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2014年8月30日土曜日

デュフィ展


あべのハルカス美術館。

デュフィ、好きだと思ってました。
で、初めてデュフィばっかりの展覧会に行ってきました。

明るくて幸せな色ばっかりで、テーマもお洒落で楽しい。
「見てると幸せな気分になるわー・・・こういうのをいいなあって思えるのは今日の私が幸せな気分だって事なのかなあ・・・」
って思いながら見てました。

だけど美術館の中を進んで行くうちに
「でも、人生ってこんな幸せな事ばっかりじゃないよー。このヒトなんでこんな幸せなものばっかり描いてんの?」って。

所々にある説明書きを読むと、大きな企画にたくさん関わってたりして
「このヒト、挫折とかしてないのかなあ」 とか・・・
テキスタイルや、ドレスのデザイン、陶器、家具なんかの作品もあって、そのどれに対しても
「わー、素敵!ワタシの好みとピッタリ!」って思える。
でも、ワタシだけじゃなくてオンナノヒトなら皆が「好き!素敵!」って言いそうな気がする・・・
ストイックな "THE・芸術家" がそのヒトの内面を絞り出して作ったっていうよりなんか商業的!?

そんな風に感じるんだけど、でもどの作品もやっぱりオシャレでハッピー。
オンナゴコロを知り尽くしたプレイボーイみたいなヒトだ。
心地よくて幸せなんだけど、こんなにいっぺんに見ちゃうと
「ワザとでしょ?」って思っちゃう。
ちょっと不快。そう思う自分にちょっと不安。

ただねえ、そうは思いながらも帰りにポストカードを何枚か買っちゃったよ。
やっぱり商業的には成功だね。
部屋に飾りたいって思うもん。

VERY FANCY


心斎橋にあるパンケーキのお店。

普段はこういうのに縁がありません・・・
あんまりキョーミない・・・
なんだけど、機会があれば喜んで行きます。

有名なお店だそうです。
いろんな雑誌に載ってて、このお店のオーナーは "パンケーキ王子" って言われてレシピ本を出してるんだって。

土曜日のお昼過ぎに行ったけど、ほとんど待たずに入れました。
3時過ぎたらずいぶん長い行列が出来てたけど。

お味は・・・よくわかりません。
パンケーキは "どれだけフワフワか" っていうのが大事だったりするらしくて、確かにフワフワだったとは思うけど。
パンケーキにクリームいっぱい付けて食べたら美味しくないワケないやん!?




2014年8月28日木曜日

ベートーベンピアノ協奏曲 オリジナル楽器での全曲公演 Vol.2



ベートーベンピアノ協奏曲 第1番と3番。
大阪市中央公会堂の中会議室。
テレマン室内オーケストラと、フォルテピアノ高田泰治さん。

5月の1回目に続いての第二弾。
オーケストラはオール古楽器。

いつも開演時間ギリギリの到着で後ろの方に座ってたんだけど、今日は真ん中の前から2列目。
やっぱり室内楽は前の方がいい!
古楽器だけど充分厚みが感じられて、真面目で丁寧な感じのフォルテピアノも心地よかったです。

前回、ベートーベンってこんなんやったんか!って感動したけど、この丁寧なフォルテピアノの影響が大きい気がします。
フォルテピアノがそういうものなのか、奏者によっても全然違うのか…?

チェンバロは機械的な感じがするけど、フォルテピアノは好きだなあ。

上の写真は休憩中に。
この楽団の演奏会は、休憩中に自由に演奏スペースに入れます。
フォルテピアノの調律をみんなで取り囲んで見学。

美しくて自由な演奏会です。




2014年8月27日水曜日

世界の山ちゃん

名古屋の伏見店です。

関西にもたくさんお店があるけど初めて行きました。
この手羽先…ポテトチップスみたいに、パキパキポリポリやめられないとまらない!
いったいどれだけ食べたんでしょう!

先週末、サックスアンサンブルの合宿練習で名古屋に行ってきたんです。
強い思い入れを持って参加した練習会だったので初日の午前中最後に曲を通したときは感極まって涙がじわり。
甘い私は、涙を堪えて演奏するっていうことができません。
最後のほうは吹けなくなって、ただ泣いてました…練習なのに(笑)

大阪のお店にも行ってみたいと思うんだけど、練習の後みんなで食べたから美味しさもひと際だったのかな。

という訳で、練習前に撮った写真も。
名古屋の「広小路ヤマハホール」です。

2014年8月22日金曜日

高山陣屋と藤村記念館




夏休みで信州の山歩きをして来ました。 行きと帰りに寄った記念館ふたつ。
写真を撮り忘れちゃいました。なので別の写真を。

上の写真は八ヶ岳のお花畑から見た富士山。
写真の真ん中にある薄い三角形が富士山です。
下は乗鞍岳のお花畑の遊歩道で。
ハイソックス履いてたんだけど10センチほど出てた素足の部分が真っ赤に日焼けしちゃいました。

