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2017年12月17日日曜日

ハビエル・ボネ ホルンリサイタル


ドルチェ アーティストサロン

ホルンの素敵な音を聴いてみたくて行ってきました。
音の割れ(?)がとても人間らしい。
普段そういう事にならないようにならないようにってやってるけど、割れててもひずみがあっても全然いいじゃないかって思える。
音の割れが失敗した音じゃないって思えるのはなんでやろ??。
割れてるけど倍音でもあるから?
実はキレイに割れてる?
他の音がキレイだから?

そしてフォルテも素敵。
全然大きくない。
でもフォルテ。
大きくないけどフォルテって分かる。
ピアノがものすごく小さい訳でもない。
でもちゃんとピアノがあってフォルテがある。
これはなんだろう??
音量の大小じゃなくて響きの違いっていうのはこれのこと??
大きな音がほんとうにほんとうにイヤな私にとって是非とも知りたい謎だワ。
もっと聴いてみたいなあ。
もっと近くて聴いてみたいなあ。
レッスン受けてみたいなあ。

もうひとつ思ったこと。
演奏の合間にホルンを抱えたはる姿にドキッ。
赤ちゃんを抱っこするみたいに両手で抱えたはった。
それを見た瞬間思ったネ。
今このとき、誰もいない暗くて寒い部屋にポツンと置かれてる私の楽器のことを。

「ああ、あのホルンはあんなにも大事に抱かれてるのに私ったら!
早く帰って私の楽器を抱きしめてあげたい!!」って。

楽器を大事にするために名前をつける、っていうことを聞いたりするけど私には全然ピンとこなかった。
でもこの日を限りに楽器に対する愛着がどーんと湧き上がってきたヨ。
これはいったいどういう心理なんでしょうネ??

なんだかいろんな疑問をもった演奏会でした。

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江之子島文化芸術創造センターに、20世紀の写真芸術 学生がつくる大阪新美術館・enocoのコレクション展 なるものに行ってきました。

このブログを始めてから、どんなに面白くなくても観た映画や美術展や演奏会や本は全部一つのページに記録してきた。
面白くないと思った理由を書いて。
でもこれは…

2017年12月9日土曜日

Il giardino degli amanti by Corpo di ballo del Teatro alla Scala


恋人たちの庭
ミラノ・スカラ座バレエ団

もしかして一番たいへんだったのは音楽の人たちじゃなかろうか…
指揮者なしで、どうやって舞台の動きを観たはったんやろ…
1幕ものだって書いてあったから1時間ほどかと思ったらぶっとうしで2時間!

舞台は・・・
衣装がお洒落!
色とりどりのスーツや膝丈のワンピースが素敵。
ハイヒールも素敵。
振付がかっこいい!

最初の方のシーンで目隠しされて踊ったはったけど、あれはホントに見えてなかったのかな?
もしそうならスゴイ。

バレエはオーケストラって思ってたけど、7,8人(?)の音楽だと一つ一つの音が際立ってこれまたかっこいい。
もっのすごい正統派もいいけど現代物も好きだわあ。

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楽器のこと。
しばらく本番がないので基礎練習がほとんど。特に音階。
でもホントは音階の練習の意味が分かってない…
どの調でもどんな形でも、全部の音がきれいで均質な音で正確にできれば曲をやる時に早くできるっていうのは分かる。
だから、そのときと取り組んでる曲に合わせてやればいいんじゃないかなあ…
曲の仕上がりはゆっくりでいい。
急がなきゃならない理由はぜんぜんないから基本的なテクニック含めてその曲の中でクリアしていければいいんじゃないかなあと…
まあ、そうするとその曲ではできても、別の曲になると同じようなテクニックでもできないっていうことがある気がするんだけど…

子どものころ10年習ってたピアノを弾かなくなったのは、一つの音階を「違う、違う、違う…」って何時間もかけてたから…
一つの音階に1時間以上かけてたらエチュードや曲の時間がなくなって…焦って…

オトナになった私はだいぶいい加減にできるようになったけど、それでもやっぱりこのモンダイには悶々とする…
それでも今は音階練習をやってみてます。
まあ実験ネ。
役に立つのか立たないのか?っていう。
そう思えば時間がもったいないって思わずにすんで、結果を楽しみにできるワ。

2017年12月3日日曜日

Le cygne(Le carnaval des animaux) Saint-Saëns

白鳥(動物の謝肉祭より) サン=サーンス

これを人前でやろうという自分にアッパレ。
でもラクールの1番やるよりマシかな。
あれはピアノ無いし・・・

この曲ってチェロとハープだと思ってたら、なんとチェロとピアノ2台だって!
ワオ。調べて良かった。
生で聴いてみたいな。

バレエになるとタイトルが変わって "瀕死の白鳥"
バレリーナの長い腕が折れそうな白鳥の首になったり、翼になったり。
本物の白鳥のような感じが美しくてもグロテスク。
そもそも、白鳥が瀕死だなんて!そして瀕死だったのが最後はとうとう…!!

でもね、動物の謝肉祭ではそんなナレーションじゃない。
フツーにキレイねーって。
どうしてそんなことになったんでしょう!?

私はフツーにきれいなイメージで。
練習すると基礎が足りないんだと痛感。
ほんとは1年前にやろうと思ったんだけど、人前に出せるレベルには程遠くて断念。
1年経って少しはマシになったと思えたのは1年分の成長があったからだと思うけど、それがどういう成長だったのかは分からない…
そして、足りない基礎ってなんだろう??
跳躍した音のロングトーン?
ビブラートの柔軟性?
これが分かってないっていうことは進歩なんてしてないってこと。
だから吹けない…
先生は「やりたいことはよく分かる演奏でした」って。
その言葉の後ろには「その為の技術がない!」っていう意味がある…と読んだ…

なんだかんだ言って本番。
ピアニスト「テンポは?だいぶゆっくりがいい?
ワタシ「いえ!速めでお願いします。」
ピアニスト「♪♪これくらい?」
ワタシ「♪♪♪」
ピアニスト「え!?そんなに!?…わかりました」
ワタシ(…あれ?違ったかな?いつもどんなんやったっけ??不安不安不安…)

結局、超絶速い白鳥になりました。
ピューって走り去る白鳥…
おかげで全部の音が抜かりなく鳴ったけど。

この曲はこれからも時々やろうと思います。
これをいつでも出来るようにしておくっていい練習になる気がするから。
今度やる時はもっとゆっくりでもちゃんと出来るように練習しよう…

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ウチの近所の観光地化がどんどんレベルアップ。
お休みの日のお昼前、でかけようとのんびり通りに出たら観光バスが2台止まってた…
薄暗くて入ろうとも思わなかった小さなお店も数軒もテイクアウト専門のファースフード店に様変わり。
ビミョーにオリエンタルな感じでけっこうお客さんが入ったはるからビックリ。
この間はそんなお店の前に大きな透明のガラスボールがあったからなんだろうと覗いたら "恋占いお御籤" なるものが入っていてこれまたビックリ。
みんなやるなあ。けっこう商売上手やったんや。

他にもおしゃれなカフェやバーが出来て、前を通るだけでうれしいワ。


2017年12月2日土曜日

笙と雅楽の世界へのお誘い 古代の楽器で奏でる現代〜光降るような音を慈しんで〜

ヒビキミュージックサロン

最初の音が鳴ったとたん吃驚仰天!全身が引き込まれました。
初めて聴く音!
小さな楽器からパイプオルガンのような重層的な響き。
でもパイプオルガンより高く透明。
そして、和音ってこういうものなんだ!って。
私は初めて和音というものを聴いたんじゃないかっていうくらいの響き。
高く清らかに澄んだ音色とはこういう音なのかと。
そんな音が減衰せずにすーっとどこまでも伸びていく。
もう、ほんとうにほんとうに衝撃的な経験でした。

3曲ほど参加の龍笛もまたなんて宇宙的な響きなんでしょう!
楽譜がどんな風になっているのかわからないけど不思議な音の繋がりに、あるがままの音楽・自然な響きとはこういうものなんじゃないかと思うと目頭が熱くなる。
ああ、私もこういうことがしたい!!

