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2016年7月13日水曜日

夏の夜の舞踏会~ジョン・プレイフォード&ヘンリー・パーセル~17世紀英国の調べ

John Playford“The Dancing Master
”全曲シリーズ第3弾

アンサンブル・トリーヌ

大阪市中央公会堂 中集会室

古楽器だいすき。
音色も好きだし、曲も好き。
でも今日は音の終わりがそっけないなあって。
そういう曲なのか、そういう吹き方なのかと聴いてたけどそういう楽器なのかも。

小さい音、大きい音、音が響くということ…

私は吹きすぎちゃってすごく残念な音になる事がよくある…しょっちゅうある。いつもかも。
高い音を出そうとして。低い音を出そうとして。
音程を修正しようとして。
音がデコボコしてるのをなんとかしようとして。
タンギングが上手くいかないのは息のスピードがないからだと思って。
フォルテだから。アクセントがついてるから。クレッシェンドだから。盛り上がる所だから…すぐにブワーッと吹いちゃう。
吹きながら気が付く時があるけど止まらない
息が問題なのか、アンブシュアなのか…両方だな。
ブワーッていう息の時はアンブシュアが緩んでる。たぶん。


音のキタナさはサックスではよく指摘されることだけど他の楽器でもおんなじだなあって、この頃。
みんな一緒。
この頃ピアノをよく聴くんだけどピアノも一緒。
どうも音が大きい人が上手いとされてるような気がする。
サックスと似てる。
そして、よく鳴ってよく響くピアノがいいとされてるような感じもする。
サックスと似てる。

それを目指して楽器が発展してきたらしいけど、楽器マニアじゃない私たちがどうしてそんな考えをするようになっちゃったんだろう。
よく鳴ってよく響くピアノの扱いは要注意な気がするよ…
弾き手も曲も選ぶような…

わたしは大勢で合奏する時に自信がないと、一緒に演奏している他の人に申し訳なくて吹き真似だったり蚊の鳴くような音で吹いたりしてた。
ずいぶん謙虚…いい事じゃないけど。
共演の仲間であっても、人に自分の音を聴かせる責任と怖さを思ってたなあ…
あの状態がよかったとは思わないけど、無遠慮に音を出してる今の自分はやめなきゃ。すぐに!

よく鳴る楽器、大きな音は周りの人への影響が大きい。
ちゃんと心に留めないと。
でも縮こまって吹けなかった以前の自分もイヤ…だからガンバル。