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2018年3月31日土曜日

Le Corsaire



ウィーン国立バレエ団
邦題:海賊

録り溜めていた映画を見始めて数分で消すこと続けて3本。
読みかけの本も気が乗らず…
でも何気なく選んだこれは飽きることなく最後まで見入りました。
ウィーン国立歌劇場で2016年に収録されたものだそう。

放送は "くるみ割り人形" の二本立てだったけどそちらの方は私の知ってる "くるみ割り人形" とずいぶん違って違和感に馴染めなくて途中で観るのを止めちゃったんだ。
で、 "海賊" の方だけいつか観ようと思って残しておいた。

第三幕なんて本当にきれい。素敵。
こんな風に美しいものはどんな時にも心を平らに安らかにしてくれるのネ。
ありがとう。

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パソコンの操作がうまくできないとの連絡があって実家帰り。
何年ぶりかしらっていうくらい久しぶりに桜の季節に帰れました。
最寄りの駅も小さくてなんにもない住宅街だけど昔からの桜並木はとても立派。

実家でご飯を食べた後のお茶碗を洗うときに思うのは「このヌルヌルは今日のじゃない…」
普段あんまり洗えてないんだろうなあ…
食器洗機は忙しい共働き家庭だけじゃなくてこういう所にも必要なんじゃないかな…でもなんでも機会に頼るとボケちゃうかな…あれこれ考えつつ大量に洗剤を使って洗います。

父はお酒を呑んでご機嫌だったけど手術したばかりの眼はいまひとつしっくりこないそう。
どんどん小さくなる母に「この頃はライトアップもされている」と聞いて母と一緒にお散歩。
あと何回こんな風に桜を見ながらお散歩できるんだろうと思うと…人生って…

2018年3月25日日曜日

Blood Diamond

邦題:ブラッド・ダイヤモンド

面白かった。
ディカプリオが野性的でちょっとビックリ。

映画を観終わってツラツラと…
私が初めて海外に行った頃と比べて危ない場所が増えてる。と、思う。
もう冒険旅行とは縁遠いから実態はわからないけど、私が遊び回ってたころはホントのホントに行っちゃいけない国なんてなかった。
当時、一番危なそうだったのは中南米。
でも行けた。
外国人旅行者もそれなりにいはったし面白かった。

アフリカはエチオピアの一部とニカラグアはダメそうだった記憶があるけど他はOK。
中東なんてどこも大好きだった。

それが今は中南米は問題なくなったけど、中東やアフリカはダメなところの方が多いんじゃないかしら??
アフリカなんてOKなところはなんだかリゾートっぽい。
若い女の子が一人で貧乏旅行できる雰囲気じゃなさそうに思えるのは、ワタシが現役じゃないからかしら??

さてさて、ダイヤモンド。
身につけるための貴金属に興味はないけど博物館の鉱石展示は大好き。
そして、ビーズやガラス玉のオモチャアクセサリーを堂々と身につける自分が誇り。
いろいろ変わってしまったワタシだけど、これだけは変わらなくて嬉しいワ。

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例年になくくしゃみ連発の春。
素敵だと思ってた人たちのあまりにブラックな一面を知ってビックリ仰天の後にきたモヤモヤが頭を離れない春。
睡眠時間となーんにもしない時間をたっぷり持ったら今までの不調がウソみたいに心身がスッキリしてきた事に生活なことをイロイロ考えちゃう春。
だからお花を観に行こうって思う春。

2018年3月24日土曜日

Le Havre

邦題:ル・アーヴルの靴みがき

いい人たちばっかりの映画。
難民・移民問題のドキュメンタリーをよく観るんだけどその度に胸が痛くなる。
この映画を観て「ああ、こんな人たちもいはるんや」(映画だけど…)ってなんだかホッ。

個々人は自分の身の周りで起こる出来ごとに対して誠実に良心を持って向き合っていく。
でもそれは大きな国としての経済、安全なんかとはもしかしたら少しかみあわないところがあるのかもしれない。

そして…
二十代を世界冒険旅行ではじけて過ごしてた頃は自分をコスモポリタンだと思ってたのに、今のワタシはなんだかずいぶん偏狭。
国内を旅行しても外国人観光客だらけ、お休みの日の繁華街の人混みも日本人より観光客の方が多くてスムーズじゃない人の流れと大声が溢れてる、と思ったら最近は満員の通勤電車にも乗りこんで来るお年寄りから赤ちゃんまでいる旅行中の親戚一族や、特大スーツケースを持ち込む若者たちにうんざり…

自分の変わりようにビックリする。
いったいどうしてこんな風になっちゃったんでしょう。
私自身に余裕がないからのような気もするかな…若い頃のワタシはもっと鷹揚としてたんじゃなかろうか…

西ヨーロッパの観光都市は人口より外国人旅行者の方が多いとか。
大都市や観光都市の人たちはどういう気持ちの変遷があったんだろう?
たまにニュースで見聞きすることもあるけど、どんな風に思ったはるんやろ??
パリやニューヨークのブランドショップで買い漁る日本人が嫌がられていたのは今は昔。
30年遅れて日本がその立場になってるのね。
…とか言ってないでまずはワタシの問題。
ワタシはもっとゆったりと寛いだ気持ちを持たなくちゃ。

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楽器の練習のこと。
曲の中でずっと「ヘンなの」って思ってた箇所。
妙な音の並びでどうにもこうにも分からない。
分からないからあとでいいやってずっとやってなかった箇所。
とうとうそこに差し掛かってきたんだけど…
集中してやってるうちに…なんて美しく切ないんだろう!って。
理解できなかった所がこの上なくストンと胸に落ちたときの嬉しさったら!

2018年3月23日金曜日

les 4 Saisons d'Antoine

邦題:アントワーヌの四季
音楽って楽しい。
なんて素敵な娯楽。
ほんとうにほんとうに心が自由になるね。

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ハードな日々をそうと気づかず過ごしていたら、ある日突然体調を崩してしまいました。
そういう年齢だということなんでしょう。
考え方も行動も、生活を変えていかなければいけないんだと分かりました。
これを機会に良い人になりたいな。