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2015年12月4日金曜日

The Town

邦題:ザ・タウン

貧困と治安。
通りをひとつ隔てただけで雰囲気が変わる街。
何年も、場合によっては百年以上同じ雰囲気の街。
これは古今東西いつも。どこも。

ニュースで見聞きする事件も、ほんとのところは過激派でも民族や宗教の問題じゃない。
お金がないということ。その連鎖。

どんな生い立ちであれ、大人になったら自己責任。
でも子どものうちはできるだけ良い環境で過ごしてほしい。過ごすべき。
そう思って、毎月少しのお金を一人の外国の施設で暮らしている子どもに送ってます。
もう2年か3年か・・・もっとかな。
1年に1回、その子から手紙がくる。
わたしからの手紙は彼からの手紙への返事。ありきたりな短い言葉で。
書く言葉がなんにも思いつかないから。

他の人の場合は、文房具やらなんやらと送ったりすることがあるみたいなんだけど私はしたことない。
どうしてしないのか自分でもわからない。
優しい手紙や文房具をもらってる他の子どもたちと自分を比べて、わたしと繋がってる男の子はどう思ってるだろう。
悲しいを通り越して怒りを感じてるかもしれない。

インターネットでその施設の様子が見れるの。
いろんな行事があって楽しそうにしてる写真がいっぱい。
いろんなところからの寄付もいろいろあるみたいで、カッコイイ靴やカバンを持ってたり。
私が送るとしたら100円均一で買う文房具。
そんなものじゃたいして嬉しくないんじゃないかと思う気持ちがある。
私が送ってるほんの少しの現金は、必要なお金できっととても役に立ってるんだと思う。
でも100均の文房具はいらないかも…
結局、毎回同じ言葉の簡単なカードしか送ってない。

彼はイヤな思いをしてるんだろうか…
私はとんでもないニンゲンなんだろうか…

映画を観終わったあとにそんなことを思いました。
ベンアフレック、かっこよかった。