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2017年6月19日月曜日

十五少年漂流記


小学生のころ学校の図書室、地域の図書館で片っ端から本を読んだけど、これは読んでない。
なんでかな?
男の子向けだと思って興味が持てなかった気がする。
もしそうだったのなら、なんというジェンダー意識…
でも男の子向け…じゃないかもしれないけど怪盗ルパンなんかはあんまり面白いと思ってなかった気がする。
あれ…じゃあもしかしたら若草物語とか赤毛のアンなんかは男の子は読んでないのかな?
男の子は読んでも面白くないのかな?
もちろんこの本を読んだ女の子もたくさんいはったことでしょう。
大人になってから読んでもおもしろかった!
ちょっとフランス人贔屓が過ぎるけどサ。

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言いたいだけなのか聴いてほしいのか。
聴いてほしいなら聴いてもらえるように。

言いたいことはある。
でも聴いてもらえないどころかいイヤな気持ちをさせてしまうことはナンとしてもゼッタイに避けたい。
口は閉じておくに限る。
でも演奏のときは?
どんなヒドい演奏でも席を立たず礼儀正しく接してくれる人たちにワタシができることは…

ほんの微かな響きのピアニッシシモ。
そこからの滑らかなクレッシェンド。ディミニエンド。

涙をこらえて先生に話して教えてもらった練習方法。
これなら家でも出来る。

・・・あれ?この練習方法知ってる・・・いつだったか他の先生にも教えてもらったことある・・・
もしかして二度目?三度目?
ここまで響きにシビアじゃなかったけど・・・
シビア加減はその時々のワタシのレベルに因るもの。
そして、ほんとうにほんとうに必要性を感じて初めて自分のものになる…

知識として知ってることを体験して心に刻んでいく。
これが人生か。
忘れられないほど強烈な体験だと思っていても人生が進んでいくと忘れちゃう。
で、また体験する。
・・・人生って・・・

2017年6月16日金曜日

2017年前半 私の演奏会

ピアノトリオ。
フルートと。私はアルトとソプラノ。
ケックランのジーンハーロウの墓碑と、ショスタコービッチのワルツ三番。
この2曲で本番2回。

アルトサックスとピアノで、リュエフのシャンソンとパスピエ。
本番3回。そして来月もう1回。

ピアノトリオは、ただただ反省。
演奏もそれ以外のことも。
やるべきことは、同じ轍を踏まないようにこの時に感じたことを忘れないこと。

デュオは・・・
終わったばかりの発表会で大きな衝撃を受けました。
会場はプロの演奏会でよく行くところ。
狭い。ものすごくよく響く。
プロの演奏会だといつもお客さんでいっぱいだったから分からなかったけど、ホントによく響く。
出番前に客席で聴いてたら音の大きさにビックリ。
で、ワタシ。
ひらべったく響くワタシの音…「あ、こんなのイヤ・・・」って思ったところで変えられない…
そして盛り上がるフレーズと高音…イタイ…音が…
入るタイミングの失敗もあったけど、一番の問題は音だ!とにもかくにも音!!
いい音でも適切な音量っていうものがある。
いい音でもふさわしい音色っていうものがある。

自分が思ってたのとはあまりにもかけはなれた音に、呆然、愕然、なんて悲しい…
さて…どうするか…………

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野党ってやな感じ。
共産党の人は考え方が違っても、政治の話に触れなければおしゃべりしたい感じ。
この前、国会を通った法案…ちゃんと理解してないけど考え方は賛成。
無実の人をつくらないように…だけじゃなくて無実の人が不利益をこうむらないようにするするために弁護士さんやマスコミが頑張ってくれたらいいな。
既存の団体が変われないのなら、新しい人たちが出てきたらいいな。


2017年6月15日木曜日

“シャンソンとパスピエ” リュエフ

曲名:シャンソンとパスピエ
作曲者:リュエフ
Chanson et Paspied:Rueff

練習期間約半年。
本番3回。来月もう1度の予定。
ヘンな曲!って思ってたけど、みんな最初の頃にやる曲らしいから…って思って選びました。
やっておかなきゃ「ああ、あれやってないなあ…」ってずっとひっかかる気がしたから。
もう既に引っかかってたし。
で、半年後…「不思議で素敵でお洒落な曲!」って。
前半・・・最初の頃は物悲しい感じ。深く深く。って思ってたけど、半年経つともっともっとサラッと何気なく吹きたいって変わってきた。
“フレーズ逆から”や“ロングトーンを短く” 練習を繰り返し。
前半・・・ピアノ一緒にやると合ってるのか合ってないのか?っていうのが先生の「合わないからファンタジー」っていう言葉を聞いた途端ス
トンと腑に落ちた。
先生の言葉を聞いた途端「面白い!お洒落!」って思えた。
不思議だねえ。
心じゃなくて頭で聴いてるってコトだよねえ。
原始的な感情だと理解できなかったり場合によっては不快に感じることも、頭で理解したあとだと感じ方も変わるんだ。
知識は大事だワ。
ナニゴトも賢くなくちゃダメだワ。
教わらなくても自分で発見する人もいはるんやろなあ。
ワタシにはそういう感性も知力も無いのかもしれないけど、耳をそばだてて頭と心でしっかり聴けばもっとイロイロ分かるはず!

