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2015年1月25日日曜日

Central do Brasil

邦題:セントラル・ステーション
ブラジルの映画。
テレビの録画。

リオデジャネイロの主要駅で代筆家さんをしていた人が出てくるお話し。
観終わったあと気になって調べてみました。
ブラジルの文盲率。2013年のデータで10%だって。人口は1億人以上。
アマゾンもあるし、人種も文化も多様だろうけど1千万人以上が文盲ってことになる。

昔流行った「世界が100人の村だったら」っていう話を思い出したよ。
食べることに苦労してるとか、教育を受けられないっていうのは未界の地に裸で暮らしてる人たちのことだけじゃないってことかなあ。
自分の境遇を考えると、私には世の中のために出来ることがいっぱいあるはずだって思うね。
まずは与えられたチャンスを活かさなきゃね。
そして格差が広がってるって言われる日本だけど、あんまり下にならないようにしなくちゃ・・・
踏ん張って格差の広がりを抑えなきゃ・・・ひとり分だけど。


映画が作られたのは1998年で17年前。
今度のオリンピック、みんなが楽しいイベントになればいいね。


2015年1月23日金曜日

高野山開創1200年記念 高野山の名宝

あべのハルカス美術館

昔は不動明王なんかの顔を観たら怖くてしかたなかったのに今は全然怖くない。
カッと見開いた目やたくさんの深い皺もなんだかとても愛おしく感じたよ。

こうやってだらしない私を怒ってくれてるんだなあと思ったら「・・・うん、ごめんね(*_*)」って感じ。
親戚や近所のおじいさんが小さな子どもに怖い顔をして「コラーッ」って怒ると、子どもたちは震え上がるけど、ほんとは心の中ではそんなに怒ってなくて「悪いことするな!いい子でいろ!」っていう気持ちなんだってわかってきたからだと思う。
今日はそんな仏像をたくさん見ました。

怖い顔をした仏像も、半眼の優しい仏様もみんな愛おしくてずっと観てたい感じ。
どの顔も、観てたら私が自然に笑顔なる。

黒ずんだ中に少し残ってる赤色や、着物の裾の曲線にも魅かれる。
少し前から仏像をいいなあって思うようになってたことには気がついてたけど、こんなにも魅かれるなんて、若い頃には想像もしてなかった。

年齢やその時々で好みや興味の対象が変わるのは当たりまえで、絵や音楽も以前はむしろ嫌いだったジャンルのものが好きになったりしてます。
今日たくさんの仏像を観て年を重ねるのっていいなあって思ったよ。

・・・ところで木像ってなんで腐らないんだろ?
・・・もいっこ。後鳥羽天皇(?)だったかの手形があったんだけど、ものすごく大きな手だった!
昔の日本人は小柄だったと思うんだけど、手だけあんなに大きかったのかな????









2015年1月18日日曜日

Matchstick Men

邦題:マッチスティック・メン
テレビの録画。

ザ・娯楽。
おもしろくなかったとは言わない。
でもわたしは他にすることあった。
むーーー

とりあえず、ピンクのサングラスは可愛いなあと。
こんど買おう。
で、オンナノコっていうのは何歳にでもなれるんだと。知ってたけど。

ツレがうつになりまして。


テレビの録画。
重い内容をふんわりと。
ふんわりでもないかな。大変な病気ではあるわけだし。よくわからない。

病気への対応として「特別扱いしない」って台詞があったけど、これは相当難しいことのような気がするよ。
お兄さんがお見舞いに来て励ますシーンがあったけど、特別扱いしてないからこそのお兄さんの態度だったんだろうし。

病気があってもなくても、人はみんなそれぞれなんだと思うなあ。
病気・療養のハナシはふんわり描いててもわたしにはなんだか重いよ。
でも、この映画を観たり本を読んで、参考になったり元気でいい気持ちになった人もたくさんいることでしょう。
なによりです。

An American in Paris

邦題:巴里のアメリカ人
テレビの録画。

舞台も観たことなくて、これが初めて。
後半のバレエのシーンでの、絵本の中みたいな背景が次々に変わるのは映画ならではかなあ。
すごく楽しい。
リズの衣装も、次々変わって素敵。
いろんな衣装をたくさん着れて嬉しかっただろうなあ。
舞台ではこんなに変わるのかな?

