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2014年7月26日土曜日

THE CINCINNATI KID


邦題:シンシナティ・キッド
テレビの録画

どうしてこれを観たんだろう・・・?

とりあえず・・・
髪の毛をさわるのは、アホっぽいか、ふしだらのどっちかに見えるからやめようと思いました。
ワタシよくさわるし・・・




Margin Call


邦題:マージン・コール テレビの録画。
緊張感あっておもしろかった。

最初のリストラのシーンからおっとっと・・・記憶が蘇りました・・・
今や懐かしい言葉「リーマンショック」の時に日本から撤退していったたくさんの外資系企業ではリアルにこんなシーンが・・・
観終わったあと、思わず当時勤めてた会社をインターネットでチェックしちゃったよ・・・
役員変わってなかった(笑)

で、映画。
金融のコトはよくわからないけど、一日、一晩で大きく変わるコトってある。
人生でも、恋愛でも、命でも。
きちんと運営されている企業でも。

ニュースではしょっちゅう、いろんな企業の体たらくぶりが報道されてるけど、それでもワタシは日本の企業はキホンちゃんとしてるはずって・・・思ってるというか願ってるというか・・・
だから、もともとフワフワしてる自分の人生では、何が起こってもどこかで想定内っていう気分だけど、すごーくちゃんとしてるって思ってた会社の運命が引っくり返ると「まあ・・・」ってビックリしちゃうんだよね・・・

まあそんなコトをつらつら思いながら観ました。
最後の方でCEOらしきヒトが言はった言葉・・・

「こんなことはしょっちゅうあるじゃないか。19XX年、19XX年、・・・ずっと繰り返されてきたんだ。
その度に我々は乗り越えてきたじゃないか。
今回もそうだ。ただそれに対応するだけだ。
いつだって勝者と敗者は存在して、それはいつも同じ割合だ。
今回は少し敗者が多かったかもしれないが、それでもその割合は変わらない」

こんな感じの台詞。
後半は金融市場のセオリーだね。
前半は・・・普遍的な言葉だね。そう思うワタシは年取りましたかね。

まあしかし、最近の日本企業はゆるい気がするから肉食系ビジネスの世界にピリッときたよ。

今って、成長拡大の時みたいな24時間働いてそれを誇りに思うサラリーマンもいないし、大不況の時にリストラの嵐に戦々恐々としながらプライドを心の奥に包み隠してモクモクと働いてたヒトもいない気がする。

「ゆとり世代」のヒトたちってそう言われるのがイヤだとかって言うらしいけど、このごろ会社も「ゆとり」な感じじゃない?
イイワルイじゃないけど。
まあ今の状況はらくちん。

後は野となれ山となれ


ワタシもいろんな時代を知ってしまったお年寄りになったってコトでしょうかねー。

He's Just Not That into You

邦題:そんな彼なら捨てちゃえば?
テレビの録画。

こういうのはたまに見なくちゃね。
映画でも本でも。
友だちとのおしゃべりもいいけど、雰囲気とかノリで違う方向にいっちゃったりする時あるし。

わかってるつもりでもイケてないときってあるしね。
昔のエラいヒトの言葉とか、諺なんかがたまにグサッとくるのと一緒ね。
「もう、こーゆーのはいいわー」なんて思わずに、おばあさんになっても面白く見ちゃえるようにずーっと現役でいたいもんだね。

viva,Love(^^)/!

Marcelino Pan y Vino

邦題:汚れなき悪戯

なーんてキレイなんでしょう!
最後、命がなくなるのが分かった時にはちょっと怖いって思ったけど・・・
でも、きれい!っていう方が強く感じた。
なんでしょうこの美しさは・・・
神さまに召されるのは怖いことじゃないんだねえ。
宗教を持ってるヒトはいいね。

あー、それにしてもキレイだった。
美しいっていうか…キレイ。
綺麗?キレイ?きれい?
どれがぴったりくるのかちょっとわからないけど・・・「キレイ」かなあ。
キレイの正体はなんなんだろう。
それが分かったときワタシも天国に行ける?
今は行きたくないけどキレイは知りたい。