で、記念館・・・

☆ 行きに寄ったのは・・・
岐阜県中津川市馬籠にある高山陣屋。
予備知識ゼロで行っちゃいました。
説明書を読みながらフムフムとお勉強。
すごく広くて立派。
そしてすごく丁寧にお手入れしてある感じ。
おざなりでなくて、たくさんの観光客に驕ってる感じもなく行き届いたお手入れ感でした。
一回だけじゃなくて何年か経ったらもう一度行ってみたいかも。

高山の古い街並みはなんとなく伊勢のおかげ横丁を思い出したんだけど、似てないかな?
お昼ごはんは高山ラーメン。
雨降りならではの奥飛騨慕情を感じてきました。


☆ 帰りの寄り道は・・・
岐阜県高山市にある島崎藤村の記念館。
家に帰って本棚を見たら「島崎藤村集」ありました。
小学生か中学生の時に読んだはず・・・まったく思い出せないけど・・・
開いて最初だけでも読んでみたら思い出すかも・・・開いてないけど・・・

記念館にはふらっと入ってふらっと出てきました・・・

馬篭は坂道だらけで山歩きの延長気分でけっこう頑張って歩きました。
周りの山並みの景色と相まって素敵なところだったけど、閉まってるお店も多くて観光客もあんまり多くなかった。
なんでかな?
中国からの団体さんはいはったけど。


2014年8月15日金曜日

世界報道写真展2014



ハービスホール。
5、6年程前「ワンワールドフェスティバル」のボランティアをした時に
「今年のテーマは何にしよう?」ってみんなで話し合った事がありました。
結果、
「一昨年は "知る" 去年は "学ぶ" ・・・知って学んだんだから次は "実行・行動" だ」
 って事にした。

私はいま "行動" してるかな。
なんにもしてないワケじゃないけど、今やってることは数年前に始めたこと。
始めたときはそれが大きな一歩だったけど、今は日常になってる。
ってことは新しい事を始める余力があるってことじゃないかな?
時間も体力も気力もお金も、そんなにある方じゃないんだけどでも余力はあるはず。
無駄に余らせてはいけないと思うのです。
あと何年生きるかわからないけど、残りの人生、人の役にたたなきゃ。
これはmustです。ゼッタイです。そうでなければならないと思うのです。
さて。

あ、コンゴ共和国の森に住むボノボのヒトっぽさに笑ったよ。
あと、水泳選手の指先まで行き渡った緊張感に感銘。

アフタヌーンラグジュアリー コンサート 201408

バイオリンとピアノ。
ヒルトンプラザウェストでロビーコンサート。

たまたま通りかかったら1部の最後5分。
オシャレな建物のロビーだけど、入り口が近いのと吹きぬけのガラス天井からの日差しのせいなのか冷房があんまり効いてない…
そんな中三つ揃えのスーツで汗だくになって、でも集中してる感じの音で…
「あら♪」って思ったんだけどすぐに休憩になっちゃって再開は10分後。
急ぐ訳じゃないけど、ヒマって訳でもないし・・・
「あらま、私は忙しがってる現代人の典型みたいじゃない」
・・・聴いてきました。

カッチーニの「アベマリア」、ブルッフの「コルニドライ」、バルトーク…
ジッとしてても蒸し暑い中にピッタリの湿度の高い感じの曲…
うわあなんだコレ。なんかすごいアジアだって感じ。
どっかから聞こえてくる子どもが泣き叫んでる声とか、エレベーターの「ポーン」って言う合図の音や、泣いてたのとは別の子どもなのか走り回る足音とか…
そんなのが緊張感のある弱音の時にも容赦なく聞えてくるんだけど、なぜかそれが心地いい。

高温多湿な気温と生活の音とコルニドライとバルトーク。
なんだか「あー、ここは東南アジアなんだ」っていうのと「あー、日本の夏ってこういうところがあるんだよなあ」っていう神妙さというか、敬虔さというか、おどろおどろしさというか…上手く言えません。
日本の夏はお盆と戦争と。
そして、そこからあらゆる悲劇に思いが飛びます。

ところで。
ヒルトンプラザイーストでのコンサートは何度か聴いたことあるんだけど、ウェストのは初めて。
あのピアノあかんのちゃうか。
それに演奏者のプロフィールを紹介するものも無かった。
残念だわ・・・

あ、でも調べてわかった。
今日の奏者は大阪交響楽団の人でした。

2014年8月10日日曜日

みすゞ


テレビの録画。
なーんか全然面白くなかった・・・
ただなぞっただけって感じ・・・

でも田中美里はきれい。
そしてそして、ひとつひとつのシーンはすごくきれいな絵になってた。
それぞれがきれいな写真みたい。
あー、考えたんだろうなあって。
きちんと完成されたキレイさ。
作った人の承認欲求をひしひし。

Mitt liv som hund

邦題:マイライフ・アズ・ア・ドッグ
テレビの録画で。スウェーデンの映画。

どこの国の映画か知らずに見たから、さいしょ何語を喋ったはんのかと思った。
英語に似た単語もたくさん出てきてたから、なまりの強い英語かと思っちゃったよ・・・恥・・・

素敵な映画だけど、これといった感想はないなあ。

男の子の伯父さんは好きだけど、男の子にまざって遊ぶ女の子はあんまり好きじゃなかった・・・