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2016年5月2日月曜日

ラ・フォル・ジュルネ びわ湖2016

滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール
テーマ:la nature ナチュール-自然と音楽

今年聴いたのは
ジラール弦楽四重奏団のハイドン「ひばり」、ベートーベンの「ラズモフスキー2番」
日本センチュリーのヴィヴァルディ「四季」
アンヌ・ケフェレックのドビュッシーetc...
大フィルのR・シュトラウス「アルプス交響曲」
合間に、高校生のブラスバンド1つ。


1番最初に聴いた弦楽四重奏の美しいこと。
音の最後がいつも、あー、きれい。

2番目は「四季」
始まる直前に古楽器じゃない事をふと残念に思ったけど、いえいえそんな思いはすぐになくなりました。
吹き振り・・・と言っても指揮らしいことをしてたのは最初だけな気がするけど・・・のシャルリエさんのバイオリンの美しいこと。高い音なんてほんと、あー、きれい。
あっという間に1年が過ぎ去って、あー、もう一回最初から聴きたい。

3番目のピアノ。
このプログラムを思いついたとき嬉しかったんじゃないかなあ、って。
何年か前のにドビュッシー生誕・・年っていうのがあって、演奏会に行くとドビュッシーばっかりっていう時に思ったんだけど、こういうのは“聴く”んじゃなくて“聴こえてくる”のがいいなあって。
BGM・・・
演奏する人を感じるんじゃなくて、なんとなーく流れてる音。
以前そう思った事を思い出して、あーそうだったそうだった…と。
客席に座ってから思い出すんじゃなくて、その前から忘れないようにしなきゃ…

4番目のアルプス交響曲。
ホルンだけのアンサンブルで聴いたことはあったけど、オーケストラの生演奏で聴くのは初めて・・・のはず。
大音量で鳴り響く音…舞台上ではキラキラ光る管楽器と忙しなく動く弦の弓。蠢く奏者と指揮者。
思わず目を瞑ったら溢れる情報の中の、少なくとも視覚情報が遮断されて、ちょっとホッ。
そうしたら、聴こえてくる音がまろやかに感じられるような気がした。
で、目を閉じ続けていたら…寝ました…。
あの轟音の中で寝てたのなんて、満員のお客さんの中でわたしだけだったんじゃなかろうか・・・
連休2日目、睡眠時間も充分足りてたはずなんだけど。
で、ここでも思い出した。
わたし、吹奏楽ってあんまり好きじゃなかったんだって。
聴いたのは管弦オケだけど。
大阪市音楽団は好きだけど。
なんだろう?金管が集団で鳴ってるのが好きじゃないのかなあ?
何年か前にホルンアンサンブルのアルプス交響曲を聴いた時はいいなあって思ったんだけど。
でも、ああいうのって演奏する方になるとすごく楽しいだろうなあ…とは思う。

いろいろ聴いて、湖畔でサンドウィッチを食べながらワインを飲んで、ジラール弦楽四重奏団の人たちにサインもらって。
気持ちのいいお天気の下、楽しかった ラフォルジュルネ2016 でした。