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2016年8月27日土曜日

アールヌーヴォー魅惑の煌めき ガレ・ドーム ガラスの世界展

阪急うめだギャラリー

いろいろ時間が気になるけど、エイッと行ってきました。
行ってよかった。目の保養。
虫や動物のモチーフはあんまり好きじゃないけど、ガレのは好き。
細部までリアルだけどストーリーが感じられるてロマンティック。

きれいなフォルムもいっぱいで、あー眼福。

できればもうちょっと高い位置で展示してほしかったなあ。
同じ高さの目線で観たいのよ。
楽器背負ったまま立ったり座ったりは大変よ。

Duo Kalypso


サクソフォン:Miha Roginaさん
ピアノ:李早恵さん
阿倍野区民センター

完璧ですな…あれやこれやいろんなことが。
そしてとてもスッキリ。

ファジイバード・ソナタ
途中から、なぜか自分が吹いてる気になった。
吹けないけど。
ピアノはわたしがいつもお願いしてる人に置き換えて想像の世界へ。
いやー、愉快。
これ、こんな面白い曲だったんだって。
ファジイバード・ソナタっていろんな顔があるんだねえ。

ホットソナタ
お目当てのひとつ。
いつかやってみたいなあって思ってて。
でもインターネットでしか聴いたことなくて。
お洒落だわあ。
こんな風に何気なくやってみたいなあ。
わたしきっと一生懸命やっちゃいそうだよ。



そしてこのコンサート…
企画会社やなんかじゃなくて個人…フツーの人が企画・運営。
素晴らしい!
この頃、そんな人たちと知り合う機会があって「世の中にはこういう人たちがいるんだ!」って。
自分の事を、もういい年をしてるって思ってるけど、世の中にはまだまだ知らない世界、知らないタイプの人たちがたくさん。
気力体力、残念ながら以前と同じとはいかないけど、でも "自分には出来ない" とは思わない。
まだまだ自分の未来が楽しみだワ。

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仕事のこと…
ちょっと何だかがっかりな出来事。
自分の力の及ばないことはサッサと気持ちを切り替えなくちゃね。

だけどなんだかあーそれにしても…とか言ってみる…

あ、ん?ホントに自分の力は及ばない!?
とりあえず…寝る。明日早起きしてみよう。



2016年8月26日金曜日

本番に強くなる!

この本を買ったときは、演奏中に襲いくる緊張を手なずけて人前でもベストな演奏をしたいと確かにに思っていた…はず。

だったらすぐに読めばいいのに、買ってから読み始めるまでに少し時間がかかって、ページを開いたころは事情が一変。
人前での演奏回数が増えてお茶の子さいさい、屁のカッパ。
で、別の問題発生。
馴れすぎてナメてかかってるんじゃないだろうかという疑惑。
それに演奏中にいろんな事が頭をよぎる。

あ、音間違えた…うわ、こここんな風にやるんじゃなかったのに…なんだかもしかして音ヘンかな??…ピアノが鳴ってるなあ…

これは雑念?晩ごはんの事を考えてるワケじゃないから別にいいのかな?
私としてはもっと集中したい。
夢中で吹いてて後になったらあんまり覚えてないっていう状態がもはや懐かしい。
緊張しなくなったら集中もしなくなったという悲劇。

さてさてこの本。
はじめフムフム。途中から読み飛ばして。

自分をマインドコントロールするためにアレコレやる事が書いてある。
ここまで時間と労力と気遣いをかけたらマインドコントロールされとかなきゃって気になるかもね。
さてさて私はどうしましょう?

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こちらの写真は、夏休みに行った信州の高原。
大好きな所です。
雲がぶら下がってきてました。
大きな空は見飽きません。
雄大、神秘、グレート…違うなあ…ぴったりの言葉は何かなあ



田中治彦美術館



夏休みに八ヶ岳に行きました。
山歩きの足休めに美術館へ。

なんの予備知識もなく入ったら…むむむ…
オープン時に皇室の方が来られて作品をお買い上げになられたとか、大英博物館に展示作品があるとか…
いやしかし…わたし、虫って好きじゃないねんなあ…

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こちらの写真は、夏休みに行った信州の森の中。
冬のスキーでしか知らなかった信州の山に行くようになって毎年新しいことに気づく。
今年は「森ってきれい」「苔ってなんてやさしいの」
都会で目にする緑には感じなかった思い。
ふだんは、動物や虫だけじゃなくて植物にちょっと触っただけでも手を洗いたいって思っちゃう。
でも深い森の中ではぜんぜん平気。
気持ちがおおらかになるからかな?
それとも「此処のはキレイ」って本能が思うのかな?

そして、苔。
街の隅っこにあるのはもちろん、立派な日本庭園のものとも全然違う深い森の中の苔。
なんてやさしい佇まい!
思わず手を伸ばして撫でたくなる。
そして期待通りのやわらかさ。
ああ、森、森、森!!