で、中に出てくる音楽。
あー、この映画の曲だったのか。
感動。

2014年7月14日月曜日

Nu Expression Trio Concert in JAPAN

フェニックスホール。

バイオリンとかサックスとかピアノとか・・・「あー、バイオリンが鳴ってる」とかっていちいち思わず、それぞれの楽器が一体になって音楽が聴こえてくるっていう感じ。

どの曲がどうとかっていうのも別にない。
上質な時間がずーっと続いた2時間でした。

素敵な音楽って心のいろんなドアが開いて、意識がいろんな所に行きます。
数日前に知人と交わした会話だとか、自分のこれからのコトだとか、音楽をBGMにしていろんな所に思いが飛んで行く。
で、時々ふっと舞台で鳴ってる音そのものに意識が戻って素敵な音に頬っぺたがほころんでニッコリ。
そうじゃない演奏だと、鳴ってる音や舞台で行われてる事が気になって気になって気持ちがザワザワするけど、素敵な音楽はその音楽にとらわれずに心が自由になる気がします。

パワフルだけど自然っていう印象だったケネス・チェさんだったけど、今日はまたプラスαの違う印象を持ちました。
αがなにかっていうのは上手く説明できないんだけど・・・
ただ、アルトサックスの音っていいなあって思ったよ。
アルトサックスの音が好きかどうかわからなくなってて、自分で吹くときにどういう音で吹きたいのかわからなくなってたんだけど、なんか「だいじょうぶだっ!」って思ったよ・・・よかった・・・


バイオリンとピアノのデュオでは、バイオリンにピアノのペダルが付いてるみたいに響きが広がったり音色が変わったりしてました。
ぶわんと広がった時はびっくりしたよ。
あーいうのいいなあ。

ケネス・チェさん、ブレステイキングを使ったはったんだけど、横のストラップが左脇のすぐ下にきてた。
あんな高い位置で締めるのか・・・あれに比べるとワタシは随分ゆるゆる・・・要検討です。

外国のヒトたちだからだろうけど、おしゃべりが少ないのもワタシ好み。
お客さんが少なくて空席が目立ったのがちょっと残念でした。

下の写真は、帰りに大江橋から撮った十六夜のお月さま。
スーパームーンは昨日だったけどきれいだったから。
写真に撮るとお月さまちっちゃいけどね。

2014年7月12日土曜日

L'Argent


邦題:ラルジャン  原作:トルストイ
テレビの録画。予備知識ゼロ。

十代か、少なくとも二十歳前後にこれを観てたら不条理さや、やるせなさや、あれやこれやで考えがまとまらず身悶えたかも。

でも今のワタシは静かにこれを観ました。

そんな自分のコトをどう考えたらいいんだろう・・・

ワタシの中にとんでもない悪が棲んでるのか、
人生をあきらめてるのか、
こういうコトを考えるのを無意識に拒否してるのか、
世の中を達感した気になってるのか、
自分は神の境地のつもりなのか・・・

2014年7月7日月曜日

田端直美サクソフォンリサイタル Vol.5

フェニックスホール。
ずっと聴き続けてる田端さんのリサイタル、今年も行ってきました。

1曲目は修道女みたいにベールを被って登場。
あー、やっぱりこの人のリサイタルは企画がいいなあと。
無伴奏で孤独な雰囲気に感じ入りました。
譜面台がなければより一層の孤独感に泣いちゃったかも。

圧巻はクレストン。
集中と気迫をビシビシと感じました。
演奏するのってここまですごい精神力を使うものなのかと。
タイヘンなコトです。音楽家ってすごい。

トランペットとピアノとのトリオは・・・
トランペットとサックスのユニゾンは面白い響きでいいなあって思ったんだけど、ユニゾン以外はどうなんだろう・・・
音色の違いが面白いっていうよりバラバラな感じ・・・んー・・・

でもやっぱり、田端さんのリサイタルは面白い!
行って良かった!
プログラムや演奏会全体の雰囲気に趣向を凝らしていて、これがいい!
おしゃべりが少ないのもワタシ好み。
来年も行きたいって思う演奏会です。


*******

今回行ったのは、サックスのオリジナル曲を聴いてみようって思ったから。

田端さん、大好きなんだけど行きたいコンサート全部行ってたらお金がいくらあっても足りないし、もういいかなって思ってたんだけど、プログラムを知って「やっぱり行こう!」って。