いろいろ調べてすごく勉強になりました。
基本的なところから。
能楽と雅楽は違う…私が今まで好んで聴いてたのは能楽で、雅楽をちゃんと意識して聴いたのはもしかしたら今回が初めてかも。
雅楽の楽器は中国伝来のものだとか…
笙っていう楽器の複雑さと手間がかかるっていうこと…
古来、日本では季節によって演奏する調が決まっていたとか…
などなど…

乾いた大陸であんな音が空を切っていたのかと思うとゾクゾクする。
京都の宮中っていうとこじんまりしたイメージを持ってるんだけど、奈良や四天王寺の大きな建物とその後ろの広い空にはピッタリだワ。

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髪を切りました。
美容院ってあんまり行かないけど、行ったらドラスティックに変身したい。
無難とか保守っていうのは自分を表現するときにはパス。
十代の頃からいくら年を重ねても変わらない。変わる気配もない。

2017年11月26日日曜日

月と音楽

大阪大学会館講堂

惑星科学の専門家のお話しと弦楽カルテットの演奏が交互に。
宇宙のお話しは講義風でスライドももりだくさん。
演奏の時は舞台の背景に宇宙の写真が次々と。

月に置かれた鏡の話しや太古の昔と今の空の見え方の違いなどなど面白いお話しがたくさん聴けました。
演奏では弦カルで聴いたベートーベンの月光の面白かったこと!
もっかい聴きたいワ。

朝、太陽の光を浴びたら「よし、頑張ろう」「いい一日になりますように」「仕事だ…」ってなるけど、
夜、お月さまを見たら「ああ・・・」って。思考が自分の内面にぐぐっと入っていく。
なんだろうね。不思議だね。
夕方5時に会場を出たら箕面の山のしんと冷える空気の中に柿色の夕焼けと白い三日月が見えました。
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帰りに寄った千里中央の焼鳥屋さんで大御所漫才師さんご一家に遭遇。
芸能人が行かはるお店は美味しいわあ。

2017年11月21日火曜日

“プロヴァンスの風景(第四楽章)” ポール・モーリス

曲名:プロヴァンスの風景(第四楽章アリスカンの魂は嘆きて)
作曲者:ポール・モーリス
Tableaux de Provence(4):MAURICE, Paule

第1,2,3楽章から2年経っての挑戦。
春から練習して2回の本番をやりました。
2年間空いたのは "アリスカンには作曲者の幼い子どもが葬られてれる" っていう話を聞いて「そんな辛い曲練習できない…」って思ったから。
でも今をときめく上野耕平さんの演奏を聴いて方針転換。
上野さんの演奏は、暗い/哀しい/辛いっていうより不思議な現代曲に聴こえた。
で、「カッコイイ!やってみたい!」って。
誰の演奏を聴くかって大事なんだなあ・・・
これ聴かなかったらやってなかったかもしれない。

練習の中で思ったこと。
ホンマに作曲者の家族のお墓があるの??
アリスカンって古代からの墓地。世界遺産。そんなところに20世紀の人のお墓??

アリスカンのエピソードを知って写真を観るととても厳かな気持ちになる。
そして私が見つけた写真はどれも南フランスの陽光がとても明るい。
なんて不思議な気持ち。
日本でいうと…関ヶ原みたい?
広くて明るい野原だけどたくさんの兵士が斃れた昔々の激戦地…ちょっと怖い…

練習終盤ではイタリア人奏者にレッスンしてもらう機会もありました。
通して吹いてくれはったことも嬉しかった。
一番刺激的に感じたことはヨ-ロッパの人に英語で教えてもらえたっていうこと。
文化背景が違う人、英語での表現/単語での説明がとても新鮮でそれまでとは違った感覚や思いが出てくる。

外国の曲を外国の人に外国語で教わったあと家で考えてみた。
私は日本人。どうする?
やっぱり "関ヶ原" ?

そしてこの曲の音は…幽玄だ。
音楽の言葉で "ソノリテ"ってあるけど、"ソノリテ" の意味がずっと分からなかった。
だからどんな音を聴いても「ああ、美しいソノリテだわ」なんていう気持ちにはならない。
でも"幽玄"っていう言葉は…使える!
幽玄ってナンダ?
いや、言葉ではうまく説明できないんだけどまったくピンとこない"ソノリテ"よりずっと分かる。
ああ、私は日本人なんだ!
沁みついた感覚、無意識の文化/価値観とはこういうものか!

こうして一つ一つの曲を通して得た経験や感覚が積み重なっていくのネ。
嬉しいことです。

1年前のサンジュレーとこの曲はスッと自分に馴染んでみんなからの評判もいい曲でした。
サンジュレーのときは先生の前で通した1回目で「いいんじゃないですか。楽しそう。言うことないよ」って。
この第四楽章を先生にみてもらったのは3回くらいだったか…
最後は「うん、いい。熱演ですね」

分かったことは…自分にあった曲があるっていうことか。
得意な感じ、好きだと思う曲、ぴったり当てはまるととても良くなるんだっていうことが分かった。
いい感じで出来ると褒めてもらえる。そして自信になる。

本番も皆さん褒めてくれはった。
先生が肯定してくれはったことで自信がもてたのかも。
意識してなくてもこの演奏で大丈夫なんだっていう気持ちでやったものを褒めてもらえると本当に嬉しい。
大丈夫なんだっていう自信が大きな確信になる。

調子に乗ってまたコンクールに出ようかと思い始めました。
今度は野心を持って。

*この曲の邦題 "アリスカンの魂のため息" じゃダメかな?
"アリスカンの魂は嘆きて" は意訳かな?
直訳だと "ため息" じゃないかと思うんだけど。
嘆くのとため息は違うと思うねんけどなあ。

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なんだかとてもとても仕事が忙しくて7時に出勤。
お昼休みもなし。
そうしないと夕方早くに終われない。
夕方はとっとと帰って楽器の練習。
夜は早く寝ないと次の日、起きられない。
何の時間がなくなったかというと、家でパソコン開くのとテレビを観る時間がなくなりました。
ネットやテレビの時間って無駄のようにも思えるけど、なくなってみるとこれらはぼんやりリラックスする時間でもあったっていうことに気がついたよ。

2017年11月18日土曜日

黒柳徹子×田川啓二 SU・TE・KI!展


阪急うめだギャラリー

アフガニスタンのパッチワークが素敵。
アフガニスタンにあんなものがあるんだと知れたことがうれしい。

日本も昔のものは素敵ねえ。
ちょっとしたよそ行きのスーツやワンピースの仕立て、刺繍がとても上等。
今だとあんなのは高級ブティックで一か月のお給料分くらい払わないと買えそうにない。いや、もっとかも。
でも昔は普通の人が着てたんだよねえ。
母もそんなのをいっぱい持ったはった。
今からおもえばため息だワ。

今回初めて、ビーズが施されている振りそでがあるっていうのを知りました。
いやはやなんて素敵!
ふと、このころはスワロフスキーは日本には入ってきてなかったのかな?って思ったけど、いえいえ、和服にはスワロフスキーよりビーズの細やかさの方が似合うかもね。

他にも、ビーズで作った葵祭の屏風も好きでした。

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毎日コーヒーを飲んで数十年。
十代の頃からブラックで。
濃いのが好き。
仕事中は一日4,5杯くらいかな。
最近は夏のアイスコーヒーのスッキリした感じも気に入ってた。

なんだけど…コーヒーを飲まなくなって一か月ほど。
「飲みたいなあ」っていう気持ちもなくなってきた感じ。
そしてお休みの日もだらだら寝ることがなくなった!

