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2015年9月7日月曜日

マグリット展

京都市美術館
最初の部屋の絵は、力強くてのびやかな線。
ずっと見てても飽きない線。
絵のアイデアも、心の中に湧いたことをストレートに描いた感じ。
その思いも瑞々しい。

次の部屋、次の部屋・・・年代が進むとなんだかおもしろくない・・・
もしかしてしんどい?苦労してる?
考えるのも描くのもムリヤリ??

次の部屋、次の部屋・・・年代が進むとなんだかおもしろくない・・・
もしかしてしんどい?苦労してる?
考えるのも描くのもムリヤリ??
絵の横の哲学的な説明が空々しい。無理やりな感じ。
翻訳のせいかとも思ったけど、絵もおもしろくない。

最後の方の部屋の入り口に「50代を過ぎてから30年代のやり方に戻った・・・」っていう説明書き。
30年代っていうのは、彼が30代の頃のこと。30代前半かな?

“30年代のやり方”っていうのを私がイマイチわかってないのが残念だけど、面白さが戻ってきたのはわかる!
不思議な世界観もムリヤリな感じはしない。

もしかして40代っていうのはツラい年代なのか??
でもその先は楽なんだね。よかった。
30代に頑張って40代に試行錯誤したひと限定な気もするけど。
で、50代で光明が見えたら人生間違ってなかったって思えるかもね。
その先も楽しそう。

全体通して、おんなの人の身体はきれいだなあって。
あの曲線はほんとにきれいで魅力的。
私もおんななんだけどなあ。あんな風にきれいな曲線を持ってるのかなあ?
おんなでも、全員がきれいとは限らないかなあ?
年齢も制限されるのかなあ?
どんな年齢でも、どんな体型でもおんなの人はきれいだよって証明してるものないかな。

マグリット、大体知ってるつもりでいたけど、初めて観たのもあって盛りだくさん。


*下の写真は最近のテレビニュースから。
色合いに「おおっ」って思って。
最初の一瞬はカラフルさがキレイに見えた気がしたんだけど、よく見るとキッチュとはこのことかじゃないかと。
どこかの国の、ゴミ捨て場と化してる川の映像を見たことがあってそれを思い出したよ。
・・・揶揄するつもりはない・・・