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2015年9月27日日曜日

相愛大学音楽学部サクソフォン専攻生によるアンサンブルコンサート 2015

相愛南港ホール

1曲目は1年生ばっかり。
あとは全員で演奏、23名。
そして“展覧会の絵”だけ前田先生の指揮、あとは指揮なし。
もうね2曲目のモーツァルトから指揮なしってタイヘンそう!
どこもかしこも素晴らしい歌いだし…かどうかはよくわからない…
最初の出だしでびっくりして、その後は合図をする人を見ながら何故かわたしも一緒に呼吸を合わせてたから。
演奏してる人たちと一緒に呼吸してたらあんまりちゃんと聴けてなかった気がする。
客席にいたわたしもみんなの呼吸に巻き込まれたのは、舞台上の集中力が伝わってきたからか…

3曲目の現代曲。
浅いと感じたのは音か精神か…
こういうのは深みがないとちっとも面白くない…難しいね。どうするんだろうね??

4曲目で睡魔に襲われたあと2部から前田先生登場。
これだって指揮者がいなくてもいいような気がしたんだけど、打楽器が数種類入ったからそのために必要だったのかな?
それとも長い曲だからずっと指揮なしは大変なのかな??

客席にお尻を向けてる指揮者って“美”じゃないよね…
せっかくドレスを着たきれいな人たちが客席を向いて演奏してくれてるんだから。
でも出ざるをえないなら最小限のたたずまいで…かどうかはわからないけど譜面台を置かず暗譜で指揮。
あー、もうどうせなら演奏者も“美”じゃない譜面台なんか置かないでーー

全体通して低音がいいなあって思いました。
たぶん高音も素敵だったんだと思います。
敢えて低音、と思わせてくれるところにアンサンブルの妙が…ある…ような気がする…

彼らのことプチミベモルって思ってたけど、完成されたミベモルよりわたしはこっちの方が好きかも。
今日は、他に行ってみたいプロの演奏会があったんだけどこっちに来ました。
こっちの方が近いしタダだし…ってこともあったんだけど、来てよかった。ありがとう。

2015年9月26日土曜日

劒岳 点の記


テレビの録画

後ろで流れてる音楽がバッハとかマルチェロとかヴィヴァルディとか・・・
以前、音楽を教えてもらった先生に「バロック音楽は祈りの曲か踊りの曲」って聞いたことがあって。
厳しく美しい自然は、それこそが神さま。
それと向き合う時にこみ上げてくるものが祈り
映画の中で流れてくるバッハに「あー、そうか…こういうことか…」

テレビで観た映画のBGMでバロック音楽を理解した気になるっていうのもヘンな気分だけど。

映画のシーンに合わせて、曲が唐突な終わり方をしちゃうのはご愛敬。

山に登りたくなったよ・・・私のはハイキングだけど。
バロック音楽やりたくなったよ・・・まずは1か月半後に迫った “プロヴァンスの風景” の練習だけど。

2015年9月24日木曜日

武士の家計簿

テレビの録画。
実話。
おもしろかった!
時代劇だけど音楽がピアノ。これがなぜか軽快な感じになってよけい楽しい。

質素倹約の精神、だいじだわ・・・

2015年9月23日水曜日

Olympus Has Fallen

邦題:エンド・オブ・ホワイトハウス
テレビの録画。

最初から最後までハラハラドキドキ。
久しぶりにこういうの見たけど、おもしろかった。

悪役は北朝鮮だけど、俳優さんはたぶん韓国人。
国が違うとはいえ、韓国のひとたちこれ観てイヤな気分になってないかな・・・

永遠の0

テレビの録画

特攻隊員やその家族、まわりの人たちの思いを日本人以外の人たちはどう感じるんだろう。
狂ってると言われたら「そうだね」って黙るしかないと思ってしまうんだけど、そこに至った思いの道すじや、それぞれの人たちの思いに少しは理解・共感を感じてくれるものなのかな。