あちこちにカフェインレスのコーヒーがあることにも気がつくようになりました。
コンビニコーヒーにもあるのネ。
でも、コーヒー味のものを飲んじゃうとそれもまた癖になりそうだからパス。
チョコレートもパス・・・もらったら食べるけど・・・

私の知ってる人の中にはカフェインレスの生活をしてる人はいやあらへんけど、世の中にはけっこういはるのネ。

2017年11月17日金曜日

音楽学部声楽教員によるSOAI Concert


相愛南港ホール

声楽の先生方って年齢の貫禄がみごとに比例してる。
舞台に出てくる様子もなんて堂々!
そしてやっぱり歌を聴くときは日本語がいいなあって。
喋ってるときの言葉だと全然意味がわからなくても言葉の流れや繋がり方、抑揚なんかにとても興味をひかれるんだけど、歌になるとなんだかさっぱり…

演奏会の最後は客席も一緒に合唱。
声楽科の学生らしき人たちや歌関係の人がたくさんいはったみたいで客席もすごくいい声!
あちこちからいい声がたくさん聴こえてきてホールの天井を満たしてた。
なんて素敵な体験。

*************

テレビで抒情歌の特集をやってました。
フレーズの最後に微かなビブラートがあるのがなんともせつない。
私の表現したいものだ!って思って即録画。勉強になりました。


2017年11月12日日曜日

ロドリゴ・ヴィラ&野田 燎 ジョイントリサイタル



ドルチェ・アーティスト・サロン大阪

ヴィラさんおしゃれ。
オーダメイドのチェックのスーツやスーツとおそろいの蝶ネクタイ。
分厚い眼鏡。
そんなスペイン伊達男のスペイン風音楽。
スペインの音楽はアラブ風味がふんだんなんですって。ああそうか、そうだったのか。
知ってるスペインの曲をもう一度聴き直したい気分。

野田燎さんは音楽療法のドクターを持ったはるとか。
音やリズムが脳に影響を与えて認知症や脳損傷の改善に効果がある音楽療法ってすごい。
勉強してみたいワ。
そんな野田さんは盛大にフラジオはずさはったけど、いやいや、そんなことはどうってことないってよく分かった。
試験やコンクールは別として、音楽ってそういうもん。

私にはとても素敵なコンサートだと思えたんだけど、ついこの前の同じ場所でのサックスのコンサートとは人の数が全然違う。
どういうことなんやろ?
深いワケでもあるんやろかと勘繰ってしまうワ。
私は今回の方が好きだけどなあ。

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仕事が忙しくなっててんてこまい・・・調べてみたら私の場合 "きりきりまい" の方が合ってるみたい。
ここはやっぱり漢字で "きりきり舞い"

2017年11月6日月曜日

第30回相愛大学打楽器専攻生によるPercussion Ensemble~ヴルフ客員教授を迎えて~


相愛南港ホール

あと一歩間に合わず2曲目から聴きました。
面白かった!どの曲も全て!
打楽器の人たちって舞台への出入り、舞台での立ち姿、所作が美しい!
ステージに出ていく所から音楽は始まってるんだと実感。
恥ずかしさから妙にカッコつけようとしたり、リラックスしてる風を装ってみたりしがちだけどそうじゃないんだと。
そうすると舞台上での音出しやチューニングはやっぱりもってのほかネ。
ピアノソロが長いときの姿勢も気をつけなくちゃ。

さておき。
美しい所作も相まってなんだか演劇を観てるよう。
不思議な響きがいっぱいでその世界に浸るために目を瞑りたい気持ちと奏者を観たい気持ちで目がパチクリ。
ほんとに面白かった!
大きな音もイヤな感じの響きも不協和音もギリギリのところで不快にならない。素晴らしい。

カリヨンの曲はSF映画、宇宙の音みたい。
ちょうど1年前にマリンバのコンサートに行って以来、また聴きたいって思い続けてた音がモーツァルトで堪能できたのも嬉しかった!

もうほんと絶賛の演奏会でした。

10年前に引っ越してきて以来、相愛大学のサクソフォンとチェロの演奏会がどんどん素敵になってきたと思ったら打楽器もだった。
昔と比べると学生のレベルが落ちてる…なんていうことを聞いたことがあるけど学校によりけり!

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同じ日の朝、早起きしたら見えた日の出前のお月さま。

2017年11月5日日曜日

The Hours


邦題:めぐりあう時間たち

最初はピアノの硬質な音。
最後は弦楽器もまざって複合的、重層的。

生と死を巡るエゴのなんて悲しく辛いこと。
そこから逃れた人は若くて健康な恋人と、情熱とケンかを繰り返すありきたりで真っ当な生活を送る。

ドラマ、ホ-ムランドの主人公が出ててビックリ。
若い彼女はとても可愛い。まさしく巡り会う時間だワ。

印象的な音楽はフィリップ・グラスでした。
やっぱり素敵だ!

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なんだかこのごろ元気。
朝の目覚めがスッキリ。早起きできる。
昼間も元気でやる気いっぱい。
コーヒーをやめたからかな?
飲まなくなって1か月経つか経たないか…
カフェインが原因なのかなあ。それとも他になんかあるかな??
とりあえず年内は様子見。

2017年11月1日水曜日

GISELLE by MARIINSKY THEATRE, BALLET


ジゼル
マリインスキー劇場バレエ団

ずっと前に録画してたものを観たのがハロウィンの夜だっていうことに気がついたのは、ジゼルがお墓から蘇ってきた場面…omg…
ジゼルが好きだった男の人はあんまりいい人じゃないって思ってたけど、そうでもないのかも。
どういうのが正当なんだろう?

そして・・・
ウィリが誕生するって切ない。
日本では第二次大戦で結婚前に戦死した若者に花嫁人形を供えるっていうのがあるけど。
生涯未婚率の高い現代日本に住んでる身としてはよくわからない。
これは結婚に対する考え方なのかな?それとも性?
わからないのは私だけかな?そうだとしたら大問題ダ!
いずれにしても考えの元を知りたいワ。

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寒い季節のエプロンはスモッグとか割烹着スタイルがいい。
もうずいぶん長いこと1枚を使い続けてるけどそろそろ新しいのがほしい。
大きなスーパー二つで探したけど無かったよ。
何処に売ってるんやろ?

