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2017年6月8日木曜日

プラットフォーム ウェルベック

Plateforme:Houellebecq

ポルノ小説!?っていうくらい過激な描写が盛りだくさん。
参った・・・

でも、主人公の男性ってなんて…なんていうか現代的…そしてどこにでもいそう!

フランスのことだけど、地域社会・流行・経済の移り変わりはそのまま日本にも当てはまる…って思える不思議。
結局すべては繋がってるってことか…

どこにでもいそうなのは主人公の男性だけじゃない。
大企業の秘書たちも、風俗店に出入りする人たち、そこで働く人たちもみんなどこにでもいそう。日本でも。
だから凄まじい犯罪もテロも小説のなかのことじゃない。
結局すべては繋がってるってことか…

エキセントリックで極端で個性の強い登場人物たちが、どこにでもいそうで自分とも似てる気がする。
過激な出来事が人ごととは思えない。
ああ、南無阿弥陀仏。アーメン。アッラーアクバル。祓い給え、浄め給え。

この本・・・面白いんだけど性描写が過激すぎて人に貸せないワ。
正確には、貸す相手が限られる。

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知人から結婚のお知らせ!
なんて素敵!
物静かでしっかり者の彼女は良い家庭人になるだろうなあ。
SNSにたまにアップされる写真の彼女の輝いた表情から恋をしてるのかもなあって思ってた。
そういえば楽器を持って二人で一泊旅行もしたなあ。
ああ、ほんとうになんて素敵なお知らせ!
ああ、どうしてこんなに嬉しいのかしら!