最後、ふたりが抱き合うシーンは男の人が階段を駆け下りて女の人が上って行った・・・
こういうのって逆が定番な気がするけど…

タップダンスもたくさんあって。
以前、テレビで趣味(?)のタップダンスを披露してる芸能人の人たちをよく見たけど最近はないなあ・・・流行りじゃないのかなあって思ったり。

そして・・・あー、バレエが観たい・・・









2015年1月12日月曜日

天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ

 テレビの録画。
観始めてすぐはもうやめようかと思ったの。
「先生」って言われてる人が上から目線で専門外のことまで喋ってるのがどうにもイヤで…
でも並んだ梅干しがふっくらしてる映像を観たら、ふっと心が和んだよ。
それからは語られる言葉が素直に聞けた。別にイヤじゃなかった。













                                            

私もスープを作ってあげたい人がいる。三人。
作りたいんだったら作ればいいんだけどね。なんだかね。機が熟したらね。
…って書いてたら、お正月実家に帰ったとき、母にジャーポットに入れた粕汁を持たせてもらったのを思い出した。
忘れてたわけじゃないんだけど。
あー、これもいのちのスープだって初めて…っていうかやっと気がついた。
冬に実家に帰るといっつも持たせてくれはるねん。

舟を編む


テレビの録画。

なーんと去年の映画。私にしては早い!
本は3年前らしいけど。
映画じゃなくて本で読むべきだったなあとも思うんだけど、もう観ちゃったからしょうがない。

出たはる役者さん、みんないい役者さんだなあとしみじみ。
これがもし外国の映画で、外国語でぼそぼそ台詞を言はるようなんだったらどう感じたかなあ。
パッとしない映像で、たいしてインパクトある台詞じゃないけど、いいなあって思えたのは日本人の映画で観てる私も日本人だからいいって思えたんじゃないかなあ…どうかな?

ところで・・・
辞書とか本って今もあんな風に作ってるのかな?
一稿と二稿の間違い探しって、パソコンでやったらすぐだと思うんだけど??
まあいろいろあるんでしょうかねえ。奥深い。


2015年1月11日日曜日

北極星 心斎橋本店

オムライスがおいしいお店です。

有名だけどわたし初めて!
心斎橋のど真ん中にいきなり現れる和風のお家で、この辺がむかし花街だった頃にお茶屋さんだった建物なんですって。
中には小さな中庭がありました。

週末のお昼過ぎに行ったら、10分程待って入れました。
お客さんは次から次に来たはって若い男性同士のお客さんも珍しくない感じ。
お店の中は英語、中国語、韓国語の案内も。

わたしが頼んだのは、セットでエビフライとお味噌汁がついてるやつ。
エビフライは付け合わせじゃなくてオムライスの上にのってました(^^)

ごはんもたまごもどうしてこんなにトロトロなんでしょうっていうくらいのトロトロオムライス。
ごちそうさまでした。









2015年1月10日土曜日

今宮戎神社の十日戎

この神社も、十日戎も初体験。
「笹持って来い♪」の歌を全部通して聴いたのも初めて。
コール&レスポンスみたいなのがあったり、ビートがアフリカチックだったりでノリノリ!
あー、楽し♪

相当混んでるんだろうと覚悟してたんだけど、
「大国町の駅から出て→正門から入って→本殿のおさい銭箱の一番前で手を合わせて→笹をもらって→裏の銅鑼を叩いてお願い事を叫んで→駅に戻る」
っていうのを小一時間程で出来ました。

関東出身の友人と一緒に行ったんだけど、関東では“十日戎”はメジャーじゃなくて代わりに
“酉の市”があるんですって。
“酉の市”って言ったら、デパートの催し物会場でやってるのしか思いつかなかったんだけどね・・・

で、わたしも商売したはるひとが行かはるのは伏見稲荷なんかのお稲荷さんっていうイメージだったんだけど、このたび目出度く十日戎デビューとなりました。

いまこのご縁があるってことは…商売始めたら当たるのか!?

Chamber SAX 〜サクソフォンとピアノの夕べ 2015〜

ピッコロシアター 小ホール。
彼らのグループは今回で3回目の演奏会。

フランスの曲ばっかりだったけど、それぞれタイプや編成が違って、1曲も長いんだけどあっという間の2時間でした。

どの曲が好きだったとか、よかったとは言えないなあ。

それくらいどれもイロイロ違ってそれぞれがイロイロよかった。


















でもミヨーの組曲(ピアノ、ソプラノサックス、アルトサックス)は、楽しくてもっかい聴いてみたいかな。

これは多分、この曲の気楽な楽しさみたいなのが、わたしがいま練習してる曲のヒントになった気がしたからかも。

最後は、ピアノとサックス3本(ソプラノ、アルト、バリトン)の四重奏。
この上品で楽しくて明るい感じは女性が多いからかなあ。
低い音のバリトンもすごく上品で明るかった。
こんなバリトンもあるのかと新たな発見をした気分。

華やかなフィナーレで終わった時には思わず笑顔になりました。
舞台のみなさんも素晴らしい笑顔。
「あー、良かったよー、良かったねー」って心の中で出演者のみなさんに呟いてたら涙がジワリ。
曲の最後の一瞬は私も演奏者と一体になった気がしちゃったかも!




