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2014年12月11日木曜日

Enchanted

邦題:魔法にかけられて
テレビの録画。

幸せー。ハッピーるんるん。
頭のなかお花畑のお姫さまも、なぜかワザとらしくなくすんなり心に入ってくる。

ムツカシイこと考えずに会ったばっかりのひとでも好きなら結婚すればいい!
って言うお姫さまに「そっか、そうだよね!」ってインスパイアされたのに、結局はデートを重ねて魅力を分かり合ったひとと結ばれるっていう…
「あれれ?」とは思ったけど、なんだかハッピーだからまあいい(笑)

舞踏会のドレスが思いのほかシンプルだったのにもびっくりしたけど、都会的に洗練されたってこと!?
でも他のシーンのラブリーなドレスは可愛かったなあ。
私も普段からあんなん着ようって思っちゃった。

The Pianist

邦題:戦場のピアニスト
テレビの録画。

10年ほど前に大きく宣伝してたのは知ってる。
タイトルからストーリーも想像ついてるつもりだったんだけど、ピアニストがユダヤ人だったっていうのは知らなかった。

観だしてすぐに後悔。
あー、やだなー、観るのやめようかなー、あー、どうしよー…

子どもの頃に読んだ “アンネの日記”や授業で習った広島・長崎。
世界大戦だけじゃなくて、中国の文化大革命やアフリカの内戦・・・
子ども向けの教材から、本、映画、写真、ありとあらゆるメディアで見聞きした…そういうこと…

今も世界のあちこちで起こってることだし、目を背けちゃいけなとはわかってる。
「もう、知ってる」って思ってる。許されるなら「充分知ってる」って言いたい。
新しく生まれてくる若い人たちは見たり聞いたりすればいいけど、私はもういいや、って。

残酷な話は、比喩じゃなく本当に吐き気がするからこの映画も途中で何度もやめようかと思った。でも止められず結局最後まで。

映画の中で流れた、ベートーベンの月光と、バッハの無伴奏チェロ曲で胸がつまった。
あと、ドイツ将校の前で弾いたショパン。

ふと思った。
主人公を演じてるのはどこの国の俳優さんなんだろう?
調べたら、ポーランド系のお父さまと、同じくユダヤ系のお母さまをもつアメリカ人でした。
やっぱりそうだよね・・・じゃあ、他の俳優さんは?
調べようかとも思ったけど、やめた。
深入りしないでおこう。

こういう私みたいなのを平和ボケっていうのかな。