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2016年6月24日金曜日

The Spy Who Came in from the Cold

邦題:寒い国から帰ってきたスパイ

小説がもとだそう。
日本ではハヤカワ文庫から出てたって。それっぽい。



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もうずっと昔だけど、BSテレビの二か国語放送で英語と日本語を同時に聞いてた。
慣れるとどちらの言葉も聞き取れて気にいってて。
テレビの機能にそういうのがついてたのかなあ。今は出来ない。
あと、字幕。
英語の字幕ってない。テレビの設定には出てくるけど画面に映らないのはそういう放送だから?
英語の字幕を眺めながら、英語や日本語を聞いてみたい。
そういう方向でも独自色を出してくれないかな…有料放送になるかな。

三柳香織サクソフォンリサイタルvol.6

兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホール

リサイタルは6回目だそう。
バラエティに富んだプログラムでした。
スクリャービンのピアノエチュード、ピアノソロかと思ったらデュオ。
きれいな曲でした。一番好きだったかも。

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梅雨のあいだは天気予報が当たらない。
雨だと思ってお洗濯をあきらめて出てきたのにずっと晴れてたり。
1日中晴れてるのは貴重なのに残念だワ。

2016年6月21日火曜日

Manon

パリ・オペラ座バレエ公演 オーレリ・デュポン
テレビの録画で。

マノン・レスコーと、椿姫と、カルメン。
どれも最初は中学生の頃に本で読みました。
1番(だんとつ) カルメン、2番 椿姫、3番 マノン・レスコー。
当時のわたしが面白いと思った順番。
読んだ順もこの順番だったような。

本では3番目だったマノン・レスコーだったけど、バレエになった途端1番に大躍進。

本で読むよりずっと感じるものがあったバレエでした。
囚人の女性の哀しさもなんだかもう…
男の人はみんなカッコイイしね。

オーレリ・デュポンの引退公演だとかで、最後の彼女の顔の美しさにも見とれたよ。

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豆乳の500mlってなんで売ってへんのやろ?
できれば無調整。

2016年6月15日水曜日

Padre Padrone

邦題:父 パードレ・パドローネ

50年ほど前のイタリアのサルディーニャ島が舞台。
その頃はリゾート地じゃなかったのかな。
リゾート地だったとしても、そういう所は“田舎”なワケで。
都市と地方の経済格差は今よりもっと大きかっただろうし。
観光客が過ごす地域から離れると、華やかなリゾート地とは全く違う生活の場がある。

実話らしいけど、文盲だった人が二十歳を過ぎてから10年ほどの勉強で言語学者になっちゃうんだ…
もともと才能があった人なのか、人って努力すればそういう事が出来るのか…
そういう方面から見ると興味深いお話しだけど、私は貧しさを見るのがイヤ…
貧困とか暴力とか無知とか。考えるだけで眉間に皺が出る。

昔々、所謂バックパッカーなる事をしていた時、文化が違う人たちの生活に触れるのが面白くて、若さゆえの好奇心と無邪気さと正義感と無垢な考えで、貧しいということに嫌悪感なんて持たなかった。
むしろそういう人たちに好意を寄せている自分を自覚してた。

一変したのがボリビアの山々を壊れそうなバスで超えてたとき。
荒れ野に見える所が実は畑で数本のヒョロっとした草がどうやら作物のようで。
痩せ細って汚れた家畜を世話してる、同じように痩せて汚れた少年…いや老人?

そういう光景は見慣れてた筈なんだけど、なぜかそのとき私の心の中で何かが壊れた。
「もうやだ」「見たくない」
自分の心の変化にびっくり。
私はなんて事を考えるんだろうと。一番嫌いな差別的な人間じゃないかと。
でも、いやだという気持ちは抑えられずに逃げ出すように先を急いだ。