そして。
安保法案のニュースやなんかで、フツーの人たち、特に二十歳前後の若い人たちの無知を責めているのを見聞きするとなんだか 「んー…」
若いっていうことは未だ勉強中っていうこと。
本人たちは何もかもわかったオトナなつもりだろうけど。
こういうのって みんな “かつてきた道” 。
わたしもそれを最近思い出したばっかりなんだけど。

The Apartment

邦題:アパートの鍵貸します
テレビの録画。

マリリン・モンローが出てるとばっかり思ってたら、シャーリー・マクレーンでした。

むかしむかし、シャーリー・マクレーンのフシギな本をチラッと読んだことあったけど、さっぱりわからなかった…ってことを思い出したよ。

映画は…なんていうか…男性目線の乱れた風俗…




2015年9月20日日曜日

相愛チェロファミリー チェロ・アンサンブル演奏会 2015

いずみホール

去年までは学校のホールで無料だったのが、今年はいずみホールで3000円!
学生にしては高いじゃないか!
って迷ったけど、卒業生のプロも出るらしいし、きっといいハズって思って行ってきました。
応援の意味もこめて

座席は当日指定。
わかってたけど、開演5分前の到着。
で、ものすごい端っこで、ものすごい前。
好きじゃない席でも、自由席でここしか空いてないっていうのと、決められて座るのじゃなんか違う・・・
隣りのひとうるさいし・・・
3000円払ってこれかー・・・って思ったら気分急降下。

でもブラジル風バッハの最後の方から、音楽につられたのかなんだかわたしもノッてきた。

気を取り直して第二部。
気を取り直そうとしなくても、先生ふたりの演奏に
「あー、素敵・・・」
すてきな音楽はネガティブな感情を解き放つ。

プログラムの最初と最後は全員でのラージアンサンブル。
26人。
2列で指揮なし。
サックスで言うと、ミ、ミ、ミ・ベモル!?
そして・・・わたし・・・サックスのラージよりチェロのコレの方が好きかも!?!?!?
どこがどう好きかはまだよくわからないんだけど・・・
あー、それを知るためにも今度は好みの席で聴きたいワ。

アンコールの白鳥では、全員ユニゾンのボーイングでドレスから伸びたみんなの白い腕がすらっとしててバレエを観てるみたいだったよ。

でも願わくば、いままで通り学校のホールでやってほしい・・・
そしてあの座席のシステムは反対だワ。
最初からわかってたら、室内楽であの席にお金は払いませんゼ。









2015年9月12日土曜日

大阪クラシック2015

チェロとコントラバスのデュオ。
本町ガーデンシティ。

プログラムの曲も、アンコールのハードロック(曲名…?)も、どれも素敵でした。
アンサンブルは、それぞれの音がお互いに寄りそう・・・っていうよりこの頃は、肉薄してるくらいの感じが好き。
で、それだとやっぱりその楽器のために作られた曲の方がそうなりやすいのかなあ…ってこの間のコンサートに続いて今日もそんなこと思った。

さてさて。
毎年いくつもの公演を聴いてた大阪クラシックだけど今年はこれだけ。
なんかね、ひと多いだろうなあ…って億劫になっちゃって…
平日で行ってみたいプログラムをピックアップしたら、どれも割と早い時間で。
仕事終わりで頑張れば間に合わない事もないんだけど、ギリギリの到着だと後ろの方で人の背中を見ながらってことになる。
もしくは、遠ーくの高ーい所からとか。
で、思ったの。
もしかして私は大阪クラシックを卒業なんじゃないかなって…
こういうイベントの主旨って「クラシック音楽を身近に気軽に」っていうもので、それはたぶん普段クラシック音楽を身近に感じてない人たちに向けてのものだろうし。

