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2015年10月17日土曜日

大阪国際音楽コンクール2015

審査員のチャリティコンサートとグランドファイナルを兼ねたガラコンサート。
高槻現代劇場中ホール。

今年はちっちゃい子が多かった!
“Age-E”っていうグループがあって、なんだろう?って思ってたらエレメンタリースクールの略だって。
しかも殆どが低学年だったんじゃないかなあ…いやはや…
そして、日本の子どもたちと比べて外国…実は全員韓国の子どもたち…の堂々としてること。
舞台袖から出てくる様子、演奏後の様子は、子どもというより小人みたい。
演奏もとても表情豊か。
自分を子どもだとは思ってないのかも。周りの大人も子ども扱いしてないってことかな?
これはたぶんいい事だ。

子どもが多かったっていうこと以外では、感情的だったっていう印象。
きれいだなあっていうんじゃなくて。
そして、一番独自の世界を繰り広げたピアノの大学生がグランプリでした。
リストの「ダンテを読んで」
あんな曲をあんな長い時間、あんな風に弾けるなんてすごく強い心だなあと。強い精神力、つよい集中力。
そしてあの曲を弾くのは、あの年齢の特権じゃないかと。
10代ではまだ浅い、20代後半ではもう別の世界に行っちゃう。

グランプリの学生が何歳かは知らないけど。
聴いてるわたしにはちょっと長過ぎる気のする曲だったけど。

オーディエンス賞の投票用紙が足りなくて私は投票できなかったんだけど、もし出来てたら日本人高校生のバイオリンで、シベリウスのコンチェルトに投票してたなあ。
鋭くて強くてびっくりしたから。