愛が犯罪だったって。
思えばアメリカも1965年までジム・クロウ法があった。 
ついこの前やん。
LGBTなんてつくられた言葉はあるけど今はほとんど差別はないんじゃないかな。
それに比べると肌色の違いや人種の違いによる偏見・感情は今もあると思う。
戦争/犯罪に結びついているっていうことかしら?
連想ゲームでアパルトヘイトという言葉を思い出した。
まだアパルトヘイトが実施されてた頃、アメリカで出会ったものすごく背が高くて色の白い金髪女性。
バックパッカー同士の気軽さで「どこから来たの?」って声をかけたら「南アフリカ」って。
たぶんそれが初めて出会った南アフリカの人だったんじゃなかったかな。
国を聞いておおいにとまどったけどそれを押し隠して話しを続けた。
でも彼女の愛想のない態度で二言三言でサヨナラ。
彼女が不機嫌そうな顔をしていたのは、たまたまなのかいつもなのか。
私が"名誉白人"日本人だからなのか、それとも最初の私のとまどいに気がついたからなのか…

出会った詳しい場所や状況はぜんぜん憶えてないけど、背の高い彼女の白いTシャツとジーパン姿、真っ青な空と歩いた緑の芝生とその時の自分の感情だけはしっかり憶えてる。
国の名前を聞いて咄嗟にアパルトヘイトという言葉が浮かんだこと。
でも全員が差別主義者ってワケじゃないだろうって思ったこと。
でも、もしそうだったらって思ったこと。
そんな風に思うワタシも立派な差別主義者だわって慄いたこと。

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6月中旬に演奏で行った神戸の布引ハーブ園。
2回目だけど、以前は演奏しただけでなんにも見なかったから今度こそはと思ってお散歩してきました。
音楽ホールに入れるのは午後からだったので、朝7時からスタジオで音出ししてからロープウェイへ。
ハーブは夏至のころがピークなんですって。朝からなかなかの人出。
一緒に出演する友人と山の中腹までぷらりぷらりと歩きました。
中ほどにある建物やカフェもいい感じ。
もっともっと堪能したかったし、下まで歩いてみたかったけど時間もないしあんまり疲れると午後の演奏
に影響しそうで断念。
本番が終わったあとはオープンカフェでみんなでビール。
日差しは強いけど風が気持ちいい!
最後は母と二人でテラスのあたりを長い時間かけてぶらぶら。
暮れていく山を見ながら軽い夕食を取りました。
外国人観光客もいはったけど他の観光地と比べたら人も少なくてロマンティックな所でした。
また行きたいなあ。
今度は下まで歩きたい!