無料で珍しい編成の音楽が聴けるのがうれしいイベントだけど、わたしはそろそろお金を払った方がいいんじゃないと・・・
そんなことも思ったよ。

2015年9月11日金曜日

サクソフォン四重奏による室内楽の夕べ

阿倍野区民センター 小ホール阿倍野区民ホール
グループ名:Chamber Sax

ホールに到着したのは1曲目が始まってから。
案内されて “親子室” へ。
このホールに限らず私にとって初体験。
舞台正面、一番後ろのガラス張りの部屋。
音は頭上のスピーカーから。
遮るものなく舞台の演奏者が見えて、スピーカーの音もなかなか快適。
空気が違うからか臨場感は客席に比べると少ないけど、このままここでもいいかも…なんて思ってると曲が終わって客席へ移動。
正面後ろから2番目。
よく響くホールだから後ろの席でも安心だワって思いつつ。

コンチェルトみたいに感じた1部が終わって2部が始まると、それまで感じてたコンチェルト風な感じが少し薄くなって、最後のグラズノフでは4つの楽器がしっかりミックス。

もともとサックスのために作られた曲とそうじゃないものの違いってこういうことなのかな?
それともアレンジのしかた?
そもそもそういう曲?
もしかして、近くの席で聴いてたら聴こえ方が違った?

室内楽は室内で聴くのがいちばんって思ってたりするんだけど、グラズノフは違和感なかった。
サックスって “そういう” 音なのか…?

レクチャーコンサートみたいだなあって思ってたらアンコールは “アヴェ・ヴェルム・コルプス”
あれ?これもコンチェエルトみたいじゃない…合唱曲だからかな?
最後に大好きな曲が聴けてまた歌を始めたくなったよ。

2015年9月7日月曜日

マグリット展

京都市美術館
最初の部屋の絵は、力強くてのびやかな線。
ずっと見てても飽きない線。
絵のアイデアも、心の中に湧いたことをストレートに描いた感じ。
その思いも瑞々しい。

次の部屋、次の部屋・・・年代が進むとなんだかおもしろくない・・・
もしかしてしんどい?苦労してる?
考えるのも描くのもムリヤリ??

次の部屋、次の部屋・・・年代が進むとなんだかおもしろくない・・・
もしかしてしんどい?苦労してる?
考えるのも描くのもムリヤリ??
絵の横の哲学的な説明が空々しい。無理やりな感じ。
翻訳のせいかとも思ったけど、絵もおもしろくない。

最後の方の部屋の入り口に「50代を過ぎてから30年代のやり方に戻った・・・」っていう説明書き。
30年代っていうのは、彼が30代の頃のこと。30代前半かな?

“30年代のやり方”っていうのを私がイマイチわかってないのが残念だけど、面白さが戻ってきたのはわかる!
不思議な世界観もムリヤリな感じはしない。

もしかして40代っていうのはツラい年代なのか??
でもその先は楽なんだね。よかった。
30代に頑張って40代に試行錯誤したひと限定な気もするけど。
で、50代で光明が見えたら人生間違ってなかったって思えるかもね。
その先も楽しそう。

全体通して、おんなの人の身体はきれいだなあって。
あの曲線はほんとにきれいで魅力的。
私もおんななんだけどなあ。あんな風にきれいな曲線を持ってるのかなあ?
おんなでも、全員がきれいとは限らないかなあ?
年齢も制限されるのかなあ?
どんな年齢でも、どんな体型でもおんなの人はきれいだよって証明してるものないかな。

マグリット、大体知ってるつもりでいたけど、初めて観たのもあって盛りだくさん。


*下の写真は最近のテレビニュースから。
色合いに「おおっ」って思って。
最初の一瞬はカラフルさがキレイに見えた気がしたんだけど、よく見るとキッチュとはこのことかじゃないかと。
どこかの国の、ゴミ捨て場と化してる川の映像を見たことがあってそれを思い出したよ。
・・・揶揄するつもりはない・・・