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2016年9月6日火曜日

二コラ・バルディル― クラリネットリサイタル

ドルチェアーティストサロン 大阪

開演前、舞台上の譜面台がずいぶん高い位置でびっくり。
そういうのが好みなんだ…って思ってたら、背がとても高い人でした。
いっぱいに開けたグラントピアノのふたとおんなじくらい。

そしてその譜面台、休憩中に半円形にたくさん並べられました。
端から順番に見ながら移動していくんだろうと思ってたら、見る順番はばらばら。
最初は向かって左から2番目の譜面台からスタートして、次は…どこだったけな?
ああ、そうか、本人も見る順番覚えとかなくちゃいけないんだ!

私にとっては、初めてのクラリネットのコンサートでした。
クラリネットってこういう音がするんだ…吹奏楽団で吹いていたときに間近で聴いていたはずなんだけど、響きの大きさにびっくり。
そう…響きなんだよね…音が大きいんじゃない…ああ…

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私の楽器のこと。
1か月半ほど前にある先生から「リードが薄い」と指摘されて。
音程に問題があるのはそのせいだって。
すぐに1段階厚いリードに変更。吹奏感は問題なく、長い間悩んでいた音程もだいぶマシになった。
それまでのリードは、タンギングがうまく出来なくて試行錯誤した末に選んだもの。
音程や音色は気になったけど、そういうのはアンブシュアでコントロールしようと…するものだと思ってた・・・思うことにした。
何より、軽やかなタンギングが出来るようになりたかったし。

でも今リードの番手を上げてもタンギングは問題なくできた。
ああ!そうか!しっかり息ができるようになったってことか!うれしい!

そして先日。
別の先生、「リードが薄い」
最近変えたばかりだと話したら、薄いリードを使うなら…ってアンブシュアや息のことをいろいろ教えてもらいました。
ああ、響きが変わる!

次の日、試しにもうひとつ厚めのリードを付けてみたら…吹けちゃった…
これから少しお試し期間に入ります。
スッキリ解決できるかな?でも、私うまくなってるんだ!って思えてうれしいよ。