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私が思う、結局コレだなっていうそれぞれに一番大事なこと。
国は軍事力。
企業は事業基盤。
男はよく働くこと。
女は・・・?
女も働き者でなきゃ。
強く自立して在るために。

二番目に大事なのは・・・可愛げ・・・男も女も。企業も国も。
・・・可愛げってなんやろ??

2017年6月14日水曜日

バルセロナ、秘数3

もともと、雑誌 マリクレールで連載されていたとか。
マリクレール!なんて懐かしい!
廃刊(?)から10年近く経ってるみたい。
読み物が多くて好きな雑誌だったなあ。

この本みたいな、フワフワした地に足がついてない感じの読み物がイッパイだったワ。
あ、それを哲学っていうのか!?

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鉄分のサプリを飲むようになって以前のような眠気やダルさはなくなったけど・・・まだまだ・・・
アルギニンとかいうものを買ってみようと思うんだけど。
出かけたついでにドラッグストアに寄るのが億劫。
目の前にお店があればいいんだけど「この近くならどこかな?」って探したり、そこまで行くのが億劫。
インターネットで買おうとも思うんだけど、家に帰ってからパソコンを開けるのが億劫。
ふううう・・・

2017年6月12日月曜日

技を極める—ヴァン クリーフ&アーペル

京都市立近代美術館
ハイジュエリーと日本の工芸

真っ暗、真っ黒な空間にピンスポットで浮かび上がる宝石たち。
目も頭もクラクラ。
宝石の輝き…というより、テレビ画面に映る“幼児は強い光にご注意…”っていうのと同じ感じじゃないかしら?

“石”大好き。見るのが。宝飾品になってなくても。
ジュエリー大好き。見るのが。貴金属がついてなくても。

展示されてたジュエリーはどんな人がどんな服につけるんだろう?
服はいらないな。パワーのあるジュエリーには裸以外にナシ。
人は・・・デヴィ夫人以外思いつかない・・・特にエメラルドは。
デヴィ夫人の裸・・・ムム・・・

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口下手な人が自分を表現するために演劇とか音楽とか物創りとか…よく聞くけど…
ワタシも楽器を持ったら違う自分になりたい。
感情は内に秘めて物静かで冷静な人に。

2017年6月8日木曜日

プラットフォーム ウェルベック

Plateforme:Houellebecq

ポルノ小説!?っていうくらい過激な描写が盛りだくさん。
参った・・・

でも、主人公の男性ってなんて…なんていうか現代的…そしてどこにでもいそう!

フランスのことだけど、地域社会・流行・経済の移り変わりはそのまま日本にも当てはまる…って思える不思議。
結局すべては繋がってるってことか…

どこにでもいそうなのは主人公の男性だけじゃない。
大企業の秘書たちも、風俗店に出入りする人たち、そこで働く人たちもみんなどこにでもいそう。日本でも。
だから凄まじい犯罪もテロも小説のなかのことじゃない。
結局すべては繋がってるってことか…

エキセントリックで極端で個性の強い登場人物たちが、どこにでもいそうで自分とも似てる気がする。
過激な出来事が人ごととは思えない。
ああ、南無阿弥陀仏。アーメン。アッラーアクバル。祓い給え、浄め給え。

この本・・・面白いんだけど性描写が過激すぎて人に貸せないワ。
正確には、貸す相手が限られる。

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知人から結婚のお知らせ!
なんて素敵!
物静かでしっかり者の彼女は良い家庭人になるだろうなあ。
SNSにたまにアップされる写真の彼女の輝いた表情から恋をしてるのかもなあって思ってた。
そういえば楽器を持って二人で一泊旅行もしたなあ。
ああ、ほんとうになんて素敵なお知らせ!
ああ、どうしてこんなに嬉しいのかしら!

2017年6月7日水曜日

おおかみこどもの雨と雪

大人向け、イマふうのおとぎ話ね。
素直に楽しかったヨ。

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楽器練習のこと。
逆から。
有名な曲を逆から演奏・・・奇人変人みたいな感じでテレビで観たことあるけどあんな感じ。
全曲通してはやらないけど、区切りながら。
きっかけは今やってる曲に出てくる半音階を滑らかにできるように逆からもって先生に教えてもらったから。

半音階のところだけじゃなくていろんなところを逆からやってみた。
わー!
もちろん滑らかになった。
そして…
フレーズが意識しなくても“自然に”大きく長くなる!
感情タップリ、ネットリがなくなった!
要するに…フツーに吹ける!自然!

