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2019年2月26日火曜日

京都フィルハーモニー室内合奏団 室内楽コンサートシリーズVol.70 『ドラマティック・ロシア』

京都市立京都堀川音楽高等学校 音楽ホール

京フィルを聴くのは何年振りでしょう!
若い奏者が多いのがちょっと嬉しい。
ロシア物の室内楽というテーマに 興味津々+私に分かるかな?ってちょっと不安だったけどとても楽しかった!
初めて聴く曲が殆どだったけどどれも大好きになりました。
初めて知った作曲家のことももっと知りたくなったよ。

いろんな編成の演奏が次々出てくるスタイルは大好き。
大阪に住むようになって、もう長いあいだ忘れていた京フィルだったけどまた聴きにいきたいなあ。

それにしても金管は大きい!音が。
もうほんとにほんとに心して音を出さないといけないんだワ・・・と自分を省みてほんとにほんとに怖くなったよ・・・

そしてここは初めて来たホール。
そもそも堀川高校の普通科と音楽科が別の学校に別れてたっていう事を知らなかった!
まったく立派になったものだワ。
ロビーに飾ってあった校歌も音楽高校らしい。
題名「海を遠く」だって。歌詞にもそんな言葉があったよ。
え!?京都人ならびわ湖を海って言わない?
びわ湖=海 でいいやん。

帰りは大宮までテクテク。
途中、堀川高校(普通科)の前を通って4,5階建の建物の吹き抜けのエントランスにビックリ。
まったく立派になったものだワ。

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演奏会の前に 御所西京都平安ホテル でお昼ごはん。
ここのお庭が日本庭園ランキングで毎年トップ5に入ってるっていうのを知って。
・・・っていうかここはいつからこんな名前になったんだろう??
堀川高校の変わりようにびっくりする前に、ここがこんなホテルになってることにもびっくりしたよ。
そしてこんなお庭があったなんて。
小さい中に全てが入ってるお庭でした。
視界の中で、池の鯉がたまにゆらゆらと通り過ぎるのが楽しいワ。

2019年2月4日月曜日

Play:Opera national de Paris

プレイ:オペラ座バレエ 2017
振付:アレクサンダー・エクマン

写真の緑のボールが出てくるところが好き。
最後は客席にも白い巨大なボールが飛んできたり、オペラ歌手がが歌ったり。
会場で観たらどんなだろう!

オープニングがサクソフォンカルテットだったのも嬉しいなあ。
始まってからのサックスも良かった!
サックスにぴったりの曲と舞台。
結局、こういうモダンなのがサックスに一番合うのかなあって思ったり。
サックスを演奏するのに無理のない曲で、というよりこれはサックス以外にないでしょう!?っていう曲。
ああ、フランス!

ナレーションの言葉はなんだか青臭くて鼻白んだけどネ。
ああ、フランス!

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コンビニエンスストアで "子ども食堂" をやるっていうニュース。いいなあ。いいニュースだ!
大手の民間企業がこういうことをどんどんやるっていうのがいいな。
でも、30年前の企業はメセナで高い美術品をたくさん買っていたことを思えば、時代はとんでもなく悪くなっているっていうことなんじゃないだろうか。
でもあの頃だって皆が余裕あったわけじゃなくて、大きな駅の周りにはホームレスの人たちがいはった。
今、そういう人を殆ど見かけないのは、警察やお役所が見つけたとたんに屋根のあるところで保護したはる・・・とか?

昔と比べると "住む所がない" っていう人は減ったのかな。
でも "とりあえず住む所と仕事はある" っていう感じで "とりあえず" のレベルが下がってるんじゃないかな。

企業がなんの迷いもなく超高級美術品に数億を出して、そんなお金の使い方に世間や株主が文句をつけることもなかった時代ってなんて豪奢で素敵だったんでしょう!
諸行無常。

"子ども食堂" のニュースはいいニュースではあるけど、根本的な貧しさがあることにはかわりない。
これは政治マター?
そりゃそうなんだろうけど・・・結局のところ時の流れ。人知でどうこうできるものでもない気がする。諸行無常。