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2017年12月2日土曜日

笙と雅楽の世界へのお誘い 古代の楽器で奏でる現代〜光降るような音を慈しんで〜

ヒビキミュージックサロン

最初の音が鳴ったとたん吃驚仰天!全身が引き込まれました。
初めて聴く音!
小さな楽器からパイプオルガンのような重層的な響き。
でもパイプオルガンより高く透明。
そして、和音ってこういうものなんだ!って。
私は初めて和音というものを聴いたんじゃないかっていうくらいの響き。
高く清らかに澄んだ音色とはこういう音なのかと。
そんな音が減衰せずにすーっとどこまでも伸びていく。
もう、ほんとうにほんとうに衝撃的な経験でした。

3曲ほど参加の龍笛もまたなんて宇宙的な響きなんでしょう!
楽譜がどんな風になっているのかわからないけど不思議な音の繋がりに、あるがままの音楽・自然な響きとはこういうものなんじゃないかと思うと目頭が熱くなる。
ああ、私もこういうことがしたい!!

いろいろ調べてすごく勉強になりました。
基本的なところから。
能楽と雅楽は違う…私が今まで好んで聴いてたのは能楽で、雅楽をちゃんと意識して聴いたのはもしかしたら今回が初めてかも。
雅楽の楽器は中国伝来のものだとか…
笙っていう楽器の複雑さと手間がかかるっていうこと…
古来、日本では季節によって演奏する調が決まっていたとか…
などなど…

乾いた大陸であんな音が空を切っていたのかと思うとゾクゾクする。
京都の宮中っていうとこじんまりしたイメージを持ってるんだけど、奈良や四天王寺の大きな建物とその後ろの広い空にはピッタリだワ。

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髪を切りました。
美容院ってあんまり行かないけど、行ったらドラスティックに変身したい。
無難とか保守っていうのは自分を表現するときにはパス。
十代の頃からいくら年を重ねても変わらない。変わる気配もない。