逆からっていうことに頭を使ったから、練習するうちに刷り込まれてたいろんな思い込みがなくなったのかも。

それに他にもナニかが見えた!ナンやろ!?
和声とか調性ってまったく理解できてないけど、逆からやると…ナニかが…ナニかが…
ああああ、ナンだろう????

2017年6月6日火曜日

ヴィオラスペース2017 vol.26

ザ・フェニックスホール

今年で26回目だとか。
私は初めて行きました。

前からヴィオラって好きだワってなんとなく思ってたけど、もうなんとなくじゃなくてはっきり分かった!
ヴィオラ大好き!
なんて気品があるんでしょう!

1曲目のカルテット。
抑えた音を好ましく思ったけど、そもそもヴィオラって大きい音が出ない。
それでもコントロールされた弱音はなんて素敵。

ピアノとのデュオでヴィオラが盛り上がってもキンキラキンの大音量にはならない。
ああなんて抑制された感情・・・音。

人数が増えると華やかになるっていうより深みが増すっていう感じ。
豪華なアンサンブルも素敵だけど、私はこういう方が好きだなあ。

フランスの流れるような曲をこんなにも素敵だと思ったのは初めてでした。
ああヴィオラ!

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ずいぶん前に録画してた映画 “パリ・テキサス”。
最後の30分、二人ががナスターシャ・キンスキーを探して銀行に行った所で切れてた。
地震速報で。
録画してた日付は2016年4月16日。
ああ・・・
あれから1年なんだ…
緊迫したテレビ画面にココロがゾクッ…としながらも、これは過去のことだと知ってる冷静なアタマ。

“パリ・テキサス”は二十歳の頃にバイト先で観た映画。
横目でチラチラと。でも何度も何度も観た。
ストーリーの記憶はあやふやだったけど、いろんな画面は今でもしっかり憶えてる。
私自身は大人とはいえない年齢だったなあ。
昔と同じものを見聞きすると当時とは違う思いを感じることがあるけど、この映画は映画そのものも感じる思いも懐かしい。
そして当時の自分も懐かしい。
ホント思い出ってセピア色だわって思うのは、観た場所がワックスで磨かれた木目の床と生成りの布の壁だったから?


2017年6月5日月曜日

Trio Sync.Concert 大阪公演


ドルチェ・アーティスト・サロン大阪

プロのトロンボーン演奏会に初めて行きました。
ちゃんと聴いたことなかったから一度行ってみようと思って。
行ってから2本ともバストロンボーンだったことに気がついた…低かったワ…
一流奏者でもどうしても割れちゃう低音。
それでも音楽が流れてくる不思議。
速くて連続するタンギングはタイヘンそうだけど、それも音楽になってる。
一流のプロというのはスゴイモンだと改めて。

それから。
サックスと比べてトロンボーンのコンサートって男性の年齢が高い気がしたよ。
気のせいかな?
今度サックスのコンサートの時に注意してみてみようっと。

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“改革”は自分が自分に対してするもの。
相当な覚悟と強い気持ちを持ってないとできないから。

グループの改革は一人が独裁的にドラスティックに。
グループの改革をみんなでやるなら、“みんな” が“本当”に“同じ高さの意識”と“本当に同じ方向性”を持っていないと。

“改革”は短期間でするもの。
気持ちの維持がタイヘンだから。
長い時間をかけてなんていうのは、改革だか自然変化だかワカラン。

“改革”より“変革”の方がカンタン。
イチからやり直す勇気があれば。

ハヤリの“働き方改革”があまりにもバカバカしくてね。
思えば今までも“業務改善”“職場改革”…たくさんの言葉があったなあ。
いつも上から言われたことに対して体裁を取り繕うだけのように見えてしょうがなかった。
そのたびに憤慨してたのは“体裁を取り繕うだけ”のことにたくさんの時間と労力を使わなきゃいけなかったこと。
ワタシははみ出しもののヤクザなヤツ。

2017年6月2日金曜日

BONSAIフェスティバル

高島屋大阪
盆栽がこんなお洒落になってたなんて!
盆栽って小さな器に日本古来の木を植えてあるものだと思ってたけど、その概念が広がったのね。
あれもこれも盆栽。BONSAI。
ステキだわ。考えた人スゴイ。
ライブパフォーマンスもやってたみたい。どんな人やったんやろ?

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最近思ったこと。
しゃべる時は、目の見えない人が前にいはるように。

美しい声と平らな言葉で。
楽器を持ったら、目の見えない人たちを前にするような気持ちで。
美しい音と心地よい音量で。