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2014年9月28日日曜日

鹿王院

                         京都、嵯峨の鹿王院。

近くに住んでたけど初めて行きました。

外歩くだけでしんどくなる暑い真夏を過ぎて、人が多すぎて心が萎える紅葉にはまだまだな今の時期が京都観光にはピッタリだと思います。
あとは、お正月過ぎから、桜が咲くまでの極寒の時期。
寒いけど、吐きそうな夏の暑さよりはいいんじゃないかなあ。

今日は嵐山もそんなに混んでなくて、観光客は日本人と外国人が半々くらい。

で、鹿王院。
だーれもいやあらへん。
舎利殿には300年くらい前の大きな涅槃図がケースにも入れられず飾ってあったり、鎌倉時代の宝物が扉の中にあるとはいえ、その扉に手が届きそう・・・

日向はまだ暑いけど日陰は涼しいから、
足利義満が書かはったっていう「鹿王院」の額がかかってる縁側で、出がけに鞄にどさっと入れた楽譜を整理・・・しようかと思ったけどうつらうつら・・・

しばらく寝てたんだけど、やっぱりだーれも来やあらへん。
そんなお寺でした。


2014年9月25日木曜日

オペラリサイタル


京都西文化会館。

ベルカントっていう発声方法での歌い方。
どの音域もいわゆる "裏声" じゃなくて "実声" です。

今日の演奏も、澄んだきれいな声でこれが "裏声" じゃないなんて!
分かるヒトは、 "裏声"か "実声" かっていうのが聴きわけられるそうです。

福田先生、年齢はわからないけど20代の若い娘さんのような若々しい声でした。
っていうのゲネプロで聴いた声。

本番は全部聴いてないんです。
なーぜーなーらー・・・私も出演してたから!
4人組コーラスでの参加でした。


2014年9月22日月曜日

神戸、舞子公園の3邸めぐり

神戸の舞子公園にある建物、みっつ。
移情閣、旧木下家住宅、旧武藤家別邸洋館。

4か月前に初めて舞子公園に来て、なんて素敵な所なんでしょう!
ここに住みたい!
って思ったんだけど、昔からみんなそう思っててお金持ちが別荘を建ててたんだって知りました。
明治天皇もここを気に行って7回も来はったんだとか。

大阪の中之島や北浜にある近代建築の建物は一時期よく行ってて勉強したりしてました。
大阪のは現役で使われる建物だけど、ここのは記念館。

現役で使われてるっていうのはスゴイことだけど、ここのは記念館だけに手入れが行き届いてる感じ。
場所柄どのお部屋からも海が見えるのも解放感があって明るくて素敵でした。

ひとつめの写真、右端に映ってるのが移情閣。









真ん中のは旧武藤家別邸洋館。
ロサンゼルスの海辺にこんな感じの住宅地があった気がする。
気のせいかな?
海外ドラマで観たのかな?
旧木下家住宅はいい撮影ポイントが見つけられず写真なし。
オール和風のお家で、ちょうどピアノのコンサートをやってました。
どこに行っても音楽に巡り合える幸せ。
というワケで旧木下家住宅の代わりに、下の写真は左に旧武藤家別邸洋館と、正面にリストランテ ミア・アルベルゴ。
ここのレストランも、そんなに高くないランチと窓際席の景色がきれいな素敵なお店でした。 

2014年9月21日日曜日

舞子ホテル

神戸の舞子ホテルでお昼ごはんを食べました。

デニムのワンピースとスニーカー、崩壊寸前のボロボロのリュックサック姿だった私はホテルの前に着いた途端、格式高そうな入口に怖気づいてオロオロ・・・
こんなトコだとは知らなかった・・・

案内されてまずはウェイティングルームへ。
右の写真のお部屋です。
座ろうと思って椅子を引こうとしたんだけど重厚過ぎて、う…動かない…
これは自分でやるんじゃなくて誰かに引いてもらうんじゃないのか・・・
誰もいなかったからよっこいしょと自分でやったけど・・・

たくさんあるお部屋は家具も造りもなにもかもがとても素敵で、スタッフの方のサービスも100点満点以上!
1700円のランチでとても心地いい時間でした。

ここに来るまですっかり忘れてたんだけど、だいぶ前にここのパーティに来たことがあったのを思い出しました。
夜だったし、おしゃべりに夢中で建物の素敵さには注目してなかった気がする。