2016年8月23日火曜日

身曾岐神社、諏訪大社上社本宮と前宮

夏休みに八ヶ岳に行きました。
神社へもお参り。

どこもその姿が見えた瞬間からありがたい気持ちが湧き上がりました。

諏訪大社の勅願殿はとても可愛らしくてお姫さんのお家みたい。
あれはもう一度見たいなあ。

長野県は素晴らしい神社があるのねえ。
古神道は私の宗教観にいちばんぴったりくるよ。

写真は身曾岐神社の池に浮かぶ能舞台。



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こちらの写真は山歩きの途中の写真。
霧立ち込める中に苔と溶岩石が広がっていました。
大自然の気に心が静まる感動。
影響されて、いま練習している曲の冒頭のイメージがガラリと変わりました。


2016年8月11日木曜日

Saxoni Que Concert vol.2


島之内教会。
メンバーの追悼演奏会。
ここで演奏している彼を聴いたことはないけど、会ったことは何度か。
いつも入り口で煙草を吸っていた姿を思い出した。
いや、思い出すのは他にもイロイロ…まあいい…。

チケットは売り切れだったそうで、昔の仲間が来れなかったのが残念…まあいい…。

今日舞台にいなかったかつてのメンバーがもうひとりいる。
その人も一緒の演奏が聴きたい…まあいい…。

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「変えられるものを変える勇気
変えられないものを受け入れる心の静けさ
そのふたつを見分ける賢さ」

そう言えば、この言葉に感銘を受けたってある人に言ったら
「共感できない。変えられないものなんてない!」
って言われた事がある。

そう言い切る強さもまた良し。




2016年8月5日金曜日

篝 (かがり) の舞楽

さてさて。
わたし、雅楽大好き。きっかけはお能。
練達の方々の素晴らしい演奏にいつも心臓がキュッ。
で、今回。
楽師や演者の方々はアマチュアかな??
まあでもこれは法事だから…と思ったけど、帰って調べると海外公演などもやってる様子。むむ…。
伝統芸能を広く伝承していく、プロフェッショナルを育てる…大変で大切なことだなあと。



2016年8月1日月曜日

第45回堺市博物館コンサート 塙美里コンサート~サクソフォンとピアノの調べ


堺市博物館ホール

初めて演奏を聴いて以来、ファンになった塙美里さん。
彼女の演奏は逃さず聴きたいと思って馴染みのない堺まで。

彼女はとても素敵な演奏家だけど、指導者になるとこれまたとても熱い!
熱心に、親切に、鋭く、妥協せず。
私、少し前にレッスンを受けたんです。
だから私にとってはもう“塙 先生”。

そして演奏会。
浅く扇状に広がった客席の端っこに座ったらちょうど演奏者の真横。
ああこの音、この息遣い、身体の動き…
先生の動きに合わせて自分の身体が動いて、すぐそこで鳴ってる音に耳を100倍大きくして…
熱いレッスンが蘇るような時間。

プログラムを見て…
以前からなんとなく思ってたんだけどウケ狙いとか、客席が盛り上がるだろうっていう曲じゃなくてホントに自分がやりたい曲でプログラムを作るんだろうなあって。
勝手な想像だけど…

いろんなスタイルがあってそれぞれに良いのはもちろん承知。事情や考えがあるのも了解。

でももしこれが彼女のスタイルなんだとしたらものすごく応援しちゃう!
練習や準備は大変だろうけど、その分真摯な姿勢に感銘を受ける。
そういうことが出来る環境を持っている、作っているというのも才能だと思う。

さてさて次はいつどんな曲を聴けるかな?

ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ 全曲公演 Vol.1


東梅田教会
ヴァイオリン/浅井咲乃さん フォルテピアノ/高田泰治さん

ベートーベンって好きだワって思うようになったのは古楽器で聴いてから。
いやそれまでも好きだった気はするけど、古楽器で聴く彼はなんていうか…繊細で深くて…身近にいたら私はきっと魅かれたんじゃないかなって…
ああ、ベートーベンのブサイク説が悲しい…

とにかく、彼の曲は全部聴いてみたい。当時の楽器で。狭い部屋で。

そして今回のコンサート。
一番最初に聴こえる音に違和感…やっぱり耳は現代の楽器に馴れてるっていうことなのか。
一瞬不安になったけど大丈夫。すぐに今ここで鳴ってる音に馴染んできた。
バイオリニストはなんだかとってもフツーに弾いてる。淡々と。私の好きなスタイル。

聴こえるものからも、見えるものからもとても優等生な感じ。
とても真っ当。
大人の言うことをちゃんと聞いてる子どものようにきちんとした感じ。
あんまり言うと批判してるように受け取られそうだけど全然違う。
だって、ちゃんとやるって難しいもん!
教科書通りのことをスミからスミまでホントのホントにできるか?2時間も!!

何事も、大人がナメてかかってわかった風にやるよりも、子どもが小細工せずに真摯に取り組んだことの方が好感が持てる。

そんな事を思ったよ。
演奏者は立派な大人なんだけどね。
だからこそ余計にいいなあって思う。
ブラボーのな大人だ。