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2016年12月5日月曜日

ウィーン古典派・・・楽聖たちの人間模様

大阪倶楽部

前日とはガラッと変わってバロック。
要するにワタシは古いのか新しいのが好き。
ロマン派っていうのがイマイチわからない。聴くのも演るのも。
真ん中、前から2番目の席に座れたのでチェロの弓の動きとビブラートをかける左の指を凝視。
そしてバイオリンの音を一生懸命聴きました。
先生がよく言はること。
「弦だと弓がアップする感じ」「弓が弾き返す感じ」「弦のビブラートの指」
何となくのイメージで解釈してたから実際はどうなんだろうって。
…わからん。
いつかマンツーマンでもっともっと接近して聴きたいワ。説明付きで。





西本淳×大石将紀 サクソフォン・デュオ・リサイタル

阿倍野区民センター 小ホール

2時間ずっと現代音楽の響きを浴びました。
1曲ごとに“ケックランの24のデュオ”を挟んでいるんだけど、なんだか私の知ってるケックランじゃない…あ、そもそも私はこのエチュード知らないんだった…
譜面台を間に置いて向かい合っての演奏はパントマイム劇を観てるみたいで面白い!
ユニゾンだと鏡みたい!
わざとかな?自然にそうなってるのかな?
いわゆるキレイな旋律がない現代音楽って芸術とか音楽っていう言葉の感じじゃない。
身体のグーッと奥から出てくる音。魂の底にある音。宇宙的なもの。古代の感覚。
ああ、私もやりたい!渾身振り絞って出したい音がある!
・・・スラップタンギングやらフラジオやら…そういうのが出来るようにならなきゃ現代曲って出来ないんだよね…んー
そして。
そんな響きを出すためのテンション(みたいなモノ)が合う人がいるってなんて羨ましい!
なんてことないような曲でも、人と一緒に音楽をやるって簡単なコトじゃないなあってこのごろ思うよ。
ワタシの問題かしらネ…
もひとつそして。
お客さんで来たはったプロ奏者と会場でおしゃべり出来たました。
ご親切に相手をしてくれはって嬉しかったワ。