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2019年9月24日火曜日

Woman in Gold

邦題:黄金のアデーレ 名画の帰還

実話だとか・・・
登場人物の女性がみんな凛としてかっこいい。
だけど・・・ナチスに没収された絵をオーストリアに置いておいてもいいって言っていたのに、アメリカに持ってくることになったのは感情のこじれからというのは、観てる私の気持ちとしてはなんとも複雑。
こうなると、正義がなされたというよりオーストリア政府の失策ということのように思える…

そして連想せずにはいられない日韓問題、大英博物館…
ただ不思議なのは、オーストリアの人たちにとって大切な絵だと言ってもせいぜい100年ほど前の物。
歴史ある国にとっては新しすぎると思うんだけど…どうなのかな?
これが中世の物だったら失策なんかしなかったのかな??

ともあれ、なんとなく不気味に思えてあんまり好きじゃなかったクリムトの絵がこのごろ気になる。
特にくすんだ金ピカ具合が。
ちょっと気になる、どころじゃなくていつもあの金箔金色のことが頭にある感じ。
ナンダコレ。

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家に帰っていつもの習慣で点けたテレビで歌っていた小林幸子。
音楽番組じゃなくてバラエティで、おかしな扮装をしてたけどその歌にくぎ付け。
立ち尽くして画面に見入ってるうちに泣けてきた。
テレビでこんなのだったら生のコンサートはどんなんだろう。
こういう人たちの歌を一度でいいから近くで聴いてみたい。
チケット高すぎるよー。ホール大きすぎるよー。