2017年10月31日火曜日

原 博巳&ジェローム・ララン サクソフォンデュオコンサート

ドルチェ・アーティスト・サロン大阪
初めましてラランさん。
お茶目なラランさんと真面目そうな原さんが並んで吹いてるのがなんかおかしい。

半年ほど前にここで発表会がありました。
客席がガラガラだったこともあるのかものすごく響く音にビックリして自分の音が "イタイ" ように思えてフォルテが辛かった。
「こんな大きい音で吹きたいワケじゃないの…」ってずっと思いながら吹いてたよ。

あの日以来の会場。
いやあ、大きい音でした。フォルテもしっかり。
んー。
結局サックスっていうのはそういう楽器なのか…?
んー。

曲は・・・
ナウシカ良かった!
私も吹きたいなあ。
ピアノも素敵。

ブロー・ダウンも好きだった!
カッコイイ現代曲のなんて面白いこと。

なんだかこの日はむしろピアノに耳を持っていかれる感じでした。
大きな音でもイタくならない和音って素敵だワ。

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右の写真はこの前ブックオフに持って行った本。
すごく分厚い本でとてもキレイな状態。
買取価格2円・・・いいんだけどね。





2017年10月29日日曜日

仏像の見方


中東系の色っぽい仏像が好き。
お不動さんや金剛力士の強さも好き。

子どもの頃は怖くて直視できなかった金剛力士像に観惚れる日がくるなんてオトナになったもんダ。
不動明王が持ったはる縄は「縛ってでも人を正しい道に導くため」なんですって。
ああ、お願いお不動さま・・・

体罰反対の人たちはこういう仏教の教えをどう考えるんだろう??

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夏の終わりごろから、かれこれ2,3か月のあいだ気にしていたことが上手くすすんでホッと一安心。
いつもと違って雨の多い10月と週末ごとの台風だったけど、あとはもう年末まで穏やかなお天気だといいな。
そしてそろそろ本気で美容と健康に気を使って、自信と元気を持てるように自分を整えたい。
きちんとした気持ちを持ち続ける私でいられますように。





2017年10月25日水曜日

Requiem:Verdi Ballett Zürich



チューリヒ・バレエ団
レクイエム:ヴェルディ
テレビの録画で。

んー、芸術!
こういうの大好き。
この世の人ではなくなってしまったらしい人たちが、恐ろしく不気味で哀しい。でもしなやかで目が離せない。

もっと若いころは怖ろしげな音楽や表現はただただ恐くてイヤで、ある舞台を観たあとでそれを母に言ったら「芸術的なコワさね」って。
開眼。
醸し出される雰囲気に呑まれて怯えるしかできなかった女の子(けっこういい年だった気もするけど)"芸術"っていう言葉で一歩ひいて観られるようになって大人になった瞬間でした。

母の言葉/感性には今でもドキッとすることがある。
感謝。

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ダリアの切り花を買いました。
1本300円超。高い。
奮発してピンク2本、赤1本。
お花屋さん:「ダリアは必ず水きりしてください。蛇口の水出しっぱなしじゃなくて必ず入れ物の中で!」
え…!?
花瓶とは別に入れ物を用いするのが面倒くさくていつも蛇口の下で切ってた…
蛇口だと空気が入っちゃうからダメなんですって。
深い入れ物に水をいっぱいはって底の方で切るんですって。
そうしたらぐんぐん水を吸ってくれるって。

もうひとつ。
外側の花弁が枯れてきたら取り除く。
そうしたら中心が開いて大きくなって長く楽しめるんですって。

高い花はお手入れも丁寧にってことネ。

2017年10月23日月曜日

第21回関西サクソフォンフェスティバル

豊中市立文化芸術センター大ホール

今や隔年になっちゃたけどお楽しみのイベント。
今年はプロの演奏がたくさん聴けました。
いつもにも増してプロの方がたくさんいはったから合間のご挨拶やおしゃべりも楽しい!
自分の出番があったからプログラム全部は聴けなかったけど、聴いた中で「わあ!」って思ったのは
アンサンブルシュマンの"ミステリアスモーニング(棚田文則さん)"とSHIONの"レシテーションブック"。
学生さんでは初めて聴いた京芸の"モルダウ(スメタナ)"も素敵だった!

相愛とミベモルは聴けなかったけどいつも通り美しかったはず…

ただまあ、一日中サックスの音ばっかり聴いてると、ましてやアンサンブルでの大音量となるとサックスの音についてイロイロ考えちゃう…
"面"で向かってくる音じゃなくて一本の"筋"がいいなあ。アンサンブルなら立ちのぼる音っていう感じ…違うかな?
じっくり考えよう。

私は"アルメニアンダンス""カンタベリーコラール""星条旗のマーチ"の3曲をラージでのりました。
3曲とも、いつの間にか私にとって馴染みある曲になっていてなんだか感慨深かったワ。

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台風一過。
次の本番に向けて楽器を調整に出しました。
今回は間が空いてなんと約8か月ぶり!
夏に本番がなかったからそのままにしてたんだけどやっぱり小まめに行くべきだワ。
高音も低音もなんてカンタンに出るんでしょう!
音もよくなった気がするヨ。
跳躍するところや低いドのビブラートもフツーに出来る!
ああ、神さまありがとう、技術者さんありがとう!ワタシってバカ。

2017年10月17日火曜日

Andrea Mocci & Ezio Ghibaudo ~イタリアの風にのせて~


エツィオ・ギバウド&アンドレア・モッチ
アコーディオンとアルトサクソフォン

イタリアのサクソフォン奏者を聴くのは初めてかも。
今まで日本人と外国の人とでは音が違うように思ってきたけど、違うのは年齢の差なのかもしれないって。ふと。
もしかしたら私が聴いてた外国の人って50代以上の人が多かったのかもしれない。
昨日のモッチさんは30代前半。
私が持っていた外国の人のイメージとは違ったけど、とてもとても素敵でした。
そもそも国や年齢で固定観念を持とうとするワタシがワルイ。

バッハはアコーディオンが良かった!
ときどきオルガンみたいに聴こえてドキッとしたよ。
うわあって思いながら聴いてたら終わっちゃったから、もう一度聴いてみたいなあ。
今度はサックスとアコーディオンの重なりにもっと耳を傾けてみたい。

もう一度聴きたいのは、フェスタの"道化"
初めて聴いたけど面白かった。
ああ、もう一回!

イトゥラルデもよく聴く曲だけど、プロのサックスを聴いたのは初めてかも。
やっぱり素晴らしい人で聴くとホントに素敵でお洒落な曲に聴こえるのネ。

短いステージで残念だなあと思ってたらたくさんのアンコールをしてくれはりました。
中でもアコーディオンのソロが好きだった。
列車が走る様子を模した曲で楽しい。

日本の歌曲 "赤とんぼ" もあったよ。

お二人で日本の曲を探していてこの曲を見つけたとのこと。
"赤とんぼ" を選んでくれはったことが、もうブラボー。
プロのサックスで "赤とんぼ" を聴いたのは8年ほど前の田端直美さんに続いて2回目。
ここでもやっぱり"プロの赤とんぼ" に感動。国籍関係なし。

最後はCDまでくれはって、もう大ファン!

*お話しする機会があって、レッスンまでしてもらいました。
倒れそうな緊張と感動のひとときは11月にまとめて書きます。

********************

あったかいコーヒーとチョコレートの季節…
しかし!
カフェインレス生活を始めようと思いつきました。
毎朝のコーヒーを飲まないのは案外カンタン。
瓶中ほどまで残ってるインスタントコーヒーやたくさんあるドリップコーヒーを、このまま置いておくか早く誰かにあげちゃうか。
なにかが変わるかな?変わればいいな。

2017年10月12日木曜日

Coppélia

新国立劇場バレエ団
テレビの録画で。

女の子たちがキャッキャッしてる感じがかわいい。大好き。
楽しい曲のときによくモチーフにするイメージ。

おんなじ高さで揺れるチュチュも可愛かった!