ワタシ、サックスの曲って全然知らないんです。
っていうか、何回聴いてもようわからん。
聴いたことある筈の曲でも、なんだかいっつも初めて聴くように思えて・・・
たぶん覚えられないんだと思います。
やったコトないからかなとも思うんだけど、サックス以外の曲はやったコトなくてもそんな風には思わないし・・・

練習でも、好きな曲しかやりたくないって思ってたんだけど、この頃はサックスの曲もちゃんと知ってみたいなあ、好きになってみたいなあって思うようになって。




で、結果・・・
これが(アルト)サックスの音なのかと。まあ田端さんの音でもあるんだろうけど。
ワタシはサックスのコンチェルト曲ってやったことないし、これからも練習すらしない気がするんだけど、もしやるなら?って考えました。
ああいう曲をどういう音でやったらいいのかわからない・・・

ワタシ、ほんとにサックス好きなのかな・・・

*******

まあでも、コンサートはホント良かったです。
田端さんのことはますます好きになりました。
来年もたぶん行くよ☆

2014年7月6日日曜日

Ristorante rosanera

イタリア料理のお店です。

どのお皿も、盛り付けが繊細でステキ。
サラダはお花畑みたいでした。
下の茶色いのは黒ニンニクのソースだそうです。

どれも割と濃いお味。
お塩もけっこう効いてる感じ。

冷製カルボナーラがおいしかったよ。
初めて食べたんだけど、他のお店で食べてもおいしいかなあ。

メインディッシュは分厚い鴨肉。
あんなに分厚い鴨も初めて食べたかも・・・まあこれは、何事も経験ってコトで。

土曜日の夜でお客さんは若いカップルが数組。
高いお店だから、みんな何かの記念日なのかなあ・・・ワタシならそういう時のごはんは着飾ってガンバッっちゃう気がするんだけど、割とみなさんフツーのカッコ・・・なんならカジュアルって言ってもいいくらい・・・イマドキはそーゆーもんなのかな・・・

お店の方のサービスも適度でいい感じ。
帰り際に厨房をチラッと見たら、おヒゲの男性が笑顔で会釈してくれはりました。
シェフかな? ちょっとステキ

お店に行く前に靭公園でバラを見ながら歩いたので、テーブルに飾ってあったピンクとベージュのバラがなんだか嬉しかったのでした。

Before Sunset

邦題「ビフォア・サンセット」テレビの録画で。
Before Sunrise(恋人までの距離)の続編

なんでかわかんないけど最後まで見ちゃった。
最後の方は他のコトしながらのチラ見だったけど。

前編でも「このオンナノヒト好きじゃないなあ」って思ったんだけど今回も・・・
なんか喋りすぎなんだよねえ・・・
次から次に話題が出てきて、相手の言葉にもお洒落に賢く返して。
知識豊富で自分の考えも持っててそれをちゃんと主張して。
嫌味な感じはないし、思いやりもある・・・でもなんか・・・
たまたま知り合って1度だけの会話なら楽しいけど、会うたびにいっつもこの調子だとどうなんだろう・・・って思った・・・アレ?ダレのコトだ?ワタシ?全然違う?まあいいけど。

ワタシが勝手に持ってるアメリカ男性とフランス女性のイメージそのまんまなふたりに思えました。
脚本家のヒトもやっぱり饒舌なヒトなのかなあ。
別にたいしたコト言ってないと思うけどね…シツレイ。

なーんーだーけーどー、ビフォアミッドナイトも見てみたいって思うのはなんでだ??

阪急電車

テレビの録画で。
みんながこれ映画館で観たり、本読んだりしてた時にボーッとしてたけどやーっと観れたよ。

いいドラマだー
なんでやろー、お馴染の阪急電車やしかなー
宝塚線なんて10回も乗ったことないと思うけどー
嵐山線やったらあかんかったんかなー
駅3つしかないけどー

中谷美紀が関西弁じゃなくて良かった。
あのヒトはキリっとした標準語が似合うもんね。
音痴な関西弁喋られたらがっかりするとこやったからよかった。
でも、完璧な音程でできるなら彼女の関西弁の演技も観てみたい。