もう一度、夜にも来てみたいなあって思いました。
今度はもうちょっとお洒落して。

2014年9月20日土曜日

相愛大学音楽学部 サクソフォン専攻生による アンサンブルコンサート

相愛南港ホール。

1部は小編成のアンサンブル。
こういう時にいいなあって思うのは、たいてい1回生か4回生の演奏です。
今日は1回生のクインテットの皆さんの気持ちが真っすぐ届きました。

2部は21人全員のラージアンサンブル。
1曲目のフィガロは5日前にいずみホールで聴いたばっかり。
女子学生の皆さんは、いずみホールでは色とりどりのドレスだったけど、今日は黒のドレス。
私は、いずみホールでは上手の2階席だったんだけど今日は前から7列目。ぴったり真ん中。
5日前は「まさにプチミベモル!」って感じだったのが、今日は近いし真正面だからか音がどーんと来ていろんな音がしっかり聴こえました。
息の音も聴こえたし、キレイな音ばっかりじゃなかったけど、なんだかそれが良かったよ。

ミベモルは "完璧な美しさ" って感じだけど、若い彼らの場合いろんな音が聴こえた今日の方がなんか良かった。

2曲目の現代曲は、4種類の楽器が離れてそれぞれに固まって正面を向いて演奏。
台詞劇を観てるみたい。
サックスのラージアンサンブルって楽譜がなかなかないって言うけど、こういうのが増えてきて私たちアマチュアでもできるようになったらいいなあ。
作曲者のお話しでは、今日の曲はすごく難しいらしいんだけど・・・

1曲目も3曲目も"そういう曲"なのかもしれないけど、みんなでお喋りしてるみたいな感じですごく楽しい!
上品な若さが素敵な演奏会でした。

相愛大学はチェロとサックスの演奏会がすごく素敵です。
サックスは2~3年前から人数も増えてどんどん進化してます。
指導したはる前田先生もお見かけする度に若くなったはる感じです。
来年も再来年も楽しみ。

そうだ!それから!
私、演奏会が終わったらいつもとっとと帰ってきちゃうからロビーに挨拶に出て来はる演奏者の方を見かけることってないんです。
今日も早くに会場を出てきたんだけど、ロビーには早くも演奏してた学生さんがいはった!
皆さん並んで「ありがとうございました!」って。
嬉しくて、演奏終わった直後の私の笑顔も倍になったよ。私こそありがとう!

2014年9月16日火曜日

日本ラージサクソフォンアンサンブルサミット

 サックスラージアンサンブルのイベント。いずみホール。
プロアマ入り乱れてのプログラム。

私も出演しました。
プログラム順は1部最後から2番目。
上の写真は舞台から撮った客席。

本番を迎えるまでの練習は名古屋で合宿をしたり、直前の2日間は朝から晩までのハードスケジュール。
雲井雅人先生に合奏指導も受けました。
合奏指導の合間には個人レッスンを受けたりと、濃密で深く充実した数日。
あんなレッスンは録音録画すべきだね。
全ての言葉に驚き頷き「ああーっ」て思ったのに私はちゃんと覚えているのかな…

3部のステージはミベモルの前田先生の指揮。
大きなイベントで大人数での合奏ってよくあるし、練習も「とりあえず、せーの!」って感じだったりするけど、今回はちょっと違ったよ。
すごくよく響くホールで180人の合奏なんてどんななるんやろって思ってたけど、先生の指導は要領よく的確。
エラそうでごめんなさい。
でも、180人相手の指揮に慣れてる筈ないのになんかすごい。
お隣はプロの演奏家先生でそんな人と並んで木星に火星、ボレロなんかを吹けたのもまたうれし。

私たちの演奏は客席でどんな風に聴こえてたのかなあって気になるけど録音はなさそうなので残念。
他団体の演奏もリハーサルから全部聴くつもりで楽しみにしてたんだけど、自分たちのリハや本番と重なって全部は聴けなかったのが残念。
特に「SAX PARTY!」のあのかっこいい曲をもう一度聴きたかったなあ。

いろんな団体の演奏があったけど、やっぱりミベモルが一番いずみホールに似合ってるって思いました。
音楽も雰囲気も。
次に似合ってたのは、開演前のプレコンサートで演奏したはった相愛大学の学生さんたち。
ミベモルの前田先生や岩田先生が指導したはるからまさにプチミベモル。

長い時間をかけた準備から、上手な人だらけの中に混ざって吹くっていうプレッシャー…
そんなこんなで、いつもとはちょっと違う思い入れを持って臨んだ演奏会でした。
本番は昨日だったんだけど、感慨深い思いは今も続行中。

こういうイベントにありがちなお客さんより出演者の数が多い…なんていう事もなく残席1だったそうです。
出演者全員が舞台に立った3部でも700席ある1階はほぼ満席。

満席のいずみホールで演奏…夢のような1日でした。
ほんとに夢だったのかも…それとも今が夢の中?