*****************

ソプラノの森麻季さんの演奏をテレビで聴いて一瞬身体がフリーズ。

このところテレビでは、
「強い所は強く、弱い所は弱く」
テレビに映る顔はそれっぽい表情をしてるんだけど、頑張って後付けしたっていう感情にしか思えない、
"先生に教えられた通り" 或いは "決まりに反応" したんだろうって思える新進気鋭の若手楽器演奏。

「とてもとても大きな声で宇宙に向かって感情を爆発」
ヒステリックに感情を押しつけられてる気がする大御所のアリア。
そんなのばかりでうんざりしてた。
でもこの前の、大阪コンクールではそんな風に思ったのはひとつもなかったから、テレビと本物を聴くのとではでは違うのかなあ、それともワタシのその時々の精神状態かなあって。

でも、森麻季さんはテレビでも素敵だった!
大きな声で歌い上げても全然押しつけがましくない。
どの曲でも情感はとても自然でワタシの表情もフッと緩む。
彼女の透明な声に好感を持てたのが理由のひとつだと思うんだけど、たぶんそれだけじゃない。なんだろう?ああ!なんだろう!?!?

2017年10月10日火曜日

大阪国際音楽コンクール グランドファイナル=ガラコンサート

高槻現代劇場大ホール

今年はずいぶん感じが違う。

会場が違う。
いつもの中ホールはバレエの発表会をやってました。
間違えちゃったよ。

お客さんが違う。
大ホールになったのに客席はずいぶん埋まってる。
中ホールでもガラガラだった数年前とは大違い。
外国の人たちもたくさん。

出演者が少ない!
各部門1位該当者なしがいっぱい…
調べてみると2、3位がないのもチラホラ…
どうしたことでしょう…
審査員が変わったのか、個性的な演奏が多くて審査が割れたのか、それとも…ムム…

チビッ子がいっぱい!
小学校低・中学年がいっぱい。
大学生と大人は3人ほど。なんだこれ。

7,8歳の子が無表情で超絶技巧を駆使して高速演奏する姿はボーカロイドかと思ったよ。

審査員の演奏がない。
その代わりに "1位じゃなかったけど良かった人たち" 4組の演奏を聴けました。
これが良かった!素敵だった!

演奏の審査ってホントにもう・・・

**********************

「お示しをさせて頂いております」「きちんと言わさせて頂く」
選挙が始まって政治家がたくさんテレビに出たはる。

堂々とした姿勢、強い目力、断固とした声色。
なのに言葉はへりくだってくだって…へりくだり方が力強過ぎてドリルで地面に穴があきそう。
強いのか弱いのかいろいろチャンプル。

"示す" っていう言葉…
"示す" 人は祖父母、両親、先生、神さま。
で、神さま以外は、自ら "示す" って言わない。
受け取ったこちらが"示してもらった"って感謝する。
"お示し" って "お" をつけるのは神さまの時ぐらいでいいんじゃないかな。
"示し"てくれたっていうことで敬意を含んでる。
神さまには"お"を付けることで超特別感を表す。

"言う" の謙譲語は "申し上げる"。
「言わせて頂く」でも「言わさせて頂く」でもない。
ふた昔前は、入社試験やら秘書検定やらマナー研修でこんな設問があった気がするんだけど。

"させて頂く" って言うときは、腰を曲げて揉み手しながらヘラヘラ笑いをするぐらいの姿勢が似合うんじゃないかな。
力強く断言する言葉じゃない。
…あ、でも "堂々とした姿勢、強い目力、断固とした声色" でホントに強い言葉を使ったら違う嫌悪感を生んでしまうのかな?
んー、難しい。

で、ワタシもテンション上がって言葉数が多くなると、普段は「ヘンな言葉」って思ってる言葉を口走ったりしてる。
あーあ…

2017年10月7日土曜日

いい階段の写真集


写真がきれいだったから衝動買い。

今まで古い建物で目にしたいろんな階段。
なんとなく気になっても「階段」に特化した話しを聞いたことも読んだこともなかったから、心の中にじわっと湧き上がる興味に気がつかないふりをしてきた。
こういう写真集を観て初めて、わざわざ感性を無視してきた自分の愚鈍さに気がつく。

大阪駅前第2ビルも載ってたよ。
そうなんだよね。あのビルって不思議。
2階に二か所ある楽譜屋さん、二か所ともエスカレータを降りてからの道順がいまだにわからない。
片方のお店からもうひとつのお店に行くのもいっつもウロウロ、ラビリンス。
階段とは関係ないけど。

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テレビの "ゆっくり/はっきり再生"
お年寄り向けだと思って、目に入ってなかったボタン。
英語の番組でこのボタンを押したら…あら素敵!ものすごくちゃんと聞きとれる。
外国語特有の唇を噛んでるところも発音に合わせて見えてワオ!

録画してた音楽番組やDVDも聴いてみた。
ああ、こんなビブラートがかかってたのか!とか、音の移りかわりの細かいニュアンスがいろいろ聴こえてきてもう釘付け。
素晴らしい勉強道具だワ。

英語以外の外国語も聴きとれるようになるかな。

2017年10月5日木曜日

Lost in Translation

邦題:ロスト・イン・トランスレーション

なんだコレ??
脚本賞とか作品賞をもらってるらしい・・・どのへんが評価されたんだろう??
日本に来たことのある外国の人にはウケそうな気もするけど。

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ワタシの場合…いろんなことをやる頑張りより自制する努力が必要…

2017年10月4日水曜日

Il Vangelo secondo Matteo

邦題:奇跡の丘

イエスの説教の中で「オブリガート」っていう言葉が何回も出てきた。
対旋律っていう意味の楽語と「ありがとう」っていう意味があることは知ってた…知ってたけど…あれ?なんかおかしい??
対旋律とありがとうってどういう関係?

調べてみた。
「ありがとう/感謝/恩恵」
でも、そもそもの語源というものがあるらしい。
「義務」

義務と感謝の関係がイマイチわからないけど。
西洋キリスト教的思考が必要かしら??

さておき。

楽譜に書いてある場合はどうやら
「主旋律じゃないんだから楽譜通りに演奏する義務がある」
っていうことらしい…たぶん…

なんていうか…身が引き締まる…
意味がわかると震え上がるけど、それでもワタシは対旋律やる方が好き。
なんなら聴くときもそっちをメインにしたいと思うときがある。
「ガンバレ、ワタシの耳」って感じで。

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練習時間が取れない日が続いたけけどもう大丈夫。
この頃は1日90分の練習時間。いい感じ。
そしてホントに大事なのはリード。そしてリードのセッティング。
これに尽きるね。






2017年10月3日火曜日

The Red Shoes


邦題:赤い靴

こわ・・・
童話ってほんと…なんて…

でも、上流階級のパーティがしょっちゅう開かれていてそこでの女性はロングドレスにティアラをつけていて。
そんな世界が素敵だワ。

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アンサンブルで。
「ココをどう演奏するか」みたいなことでは自分が思ってたものとは違っても喜んで合わせる。
「わあ、そういう風にするのか!」って。
自分とは違う捉え方は新鮮。実際にやるのも楽しい。

でも音量のバランスはムツカシイ。
主旋律に対して対旋律がどれくらい出すのか。
ここのピアノは?こっちのフォルテは?

ワタシは主旋律の真下の対旋律が好き。
リズムや唸りの低音もしっかりしてるのがいいなあって思う。
ピアノやピアニッシモはものすごく静かにしたい。
大きいのはそれほどじゃないのがいい。

あーだこーだ言うまえに練習ダ。
そしてどんなふうに鳴ってるのかちゃんと聴ける耳を持たなくちゃ。
まずは自分がどんな音を出してるのかしっかり聴く。これにつきる。ふー。

2017年9月30日土曜日

Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb

邦題:博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか

原題も邦題もなんだかよくわからないタイトル。だけど面白い。
そして、平和ボケから醒めつつある今この映画を観てしまった怖さ。

ホーキング博士が「世界はあと100年で滅びる」って言はったとかなんとか…
ストレンジラブ博士に重なるやんか…!?

