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2018年4月16日月曜日

恋愛美術館


今まで知っていたエピソードもこの執筆者の視点によって、新しく感じられる。
シニカルに書いてあるなあって読み始めたけど、いやこれはとても公平で真っ当な見方じゃないかと。

本を読み終わった頃に、女性を被写体にする過激な写真家との出来事を書いたモデルの女性の話しがニュースになった。
しばらくして美術がテーマのテレビ番組でピカソの顔を観た。
私の中であの写真家とピカソが重なった。

自分の中で解決できないモヤモヤは、私はピカソの絵が好きだっていうこと。
恋人を描いた絵の中にも好きなのが多い。
たくさん持ってるポスターやポストカードを見直してみても、今までと同じようにいいなあって思う。
あんなに酷い人が描いたのに・・・

印刷された小さい絵じゃなくて展覧会で彼の絵を観たときには感じ方が変わるのかな?
その機会が待ち遠しい。

* "泣く女"は好きじゃない!泣いてる恋人をあんな風に描く冷徹さがいや。
…でもそれも彼の絵描きとしての本質なんだろうなあ…

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音楽も。
過激な現代音楽のコト。
いいなって思うのもあるけど殆どの場合、風変わりな音やおかしなパフォーマンスはエログロな写真と一緒だヨ。