2015年1月3日土曜日

Sex and the City 2

邦題:セックス・アンド・ザ・シティ2
テレビの録画。

ドラマもこの映画のシリーズ1も観てた。
とりあえずこれも観とこうかなって感じで。

海外のファッション雑誌ってたまに読むと面白いんだよね。
カラフルで派手で肌の露出が多いファッションって見てて楽しい。
ゴシップ記事も日本人ではなさそうなエピソードがいっぱいで面白い。
そんな映画。
それにしてもみんな細いなあ。
いろんな洋服を着こなすにはいいのかもしれないけど、脂肪がまったくなさそうな身体は女性らしい魅力とは違うところにあるとつくづく。
それにこの人たち、この体型を維持するのにすごい努力をしたはるん違うやろか??
生まれつき細いんですって感じがしないよ。
映像で見てもきれいだとは思えない。実際に見たらいったいどんなんやろ??

体型も振る舞いも話してることも、女のひとって感じがしないよ。
男でも女でもない人たち・・・
これ、2010年の映画だけどニューヨークでは今でもこういうのが最先端なのかなあ・・・
まさか日本も!?まさかねえ・・・

ま、私は誰がどう見てももっと痩せなきゃだし、エレガントさについて語ったら誰かのおへそでお茶が沸く。

2015年1月2日金曜日

春との旅

テレビの録画。

前半、老いと孤独が身に沁みて・・・
・・・でも私はあったかい部屋であったかいお茶飲みながら映画を観てる・・・
・・・あー、親孝行しなきゃなあ。したいなあ・・・

そして仲代達矢の色っぽさといったら!
映画の中で兄弟たちが言う「ロクでもない」っていうのはよく分かる。
わがままぶりも老人ゆえのものなのか、生来のものなのか・・・困った人なんだけど、なんでしょう、この放っておけなさと色っぽさは。

19歳の孫さえも「しょうがないなあ」と思わせる人柄と色気。
・・・そんな風に感じる私がおかしいかな??もしかして私ダメ男好き??・・・キャーいやいや!!!


モーリス・ベジャール振付 ベートーヴェン「第九交響曲」


指揮:ズービン・メータ
演奏:イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
独唱:クリスティン・ルイス(ソプラノ)、藤村実穂子(メゾ・ソプラノ)
    ペーター・スヴェンソン(テノール)、アレクサンダー・ヴィノグラードフ(バス)
バレエ:モーリス・ベジャール・バレエ団、東京バレエ団/

渋谷NHKホール

テレビの録画で。

すこし前にイタリア好きな人が
「イタリアやフランスの人は第九なんて聴いたことないっていう人多いかも」
って言ったはって。
そういう話し聞いたことあるし、なんとなく分からなくもない。
でも、年末年始でこの前もテレビで第九の特集を見たばっかり。
人生の歓び、それをたくさんの人と声を合わせて合唱する歓びっていうのを熱く伝えてた。
経験した人にしかわからないのかも。
昔、わたしも一度だけ合唱で参加したことがあるの。
京都交響楽団、本番の指揮は井上道義さん。合唱指揮は・・・忘れた・・・
声出ないのに何を血迷ったかソプラノに入っちゃって殆ど口パク。
だからたいして思い出もないんだけど、指導の先生がいつも歌詞について熱く語ったはったのは覚えてる。
だからかなあ、もうすごい昔のことなのに今も所々ドイツ語の歌詞を覚えてるよ。

第九は音楽とか、曲よりその “歌詞” のことが頭に浮かぶ感じ。
でもねえ、今日その曲に踊りが付いてるのを見て新しいものを発見した気持ちになったよ。
わあ、この曲で踊れるんだ!って。

音楽がないと踊れないってことないもんね。
なんにもなくても踊れるはずだし。
ってことは、どんな音楽でも踊れるんだよね。
ちゃんと寄り添えば。
いま練習してる曲にもっと寄りそおう。
そんなことを思ったよ。

このテレビ番組は、後半“メリー・ウィドー” もやってた。
キャバレーのシーンのバレエが楽しい!

で、そのあとウィーンフィルも観た。
このバレエのシーン毎年大好き。何回もリピート。
バレリーナって細すぎ、お化粧凄すぎだったりするけど、これに出て来はるひとたちはみんなきれい。

続いてNHKのクラシック音楽特集で、もっかいベト7のバレエ抜粋版観た。
やっぱり釘付け。

あー、バレエ観たーい!

鳥久

京都、祇園の八坂神社境内、円山公園にあるお店。
親族の新年会で。

鳥肉のお鍋。
鳥は名古屋コーチン。
お料理はフツー。
お店が決まった時から「おじやが美味しそう」って楽しみにしてたんだけど、残念ながらナシ。
ご飯はもち米が入った朴葉飯でした。これはこれで美味しかったよ。

写真はお店の入り口で出迎えてくれたはるお店の人。
いっつもこんな風に出迎えてくれはるのか、大雪の元旦だからなのかは不明。
雪深い山奥と化した円山公園で足跡の付いてない新雪の上をはしゃぎながら走ったら、転んでしまって全身雪まみれで笑いながら到着した私に目を丸くしながらもご親切にして頂きました。