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夏色の洋服やかばんを片づけた。
日中締め切る部屋の温度もだいぶ低くなってるからお花を飾る季節だワ。



2017年9月28日木曜日

お釈迦さまの脳科学

苫米地英人

ふむふむ。ふんふん。ふーん。
"科学"という言葉がタイトルについている通り、エビデンス風なものを紹介して論理的に書かれている…っぽい。
でもね何千年も前の出来事をどんな風に突ついたところでホンマのことなんてわかるんやろか?

いろんな考え方があるということを知って自分の哲学を作っていこう。

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来月は国会議員の選挙があるのね。
ドラスティックな展開だと思うけど、いつか見た光景のような気もする。
なんとまあ、ほんとに世の中って繰り返しなのネ。

過去の出来事を勉強しなくても、たかがワタシの人生でいろんな繰り返しを体験してしまうことにビックリ。
政治/経済/文化/芸術は、全て過去の模倣や繰り返しっていうことなのかな。
私たちは膨大で偉大な過去を持ってるのネ。

全く新しいものを生み出してるのは科学か。
ワタシたちが過去の愚かな部分のループから抜け出すためには、科学の力がいるのかも。
「過去から学ぼう」なんていう言葉じゃなくて。

「世界はあと100年…」とかっていうのが、思いつきのお騒がせ発言じゃなくて異次元への出入り実験が成功した上でのことならいいのに。

ガンバレ、サイエンス。

2017年9月25日月曜日

Osaka Hilton Concert 荒木絵美 with Akira Naito



大阪ヒルトンプラザウェスト

3年ぶりの荒木さんを聴きました。
前回はスペイン。今回は中南米。全曲ソプラノサクソフォン。

次々に違う曲が演奏されて、即座に違う世界が出てくる。
本のページをめくるように。
うつり変わる映像を観るように。

大御所の先生方には一音の響きに圧倒されるけど、それとはまた違う魅力。

一曲を通して感じるその人の世界。
そして絶大な女性らしさ。

私はどうも演奏者の性別を意識してる。
男性=異性。
伺い知れない深層。魅力。ドキドキ。緊張。こういうのが大半。
たまにふわっと大らかな優しさを感じると大きな安心感。

女性=同性。
そうよね、そうよね。
ああ、そうか、そうなんだあ。
うわあ、それでそれで?
わかるよわかるよ。うんうん。うわあ。
いいねえ、いいなあ、きゃあ、素敵ねー

本を読んでて登場人物の気持ちにすっと入りこんじゃうような感じ。
本を読んでて、日頃なんとなく思ってた事をずばり言い表している文章に出会ったときのような感じ。

素敵な女性の演奏にはそんなことを感じます。

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今週末は、好きな女性サクソフォン奏者の演奏をあとふたつ聴きました。
ネットで。

田端直美さんのパキスタンのテレビ出演映像。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=3020&v=rDhznTAqrxQ

塙美里さんのリサイタル映像。
ショパン~ジョルジュ・サンドへの手紙
ライブ配信で、保存もしたつもりだったんだけど…あれ?どこいったんやろ??

2017年9月21日木曜日

Places in the Heart

邦題:プレイス・イン・ザ・ハート

アメリカの中部、南部って好き。
昔の映画を観ても今の映画を観ても好き。
私の中のイメージ、ザ・アメリカって感じ。
マンハッタンも好きだけど・・・
もう数十年前…になっちゃうけど、初めてアメリカに行った時、夜明けにグレイハウンドバスの車窓から見た竜巻の跡。
眠りこけてたあと目を覚ましたタイミングだったか、突つかれて目を覚ましたんだったか憶えてないけど、隣りの席の大きな黒人の男の人が指差す方を見たらだだっ広い大地にポツンポツンと家や木が倒れているのが夜明けの灰色の中にぼんやり見えた。
ああ、アメリカ。
私がアメリカを好きなのは若い頃の思い出がたくさんあるからかな。
今でも、どんなふうになってもアメリカ大好きヨ。

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マンハッタンって家賃がものすごく高いんだってね。
今に始まった事じゃないのかもしれないけど、昔は学生でもシェアしながら住めてたのになあ。

年を重ねると時間の感覚が変わってくるね。
第二次世界大戦って私が生まれるずいぶん前のことだと思ってたけど、今となっては案外そうでもないことに気がつく。
狂乱のバブル時代ってさあ、今の若者にとっては私にとっての第二次大戦と同じくらい昔のことなんだろうなあ。

「リーマンショックの頃の価格と比べると…」
なんて電話口で喋ってる社会人二年目の声を聞いて「アンタその頃いくつヨ」と心の中で毒づいてしまう自分に苦笑。

2017年9月19日火曜日

ニューヨークバレエ団 バラシン・ガラ

パリ公演
ワルプルギスの夜
ソナチネ
ラ・ヴァルス
シンフォニ-インC

テレビ放送を録画していたのをやっと観ました。
"真夏の夜の夢"と一緒に録画していて"真夏…"は惹きこまれながら観たんだけどこちらはなぜか途中で飽きちゃって…
結局、数日かけて細切れに観ました。

なんでかな?

場面場面はとても素敵だと思うんだけど繋がっていかない…?だから面白くなくて飽きちゃう?
理由がわかるようになるにはもっとたくさん観なきゃダメかな。

写真がないので、以前撮った相愛大学のブリュートナーのピアノを。
ブリュートナー、聴いてみたいな。
どんな曲のどんな演奏が似合うのかな?

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芸能人や政治家のゴシップあれこれ。
「恥をさらして生きる…」って言う言葉。
事の顛末はさておき…「恥をさらして…」っていう覚悟は大変なものだろうなあって。

ワタシ…十代初めの頃は、前髪の長さを1ミリ単位で気にしてちょっとでも違うと思うと恥ずかしくてたまらなかった。

あれから私はどれだけの恥を重ねてきたんだろう。
思い出したくないこともあるし、人に言えない事もある。
あまりにも酷すぎて記憶から消してしまったこともあると思う。ゼッタイあると思う。きっとある。

過去だけじゃない。
この間の私の態度は相当恥ずかしいものだったって分かってる。
昨日はどうだった?
大事件じゃなくても、ワタシの日常にはそんなことがいっぱいある気がする。
なのに知らんぷりして生きてる。
考えると自分の言動すべてが恥ずかしいことのような気がしてくる。
こんな風にブログを書いてることもどうなのヨ?
で、こんなことを書きながら…書き続けてる…ホントは恥ずかしいなんて思ってないんじゃないの?

どう考えていいのかわからないけど・・・
・・・太宰治って今やインターネットでタダで読めるのね。
初めて読んだのは小学校の頃。
母の実家で叔父の部屋の本棚にあったのを見つけて。

"人間失格" 「恥の多い生涯を送って来ました」

うわー、これは今読まなきゃ。10年に一回は読まなきゃ。



2017年9月13日水曜日

声の迷宮 Vol. VII現代の音楽,声の可能性を探る旅

南港サンセットホール

小里さんの声を聴いてから3年くらい経ったかな。
数年ぶり、二回目だけど第一声で「あー、そうだこの声だ!」っうて。
もはやよく知ってる声のような気がする。そんな声。
作曲家のいろんなチャレンジが聴ける演奏会だけど私にとっては小里さんを聴ける機会っていうほうが大きい。
低い時も高い時も普通のときも、とても心地よい響きです。
体も声も感情も全然無理をしてない自然な感じ。
ああ・・・
もっともっといろんなパターン、状況で彼女の声を聴いてみたいなあ。

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今の大阪の日の出は5時30分過ぎ。
実際に山の向こうからお日さまが出てくるのは15分くらい経ってから。
でも空が面白いのは日の出前の30分だワ。
早起きと運動と面白い空。

2017年9月4日月曜日

Act of Valor


邦題:ネイビーシールズ
タイトル・・・原題の直訳の方がいいんじゃないかな?