2014年9月10日水曜日

大阪クラシック 2014。1曲目

大阪ガスビル1階ロビー。

大阪フィルハーモニー交響楽団メンバーの演奏。
3人とも男性なのって珍しい気がする。
なんだけど、お客さんが多くて演奏者はまったく見えず・・・

人の背中を見ててもしょうがないのでロビーにあるカフェの窓際に座って、外を見ながら聴きました。

夕方6時。
演奏が始まったころは明るかったのにどんどん暗くなって、車のライトが灯りだす美しい時間帯のオフィス街。
ふだんお店ではCDなんかの録音された音楽が流れてるけど、生のクラシック音楽があるってなんて素敵!

"きしみ" とか"ひずみ" っていう言葉は良くない表現で適切じゃないかもしれないけど、弦楽器特有の "そういう" 音ってナマの演奏だからこそあるものだなあって。

"きしみ"のような音、"ひずみ" のような間(マ)。

ああいうのってなんて表現するんだろう?
"きしみ"  "ひずみ"って言うとワルイみたいだし・・・
私の知ってる言葉の中にはうまく表現できるものがありません・・・残念・・・

演奏会に行くとだいたいマジメに聴いてるんだけど、ぼんやり外を眺めながらの今日の時間は思いのほか穏やか。
おかげで 、ベートーベン 弦楽三重奏曲 第二番は私にとって、夕方のオフィス街にぴったりな曲っていうイメージになりました。

2014年9月6日土曜日

Chitty Chitty Bang Bang

テレビの録画。
邦題:チキ・チキ・バン・バン

英語だと全然チキチキじゃなかった。チティチティだって(笑)
始まってすぐに「バックトウザフューチャー」はこれだったのかってわかったよ。
「バックトウザフューチャー」は大昔に観たきりだけど、チキチキバンバンの方が可愛いくてほんと子どもの空想の世界そのままな感じ。
オトナのいま観ても楽しいけど、子どもの頃に観てたらどんなだったでしょう!
所々に挿絵が入った本でもいいだろうなあ。
私は、本ばっかり読んでる子どもだったから本で読んでみたかったかも。

イギリスの子ども向けの本っていいのが多いなあって思ったら・・・
いやいや大人の本も素晴らしかったんだ!
プロフィールに書いてる私の好きな本は殆どイギリスのだった(・_・)

2014年9月5日金曜日

Mebius ∞ Saxophone Ensemble Concert 2014



兵庫県立芸術文化センター 小ホール。
サックスの八重奏。

このグループ、メビウスのテーマは "他にはないコンサートを!" だそうです。
その通りほかのサックスのコンサートとはひと味違います。
セリフのない、ミニコントみたいなお芝居が楽器を演奏しながらの曲中で繰り広げられます。
その昔のドリフターズみたいっていったらご本人たちはイヤかな・・・?
ドリフターズのオーケストラコント・・・そんなのを可愛くてキレイな女性6人と優しそうな男性2人が、高度な演奏テクニックを織り交ぜながら見せて聴かせてくれました。

イヤ、ホント楽しい。そしてプロフェッショナルって感じ。

曲は疾走感のあるものが多くて、コンサートの途中から、この演奏を大音量で聴きながら都会の夜の高速道路を思いっきりスピード出して運転したいなあって思ってました。
車持ってないけど。

特に "光" っていう曲。
第一楽章、ニューヨークっぽいおしゃれな感じ。
夏の夜中、都会の高速道路ドライブにぴったり。
で、第二楽章でなんかイロイロ思い出してちょっと感傷的な気分になりながら運転して。
そして第三楽章で 「でもガンバルゾ!」 ってアクセル踏み直して気分良くお家に帰るって感じ。
車持ってないけど。

あー、もっかい聴きたい。