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2016年7月10日日曜日

NIKITA ZIMIN ソロ・コンサート 西本淳&松下洋

Dolce Artists Salon

ロシアの人のサックスを初めて聴きました。
リガチャーはバンブーじゃなかった。
フランス人じゃないからか…いや、国は関係ない…
曲ごとにリードを替えたはりました。
世界中のコンクールで25回も優勝してるそうです。28歳。
1回目のコンクールは何歳だったんでしょう…
1年に何回コンクールに出たんでしょう…

「何でも出来るよ」っていう感じで吹いたはりました。
何でもしたはった。
いろんな事をクルクルパッっていう感じ。
こういう人は40歳、50歳になったらどんな風に吹かはるんでしょう。

集中力がすごいなあとも思ったよ。
25のコンクール制覇はこういう所にもあるんでしょうか。
"集中力"。今、一番気になることです。
楽器を吹くときは、良い集中をしたい。
練習の時も、本番の時も。
良い集中…こうあるべき集中…っていうのがあるんじゃないだろうか…それはどういうものかな…
いや、良いとか悪いとかに関わらず曲を吹いている間は最初から最後まで集中していたい。
私はどうもいろんな事を考えすぎてるような気がするよ。

さてさて、このコンサートではピアノもしっかり聴けました。
この頃、いろんなピアニストと一緒に練習する事が多くていろんな気づきがある。
曲を理解している…というか、楽譜を理解しているっていうのはこういう事かって思う事がある。
今回のコンサートで和音、次の和音そしてまた次の和音と進んで行く時にピアニストのクレバーさが見えた気がした。
見えた気がしたら「あー、そういうことか」って思ったよ。
音楽理論の本に書いてある事を理解したいと思ったよ
ふー。

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コンサートがあった日の午前中にピアノ合わせ。
なかなかいい感じ。いろんな事がうまくいって、新しい試みもうまくいった。
コンサートの翌日…(これを書いてる日)…本番でした。
ああ、どうして練習の時のように出来ないんでしょう…
いろいろあったけど、びっくりしたのはディミニエンドの所をクレシェンドした事。
自然にクレシェンドしました。そうするのが自然な感じで。
録音聴き直してもヘンじゃない。
それがヘンだ。
と、思ったら今テレビでSPEEDの今井絵理子が参議院議員に当選してインタビューに答えてた。
これも相当ヘンだ。いや、失礼。がんばって下さい。