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2015年3月19日木曜日

陰翳礼讃

昭和1桁台に書かれたままの旧仮名づかいなのかも。
たぶんこういう意味なんだろうなあと思いながらも、インターネットで調べながら読みました。

子供のころ、家に昭和30、40年代発行の本がたくさんあって、やっぱり旧仮名づかいや難しい言い回しがたくさんあったんだけど、ふり仮名や注釈がついていた記憶がある。
だから小学生でも読めたんだけど、この本はふり仮名なし!
ふだん使いの漢字じゃないとはいえ、せっせと調べながら読みました。
調べてもすぐに忘れていくんだけどね…

書いてある内容は・・・おじいちゃんの独り言だ・・・
もうちょっと若い時に読んでたら風流な考え方だと思ったかもだけど・・・
両親が年老いていくのを淋しく感じたり、年上のひとたちが年を重ねていくことについて話したりしているのを柔らかい気持ちで共感するようになったいまは、この本の内容も、おじいちゃんのお喋べりに思えるよ。
なーんか不思議。

で、気になった箇所。
この本の前に読んだ「私の名は赤」でもあったんだけど「芸術家は個性を出さないことを良しとした時代があった」っていうやつ。
「美と普遍」
じっくりぼんやり考えてみましょ。