このブログを検索

2023年11月12日日曜日

時忘舎(旧竹中精麦所)

2023年京都モダン建築祭

こんな所にこんな建物があったなんて。


オーナーさんがいろんな話をしてくれました。

戦前の様子からこの辺りがきれいになる10年ほど前のこと。

建物を直す際のこだわりなどなど。


昔の物は梁や柱だけ、とのことだったけど、テーブル、椅子、ガラス、お庭の様子等々こだわりが感じられてとても素敵。

あ、昔の花器もあった。白い百合がよく似合ってた。

柳がお庭にあるのも珍しい。風に揺れているのを部屋の中から眺めるのはなんて素敵。

背の高い柳が3本もありました。


ウチのおじいちゃんの家も残してあったらどんな風にできたかなあと空想が膨らむ。

吹き抜けの土間。大きな梁。中庭の手水鉢。

昔は古くて汚いだけと思っていたけど、同世代だと思われる時忘舎のオーナーさんのお話しを聞いていたら、懐かしさと少しの後悔で涙が滲んちゃったよ。

****************

寒くなってきたのでポトフを作りました。

季節が変わるから作るものが変わるんだけど、作るものが変わると季節が変わったのを実感できる。

ちょっと楽しくなる。

これから作るあれこれを思うのも楽しい気分。