このブログを検索

2015年2月22日日曜日

京都市立芸術大学 第148回定期演奏会 大学院オペラ公演

愛の妙薬&カプレーティ家とモンテッキ家より 第3幕
京都市立芸術大学 講堂。


「愛の妙薬」は若い人たちがやるのがいいね!
ベテランのプロの巧さはないかもしれないけど、愛と妙薬にはそういうのより等身大の彼らの若さが似合う!
今日はベルコーレ軍曹役の学生さんがなんと残念なことに病欠・・・先生が代役でした。
やっぱり先生はひと味もふた味も違うんだけど、迫力ある先生との対比がいいように作用してネモリーノ役の朴訥さというか、ちょっと情けない感じがぐっと引き立ってもう私は完全にネモリーノを応援しちゃいました。
ネモリーノの頼りなさは、演技なのか演者の元々のキャラクターなのかわからないくらいピッタリ!
実際にこんな男の人がいたら「ほんとにもう!」って感じなんだけど舞台で見てるとなんだか大好きになっちゃったよ。

アディーナ役は3人が交代だったんだけど3人とも素敵。
ドゥルカマーラもジャンネッタ役の人たちも皆さんとても面白く楽しく観ました。

公立の学校らしく手作り感満載でこの学校の公演は本当に好感が持てます。
オーケストラも良かった。
難点は交通が不便なことだ!