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2023年11月21日火曜日

13歳からのアート思考 (末永 幸歩)

「ビジネスマンにアート思考が注目されている」とかなんとかいう言葉が気になってた。

で、読んでみた。


デュシャンの[泉]が当初の物ではないっていう事に笑っちゃった。

古代エジプトの"リアルではない絵"や"黒楽茶碗"の説明にもフムフム。


そしてアート思考とやら。

まず"アート"という言葉が曖昧。

その曖昧さに合わせて、思考というのは人それぞれの知性と教養、考えの深さ、方向性の違いがあるからなんともふんわりした言葉だと思ったよ。

[チコちゃんに叱られる!] の「ボーっと生きてんじゃねーよ!」みたいな感じで「もっと考えろ」ってことなんだろう。…と思う。


でも…

現代美術で、共感も違和感も好意も嫌悪感も感じないものがある…たくさんある…この頃特に…解説文があってもなくても…そういうものには「考えよう、感じよう」という気も起らない。

あ、そこを振り絞って考えてみたら何かがあるのか!(なんてしんどい)

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図書館に行く道すがら、御堂筋イルミネーションの下を歩きました。

今年初のイルミネーション下のお散歩で楽しかったんだけど、少し前に"光害"についてのテレビ番組を見たからちょっと複雑な気持ちも。

イチョウにはライトアップの影響は無いらしいし、そもそも御堂筋は普段から明るい場所だけどさ。


関東は電気代が高騰してるらしいけど、イルミネーションはどうなってるんだろう…と思ったら、去年から縮小してる所もあるよう。


キラキラを充分楽しんだ世代の私が言うのもなんだけど、暗い中にぼんやり光る灯りもいいんじゃないかなあ。

昔のガス灯を見てみたい。どんなんだろう。

外国には下水道に溜まったメタン・ガスを吸い上げて燃やすガス灯があるらしい。エコ。