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2015年5月3日日曜日

ラ・フォル・ジュルネ びわ湖2015

滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール。
今年のテーマは「パシオン・バロック~バッハとヘンデル~」

今年も行ってきました ラ・フォル・ジュルネ!
プログラムが発表されてどれにしようかなあと考えて選んだのが2か月ほど前。
今日行ってみたら…ヘンデルはどこいった??
歌曲を2曲聴いただけであとは全部バッハだった…
私、滅多にない機会だからって外国の人の演奏を聴いてみたいって思って、プログラムはあんまり考えてなかったみたい…


まあでもホント至福の1日でした。
今日の私にはピアノが心地よかった!



イリーナ・メジューエワさん。
背が高くて(たぶん)、まとめた髪と落ち着いたドレスの真面目そうな雰囲気になぜかヘレンケラーとかサリバン先生を想像しちゃったよ。

1曲目はイタリア協奏曲。
大好きで思い入れもある曲で楽しく聴いてたんだけど、なんだか演奏っていうより練習したはるみたい??
ものすごーく正確に弾こうとしたはる感じ。で、たぶんホントに正確なんでしょう。
私が楽譜なんて覚えてるわけはないんだけどなんかそう思った。
でもそれが面白くなかったわけじゃなくて、プログラム通してその雰囲気というか姿勢にすごいなあって聴き入った。

最後に聴いたのは、ハンガリーの楽団とピアニスト家族の演奏で、3台のチェンバロのための協奏曲。
チェンバロじゃなくてピアノだったけど、3台って初めて聴いた!よかった!
舞台の真ん中にピアノが3台縦に置かれてて、その後ろに指揮者。でバイオリンとビオラが10人ほど立奏で、チェロとコントラバスが上手で座ったはる。
指揮者は前からも後ろからも音が聴こえてる筈…どんな感じなんだろう!まさに音に囲まれてる!
ピアニスト3人は両親と息子さん。
背中とお尻しか見えないなんて残念だなあ、2階席の方が良かったなあって思ってたんだけど、
ユニゾンの時におんなじような動きで背中が揺れたりチラチラと手指が動くのはなかなか面白い光景。
家族揃って内職か家事をしてるみたい(笑)
でもホントに素敵なピアノで、特にドゥカイさんっていう人の作曲や編曲の曲が好きでした!

ピアノも素敵だったけどいつか古楽器とチェンバロ3台、4台の演奏も聴いてみたいなあ。

どの公演も満席続出で、年々大盛況の様子だけど今年は1日少ないんだよね。
もしかして他の街と比べてびわ湖のは寂しいのかな??
もっと協賛企業が増えるといいなあ。

本公演の合間には高校生のブラスバンドとヘンデルオペラのアリア。

という感じで、バッハにまみれて、湖畔で豚肉とザワークラウトやらケーキを食べた楽しい1日でした。