邦題:マージン・コール テレビの録画。
緊張感あっておもしろかった。
最初のリストラのシーンからおっとっと・・・記憶が蘇りました・・・
今や懐かしい言葉「リーマンショック」の時に日本から撤退していったたくさんの外資系企業ではリアルにこんなシーンが・・・
観終わったあと、思わず当時勤めてた会社をインターネットでチェックしちゃったよ・・・
役員変わってなかった(笑)
で、映画。
金融のコトはよくわからないけど、一日、一晩で大きく変わるコトってある。
人生でも、恋愛でも、命でも。
きちんと運営されている企業でも。
ニュースではしょっちゅう、いろんな企業の体たらくぶりが報道されてるけど、それでもワタシは日本の企業はキホンちゃんとしてるはずって・・・思ってるというか願ってるというか・・・
だから、もともとフワフワしてる自分の人生では、何が起こってもどこかで想定内っていう気分だけど、すごーくちゃんとしてるって思ってた会社の運命が引っくり返ると「まあ・・・」ってビックリしちゃうんだよね・・・
まあそんなコトをつらつら思いながら観ました。
最後の方でCEOらしきヒトが言はった言葉・・・
「こんなことはしょっちゅうあるじゃないか。19XX年、19XX年、・・・ずっと繰り返されてきたんだ。
その度に我々は乗り越えてきたじゃないか。
今回もそうだ。ただそれに対応するだけだ。
いつだって勝者と敗者は存在して、それはいつも同じ割合だ。
今回は少し敗者が多かったかもしれないが、それでもその割合は変わらない」
こんな感じの台詞。
後半は金融市場のセオリーだね。
前半は・・・普遍的な言葉だね。そう思うワタシは年取りましたかね。
まあしかし、最近の日本企業はゆるい気がするから肉食系ビジネスの世界にピリッときたよ。
今って、成長拡大の時みたいな24時間働いてそれを誇りに思うサラリーマンもいないし、大不況の時にリストラの嵐に戦々恐々としながらプライドを心の奥に包み隠してモクモクと働いてたヒトもいない気がする。
「ゆとり世代」のヒトたちってそう言われるのがイヤだとかって言うらしいけど、このごろ会社も「ゆとり」な感じじゃない?
イイワルイじゃないけど。
まあ今の状況はらくちん。
後は野となれ山となれ
ワタシもいろんな時代を知ってしまったお年寄りになったってコトでしょうかねー。