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2014年4月19日土曜日

バロックバイオリンとチェンバロの演奏会

寺神戸亮さんと、チョー・ソンヨンさん。
ノワ・アコルデ音楽アートサロン。
バッハ「ヴァイオリンとオブリガートチェンバロのためのソナタ」

1週間前にメールが来て
「2番と4番を追加して全曲演奏となります」って。

ほんで演奏。
バイオリンの演奏会って行かないんだけど、バロックバイオリンは好きです。
まろやか。キーキー言ったりしなくて、チェンバロの方がずっと金属的に感じたよ。

第4番の演奏中、客席で小さなトラブルがあって奏者が途中で演奏を止めはりました。
で、客席を気遣ったあとすぐに再開。
なんかねえ、泣けたよ。
涙が止まりませんでした。なんの涙か自分でもわからへんけど。
バッハの音楽は人間賛歌の音楽だーって (知らんけど・・・)

演奏会では予期せぬことがあったりするけど、その場で起こること全部ひっくるめてその時の音楽なんだよねえ・・・

おんなじような曲ばっかり2時間ほど。
飽きるどころか、過去のコト、今のコト、これからのコト、いろんなコトに思いを馳せることができたいい時間でした。
「いろんなのをやる方がお客さんも楽しい」って言ってバラエティに富んだプログラムがあるけど、ホントにいい演奏だったらバッハ2時間、楽しいよ。
でもなんでやろ? 何が違うんやろね。

ボリビア生まれの寺神戸さんは、明日(?)ボリビアに行かはるとか。
2年に1度のバロック音楽の音楽祭があるそうです。
ボリビアとヨーロッパのバロック音楽って全然結びつかなかったけど、古いイエズス会の教会で
昔の楽譜が見つかったりしてるんですって。
で、音楽祭がきっかけでバロック音楽に興味を持った若いヒトたちがヨーロッパに留学したりし始めてるんですって。
ステキだ!
ボリビアでのバロック音楽・・・知りたいなあ・・・っていうか、キリスト教の布教と一緒に伝わったんなら他の国でも面白い話しがありそう・・・
んー、知りたい!

そして、チェンバロはモネの睡蓮みたいな色合いでした。