出演者は俳優じゃなくて本物の隊員さんたちなんだとか。
映画のシーンがリアルに近いものなんだとしたら、悲惨なシーンを演じる人たちはどんな気持ちだったんだろう・・・
そして、隊員さんたちはみんなカッコよかったけど、外国人役の国の人たちはどんな気持ちで観るんだろう・・・
敵がいないとヒーローは出てこないのか・・・

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“人生を変えるには今までやったことがないことをしろ”
こんな言葉を知って。さてどうしよう??

・毎日フルメイクで外出
・絵を描く(水彩画)

思いついたのはこんな感じ。
さて、いつから始める??

イヴの七人の娘たち (The Seven Daughters of Eve)

ブライアン・サイクス(Bryan Sykes)

面白かった!
2万年以上前から今のワタシまでの壮大な物語。
いや、壮大というより荘厳か・・・そして物語じゃなくて事実だ。

物語風に書いてくてれるから本当に身近に感じる。

そしてワタシのマザーイブはいつの、何処の人なんだろう?
延々と繋がれてきたものをワタシが途切れさせるんだわ・・・
と思ったら、ワタシの母はワタシしか娘を産んでない・・・あ、そのまた先の母親も娘は一人だワ・・・んー、ということは未来をつくるってなんて大変なことなんでしょう!

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100均だと思ってた近所にできたお店はドラッグストアでした。
難波のドラッグストアは貼ってあるポップも案内放送も店員さんも中国語だったり韓国人だったりして居心地がよくないけど、ここは今のところそうでもなさそう。
場所柄、お客さんは外国人観光客の人ばっかりだけど・・・

品揃えも彼らのニーズに合わせていくのかな?
彼らはどんなものを買いたいんやろう??

それにしても、ペットボトルのお水もトイレットペーパーもティッシュペーパーもネットで買うより安そう。
近くだから荷物がかさばる/重いって思う間もなく持って変えれるワ。
宅急便屋さんが不在通知を置いていかなくてすむようにっていうプレッシャーからも逃れられる。

そして、こういうお店の明るいこと!
明度輝度が激しく高い真っ白なお店で、お化粧品コーナーの鏡に映る自分の顔にゾッとする・・・
次行ったら、BBクリーム買おうカシラ・・・あ、CCクリーム??

2017年9月1日金曜日

Best Exotic Marigold Hotel

邦題:マリーゴールド・ホテルで会いましょう

テレビドラマで見たことのある女優さんがいっぱい。
年をとってもスタイル良くて美人・・・じゃない!
違うけどすごく素敵。
あんな風になりたい、と心から。

そして・・・体力は必要だわ。
しっかりしなきゃ。睡眠、食事、運動。
こういうのがホント大事だってようやく分かった・・・まあこれも年をとった証拠。

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AMERICAN SPIRIT
煙草。
コンビニで見かけてパッケージと名前に惹かれた!
いろんな色があったから、いちばん軽いというオレンジ色を。
煙草にもオーガニックっていう概念があるってなんか面白い。

普段吸わないからか、立て続けに2本吸ったらクラクラして気持ちワルイ・・・
でもせっかくだからもういっかいトライしてみよう。バーボンと一緒に。やっぱりワイルドターキーかな?







2017年8月31日木曜日

続 「甘え」の構造


土居健郎

タイトルが気になってずっと読んでみたいと思っていた本、図書館で見つけました。
さあ読もう!と思ってよく見みたらタイトルに “続” ってついてる・・・・・・まあいい・・・

タイトルが気になっていたということは、自分の甘ったれに嫌気がさして、人の甘ったれたところに腹が立って、というところがあったからだと思うんだけれど。
甘えるという言葉は英語にはないんですって。
言葉をどういう意味で使っているか。どう定義しているか。人それぞれ。
ものすごーく賢い人がものすごーく勉強して「こうだ!」って言っても、その他大勢の人達がそれに賛同しなかったら・・・民主主義では多数決で決まっちゃう。

それはそれとして本のこと。
専門の論文 だったら私には難しすぎて読めないだろうけど、これはそういうのじゃない。
ただ「こう思った」っていうことを書いてるんだよね。たぶん。

こういうのって今やインターネットでタダで読めちゃう。
そんなことをツラツラと。

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アンサンブルでの演奏のこと。
口に出来ないでいた思いを友人に打ち明けた。
すごく共感してくれて。
みんな苦労してるんだなあって初めてわかった。

上手くいかない不甲斐なさが悲しかったけど自分だけじゃなかったんだって分かってちょっとホッ。
アマチュアもプロも。学生も大人も。
みんないろんな思いをしてるのね。
知ることができてよかった。
いつか私も自分の立ち位置を見つけたい。

2017年8月30日水曜日

Chef




邦題:シェフ 三ツ星フードトラック始めました

天海祐希のドラマはこれが元だったのね。
あのドラマでは鴨のコンフィとかいうのが美味しそうだった。
この映画ではテキサスステーキ!
食べてみたい!
映画とは関係ないけど、[ロッシーニ風]のステーキや、神戸牛のシャトーブリアンも食べてみたいなー

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ふと思い立って、長くご無沙汰している知人にメール。
少し逡巡して少し勇気がいったけど、優しい返信がきてうれしい。

ワタシも 「あの人に連絡してみようかな」って思ってもらえるような・・・優しくて丁寧でノリがよくて・・・っていう人でありたいワ。

2017年8月29日火曜日

マシアス・ギリの失脚

池澤夏樹
男っぽい!面白い!
“夏の朝の成層圏”がとても面白かったから池澤夏樹、2冊目はどれにしよう・・・って思ってたんだけどこれにして良かった。
いや、他のもきっと面白いはず。
タイトルから興味を惹かれるものばっかり。

昔々ほとんど全部読んだんじゃないかっていう、片岡義男、森瑤子。
森瑤子にいたっては、与論島に行ったときお墓参りまでしたなあ。

久しぶりにに全著作読みたい作家に出会えてうれしいワ。

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“ガラスの仮面 カフェ”
私はよく知らないんだけど、大ファンだという友人と一緒に。
昔から、漫画を読むことはあんまり無かった・・・ような気がするけど、大好きだったのは“有閑倶楽部”。
そう言えば、“なかよし”でもなく、“花と夢”でもなく私は“りぼん”がイチバン好きだったワ。
漫画じゃないけど、“マイバースデイ”も!
ああ、遥かなる少女時代・・・

写真に写ってるカードみたいなのはウェハース。食べちゃった。











2017年8月28日月曜日

Osaka Guitar Summer 2017 <福田進一と仲間たち vol.8>

福田進一&ホセ・アントニオ・エスコバル ジョイントリサイタル
フェニックスホール

久しぶり。フェニックスホール2階席。
たぶん初めて。ホールで聴くクラシックギター。

ものすごく難しい曲ばかりらしいんだけど、私にはその難しさがわからず。
ただただ心地いい。

1時間ほど経って、ようやくクラシックギターの響きに慣れてきた感じ。
そうしたらいろんな音が聴こえてきた。
次々移っていく音の響きが聴こえる。
短い音の連続でもそれぞれに余韻がある。
なんて深くて豊かなんでしょう!
減衰していく音だからこその趣ある響きなの?なんて魅力的。
もっと知りたいクラシックギター。
恋の始まりだワ。

繊細な音に耳を傾けていると、同じホールでサックスを聴いたときのことを考える。
サックスの大きな音をうるさくないように出すってなんて大変なことなんでしょう・・・

***************

今日こそは先生に曲を見てもらいたい!
結局、音階とエチュード1曲で時間切れ。


音階ってC-durだけ。
エチュードって1分もかからないようなのを1曲だけ。
いったいナニを言われていたか・・・
音!音色!もうひたすらに音、音、音、音、音、音、・・・

リードの場所はそれでいいの?
変えてみたらどうなる?
いったいワタシはナニを重視してリードを付けるの?吹きやすさ?音色?何かを妥協するの?

