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2019年1月20日日曜日

ウィーン・フィル 第一コンサートマスター フォルクハルト・シュトイデ ヴァイオリン・リサイタル 2019

ザ・フェニックスホール

長いタイトルのコンサート・・・
なんて上品。
なんて優しい。
なんて温和。
そんなバイオリンでした。
ピアノも柔らかくてなんだかちょっとお洒落。

最初から最後まで穏やかで優美で上品な音楽の時間。
上質とはこういうことか。

ブラームスは長めだったけど、他はどれも "ちょっといい小品" っていう感じ。
お客さんに迎合し過ぎることなく、自分の感情を剥き出しにすることもなく選ばれた曲と音楽。そんなふうに思ったよ。
そしてそこにこそ、その人の趣味のよさが出るのか。

ブラームスは長め・・・ちょっと寝ました。
重たい瞼を感じながら「昔の王様はこんなんだったのかなあ」って。
不眠症に悩む王様が眠りにつくときの音楽を作らせて枕もとで演奏させたっていう話。
あれはどの作曲家と王様のことだったっけ?
ああ、こんな風にお抱え音楽家が枕もとで演奏してくれるなんてなんて幸せ…って思いながらウトウトしたよ。

チケットを買ったときは満席状態で良さそうな席は全部埋まってたのに、行ってみたら・・・空いてるやん!ベストポジションがあそこもここも!
どういうことでしょう!?

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ずっと睡眠不足だった1週間。
週末にとうとう限界がきて一日中寝てたヨ。
土曜日に予定があったのになあ・・・