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2015年7月3日金曜日

王の舞曲Ⅴ

ザ・フェニックスホール。
2013年の「王の舞曲Ⅳ」に続いて2年ぶり2回目のバロックダンス鑑賞。

こういうのなかなか観る機会がない。
関西でバロックダンスやったはるのってこの人たちだけなんやろか?

チェンバロ、バロックバイオリン、ビオラダガンバ、リコーダーのカルテットで始まった音楽は一瞬、集中しないと聴こえないんじゃないかって思う慎ましさ。
しばらくすると耳も慣れてくるんだけど、ふだん如何に騒々しいものに囲まれているのかって思うね。

前の日にやってたテレビのバラエティ番組の騒々しさ(…とか言いつつ見てるんだけど)
大編成アンサンブルの無粋さ…ワタシなんてひとりでも…っていう連想になってゾッ…

そしてバロックダンス。
いやー、やっぱりカワイイ!オモシロイ!
なんだろうこの可笑しさは!?
なんかねえ、小さい女の子が音楽に合わせてルンルンしてる感じ。
って言ったら失礼かもだけど。
でもね、音楽も古いからそんな複雑な感じじゃないし振り付けも単純。
ステップはいろいろやってそうなんだけどドレスに隠れて見えないから、ヒラヒラさせてる手とニコニコしてる顔とボリュームあるドレスだけ見てるとやっぱり、小っちゃい女の子が機嫌よく踊ってるみたい。
ほんと可愛くて可笑しい。
でも手は、マリオネットみたいにつられてる感じでなかなか高度な動き。

でも!
この時代、ヨーロッパ宮廷は結婚してても男女関係が乱れてたはず!
こんなかわいい踊りを踊りながらそんなことしてたなんて…想像の翼はどこまでも・・・

宮廷では男の人も踊ったはったはず。
そういうのも観てみたいなあ。