アンブシュアはどうなってる?ナニか忘れてない?
口の中はどうなってる?
響きはワタシのどこにある?

大丈夫!私には大きな可能性がある!

2017年8月25日金曜日

Lust for Life


邦題:炎の人ゴッホ

もしこの映画の通りなら、ゴッホの最後の引き金は吹奏楽っていうこともあるんじゃないか・・・なんて思っちゃう。
あれは凶器になるんだよ。
いやホント。
耳も心も頭もおかしくなる。
短い間だけど、吹奏楽をやってた私はそう感じた・・・
あれ?そうじゃない吹奏楽もあるんだなって思ったのはShionで一度だけ。

劇中の台詞。
ゴーギャン「抑制を学べ」
ゴッホ「俺は感情を恐れない!」

私は・・・感情があふれ出してるんじゃないかと思う自分の音がとてもイヤ。抑制を学びたい。

*******************

ちょうど1年前・・・
好きなプロの人が「マウスピースは数か月で変える」っていうハナシを聞いて。
ワタシのは1年経つんだったかなあ?まだだったけなあ?・・・まだかもしれないけど落としたことあるしなあ・・・別に見た目はなんともないけど・・・吹いてる感じも気に入ってるけど・・・でも・・・でも、新しいのにしたらもっと良くなるかも!
楽器屋さんへGO!
今までと同じ[AL3]のつもりだったけど、ふと思いついて[コンセプト]試奏。
いい感じだと思った。たくさんの中から選んだからいいはずだと思った。

試奏ではいいと思ったんだけど、買って1週間ほどすると・・・アレ???
評判のイイ[コンセプト]
これを使いこなせるようになったら素晴らしい世界がに行けるんじゃないかと思った。
ちゃんと練習してるし、自分はどんどん上手くなってるって思ってたし。
だからこのマウスピースも使いこなせるようになるはずって思った。

ところが・・・どんどん下手になる・・・
リードで呻吟してみる。あのメーカー、この番手。重なる出費。毎日、練習時間全部使ってリード選び。

いい感じかも!って思ってもまたすぐに逆戻り。

でも・・・もう終わり!ぜった終わり!

マウスピースは[AL3]
リードは[青箱3][青箱,硬めの2半][ヘムケ3番][シグネチャー3の1/4]
シグネチャーは選定品を買えば大丈夫。
お店に選定品置いてくれはってうれしい!
先生方が細かく選定してくれはってうれしい!

リードは、ぜったいコレ!って決められない。
でもね、ほんとは・・・基本的なことが楽にちゃんとできるのはシグネチャー。青箱も状態によっては○。
でもね、ほんとは・・・曲を吹いてて気持ちいい音はヘムケ。わたし、多分ヘムケが好きなんだと思う。実はずっと前から。なんとかヘムケで音程やタンギングも思い通りにしてみたい。

マウスピースやリードで悩むのってホントにほんとに本当にツライ。
「役に立つ経験だ」って言われたけど、今のところ役立ってる実感はまだないから、ただただ悲しい時間だったって思っちゃう。
ああ、いつか「役立ってる!」って思いたい!ほんと。

2017年8月24日木曜日

マルコ・スパーダ ~あるいは盗賊の娘~ ボリジョイバレエ



テレビの録画で。

ガラコンサートみたいにいろんな場面が次から次に出てきて楽しい。
日本人から見ると遠い人種だからかもしれないけど、ロシアの人達の表情が読み取れない。
演技の笑顔なのか本当に笑っているのか?

写真はとてもきれいだった白い舞台。
ああバレエ!

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以前もこのブログに書いたかもしれないけど・・・
バイオリンの大谷直子さん。好き!
昔からテレビでオーケストラにのったはるのをよく観てたけど、気になるようになったのは割りと最近。衛星放送の番組で。

いつもすごく楽しそうに弾いたはる。
そしていつも暗譜!
ソロでもトリオでも暗譜!
ゲストの人が譜面台置いてても大谷さんは暗譜!
ゲストのオリジナル曲や、今まで弾いたことも聴いたこともなかっただろう曲も暗譜!
毎週30分のテレビ番組で、毎回2曲の演奏を暗譜!
リズムが複雑でも不思議なメロディでもとにかくいつでもなんでも暗譜!

そして、ソロの演奏は録画を消さずに置いておこうかと思うことが度々。
いやはやほんと素敵な人。
お手本にしています。

2017年8月23日水曜日

夏の夜の夢 パリ・オペラ座バレエ団



テレビの録画で。

“いたずら好き” なんて虫が好かない。興味がない。
と思っていたけど、バレエの舞台はなんて素敵なんでしょう。

第1幕は奥深い立体的な夜の森の舞台装置その中で可愛らしい衣装の妖精たちがひらひら。
なんて楽しい!くすっと笑えたり、じんわり優しい気持ちになったり。

第2幕の結婚行進曲。
あーこの曲はこんなに豪華絢爛な舞台で流れる曲なんだ、日本人の安っぽい結婚披露宴で流す曲じゃない。
っていうことがよくわかったヨ。

そして、韓国人のバレリーナ。
なんて素敵しっとりしていて潤いのある表現。
アジア人ならではだと思うんだけどどうかな?

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ウチは観光地エリア。
でも、ずっとあんまりお客さんが入ってなかったお店が別のお店になって “○○名物” って看板を出したとたん大人気に。
そうなのか!

同じくお客さんが少なかったお店が、オープンカフェならぬオープンバーになったとたんいい感じに。
そういうことか!

シャッターが下りたままになってた敷地の広そうなところがこの前から工事。
昨日、ちらりと中が見えた。
100均ショップかな?
外国人観光客を当て込んでるんでしょう。
さてさて。


2017年8月22日火曜日

創建1250年記念 奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝


あべのハルカス美術館

おやすみの日だったけど早い時間に行ったらずいぶん空いていました。
展望台も行列なし。朝一番ってすごい。

さて展覧会。
一時間程なんだからお寺に行ったらいいんだけど、奈良は私にとってはなんだか遠くて・・・

不動明王の背負った炎に私の悪いもの全部焼き払ってくださいってお願い。
焼き払ってくれてるんだよね、ありがとうございますって感謝。
菩薩様みんなにどうか導いてくださいってお願い。
導いてくれてるんだよね、ありがとう頑張りますって感謝。

仏様はみんなくちびるキリリ。
そういうことなんだよね。そうだよね口元は大事。

********************

おやすみの日の昼間にシャワーを浴びるとそれだけでリゾート気分。
クーラーの設定は20度。
冷えきった部屋で、ワインのソーダ割と超簡単アヒージョを作ってテレビをつけたら衛星放送のNHK東京マーケットの番組のバックがオシャレなジャズで、あー極楽極楽。