刺激がたくさんあった20代の旅でももう忘れてることの方が多い気がする。
そんな中でも、鮮明に記憶してるあの光景は、この映画のいろんなシーンとよく似てる。

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6月は楽器のお稽古をお休みしてます。
5月に3回の本番をやった“アストゥリアス”は7月と8月にまた舞台を予定してるけど、もうたくさんいろんな事を教えてもらったし。
教えてもらったこと、得たことをじっくり考える期間。
この曲から少し離れてみるのも有効な手段…と勝手に考えて、次の曲の練習を始めました。
ただ、7・8月には別の曲も予定していて…
私は一度にたくさんの曲を練習する事が出来ないので2、3年程前にやったことがある曲を選んで高をくくっていたら何だかあんまり出来ない…

新しい曲の練習をして。前にやった曲をさらい直して。
そしたらついこの間まで出来てた“アストゥリアス”が出来なくなってる…

7月になったら大勢での合奏の楽譜も届く予定…
すごく難しいに違いないんだけど、なんとしても仕上げたい!…たぶん一か月で…

曲に追われるのが何よりイヤで、そうならないように計画したつもりだったのに。
なんていうこと…

っていうか、私はずーっとおんなじコトをしてないと出来なくなっちゃうのかな…
一旦、出来るようになったら時間を空けても練習すればまた思い出せるんじゃないのかな…
ああ悲しい…

2016年6月5日日曜日

The Third Man



邦題:第三の男

ずっと流れてる音楽はギターじゃなくてチター…だそう。
テーブルの上に置いてお琴みたいに弾くんだとか。

映画に出てくるペニシリン・・・どうしたんだろう?? 
私はなにか見逃したかな??
排水溝から出てくる指のシーン長いよ・・・

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いろいろと用事を済ませるために梅田でウロウロ。
日曜日のお昼なのに人が少ない。
今日だけ?いつもこんな感じ?
いつもなら大阪の衰退もここまで来たか…と寂しい。
若者が少ない代わりに子ども連れが目についた。

ぐずりながら歩いてたりテンション高くはしゃいでる子どもたち…
いいねー、アンタたちしばらくは何やっても「置いてくよ!」とは言われないよ。
もしかして知ってる?
親も公共の場では叱りにくいだろうなあ…などと。

私は家に入れてもらえなかったとき知らん顔して友だちの家に遊びに行ったことがあったよ。
夜だったから友だちのお母さんがビックリ。
慌てて母が迎えに来た。
いわゆる“おしおき”の時は、「じゃあいいや!」って思ってた気がする。
本気でごめんなさいって言ったことあったかな?
ホントに謝らなきゃいけないって思うような事をしでかすのはもっとオトナになってからだよ。

世界中で報道されたらしい北海道でのトム・ソーヤみたいな出来事。
とにかくホッ。

2016年わたしの春の演奏会

もう1週間前のことだけど…
アンリ・ビュッセル作曲 「アストゥリアス」 を演奏しました。
集中して練習をしたのは約4か月間。
いつもより少し短い。
短い理由は、この前にやった「プロヴァンスの風景」を延長して、
2回目の本番をしたから。

なかなか馴染めなかった「プロヴァンスの風景」の第一楽章と比べたら、
「アストゥリアス」は最初から楽しい!
で、一緒にやってくれるピアニストを見つけたから後になっても楽しい。
アマチュアのピアニストと本格的に一緒にやるのは初めて。
何度も一緒に練習してもらえる。
あーだこーだ言い合える。
人それぞれだし、時と場合もあるだろうけど彼女は私と変わらないテンションで
臨んでくれる。
この曲のピアノは難しいらしいんだけど、
楽譜を渡した3日後には一緒に練習できてしまって、
そのまた3日後の合わせのレッスンの時にはレッスンを受けるのに充分な準備を
してきてくれて。

こういう事をやりたいって思ってた気持ちが叶って、練習の楽しさが倍増です。

本番は続けて3回。
最初は小さなサロン風小部屋。
なんだかイロイロうまくできなくてうーん。
2回目は小さなホール。
小さくてもホールの響きは違う!
気持ちいい!みんな良かったって言ってくれた!
1週間おいてドレス演奏。
この時は違うピアニスト。
ピアノが違うとイロイロ違う。でも嬉しい言葉をかけてくれる人たちもいて、
ああなんてなんて!

3回とも録音をしたのでしっかり聴いて次に活かします。
少し時間をおいてまたこの曲で第二弾をするから!

写真は1回目の演奏。