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2015年5月23日土曜日

The Rainmaker

邦題:レインメーカー
テレビの録画。

最後のクレジット見てビックリ。コッポラだって。
ゴッドファーザーとか地獄の黙示録とかの!へえー!

ありがちっていうか、似たようなハナシのドラマはいっぱいあるような気がするけど今日はじめて思ったこと…
わたしも昔は前向きにヤル気いっぱいで仕事してたなあって。
人道的にどうのっていう仕事じゃないけど、どんな仕事でも社会の役に立たない仕事はないって思ってたし。

今もイヤイヤやってるわけじゃないけど、どうせやるならちゃんとやろうって程度な気がする。
ちゃんとやろうとは思うけど、無理はしない…しんどくない程度にって感じ。
どうしたってしんどくなる時ってあるから、自分から飛び込んだりしない。

経験を積んだからこその考え方な気もするし、年いった証拠の気もするし、怠けてるだけの気もする。

最近、キャリアダウンっていう言葉を知ったよ。
なんかねえ、いい言葉だって思った。
そう思ったってところに自分の姿っていうか状況みたいなものが表れてるね。
受け止めて分析。


2015年5月22日金曜日

高畑次郎サクソフォンリサイタル

阿倍野区民センター小ホール。

良かったー!いい気分!
素敵な金曜日の夜をありがとう!
いい週末になりそうです!

やっぱりねー、いつもいつも思うんだけど、こういう時って始まってすぐに
「ああーーー」って思う。
「来てよかった」って思う。
もうホントに最初の一音で。
で、今日は2曲目のヒンデミットのはじめのほうで…涙。
2部最初のブルーカプリスはもうちょっとグワーって来てほしかった気もするけど…ってエラそうな事を思っちゃったのはよく知らない曲だったけど、演奏で曲を感じさせてくれたからじゃないかな…やっぱりエラそうだけど。

今まで、男のひとの演奏会でいいなあって思うのってものすごくフツーに吹いてる感じなのに聴いてるわたしはぐっとくるっていうのが殆どな気がする。
女のひとは独自の世界と雰囲気が強いほど魅せられるって感じで好きなんだけど。
でも男のひとの場合、その人の世界観を前面に感じると、私には強烈すぎて「素敵」っていうより「スゴイ」っていう感じで。
「コワい」って思うこともよくある。
でも今日は違ったよ。
フツーとか、さりげないって感じじゃなっくて高畑さんをしっかり感じた。
でも、強烈とかコワいなんて思わなくてすごくいい気分。

まあこれはひとそれぞれ、好みなんだろうなあ。
有名だったり、人気があったりしても自分がいいって思うかどうかは違うもんね。
願わくば、好きとかそうじゃないっていうのを感覚的に思うだけじゃなくて、どうしてそう思うのかっていうことをちょっとちゃんとわかりたいなあ。

演奏会に行くことって多いけど、サックスの演奏会に行くのは「好きなひと探し」。
今日ひとり見つけた!

あ、ほんでピアノも素敵だったよ。
もひとつほんで…
シャツの裾をズボンの中に入れてるのもワタシ好み。

2015年5月21日木曜日

西本淳サクソフォンリサイタル

兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホール。
西本さんのソロリサイタル聴くの初めて。
いちばん好きなピアノと声楽と一緒のトリオが聴けたのがうれしかった。

ピアノとサックスはふたりともよく似てる気がしたよ。
うまく言えないけど、音楽というかテンションというか…そういうのが。
一緒に演奏してるんだからそりゃそうなのかもしれないけど。
共演者同士の相性って大事だろうねえ。

人間関係だと、似てるとラクに楽しい気持ちになる。
違うところがたくさんあると、刺激的で自分が広がる楽しさ。
何もかも違うと・・・そんなことってあるかな?

さておき…
サックスと一緒にやってほしい声楽の人がいる。
声楽の人と一緒にやってほしいサックスの人がいる。
あー、こういう編成のもっともっと聴きたい!















2015年5月17日日曜日

トリオ閃束~SENZOKU~

ドルチェ・アーティスト・サロン大阪。
 滅多に聴くことができない東京の大先生ふたり。

1曲目はプログラムにはないバッハ。
ちゃんとした曲名はわからないんだけど…かわいい曲。
私いままで、すごく上手な人でも曲によっては似合う年齢とかキャラクターがあるって思ってて。
で、その理屈でいくと、この曲は(私のイメージでは)可愛かったから、おじさま2人には似合わない筈なんだけど・・・違和感なかった!
むしろ安定感が心地いい。んー。

1部最後の曲も好きだったなあ。
鋭い音や不安定なリズム満載の現代曲で、こういうのを聴くといつも胸が締め付けられるような感じがあるんだけど、なぜか今日は”安定感”を感じてコワくなかったよ。

このコンサートはセルマーの新しいモデルを使っての演奏でした。
行き慣れた会場なんだけど、いつもよりすごくよく鳴ってた気がした。
あのお二人だったからかなあ??
それともあの楽器がよく鳴るってことなんやろか??
最初から最後まで、何の迷いもなく自信満々って感じ。
強いなあ。

2015年5月6日水曜日

Love in the Afternoon

邦題:昼下りの情事

オードリー・ヘプバーン28歳、
ゲイリー・クーパーはなんと56歳の時の映画!
白黒だけど確かにそんな感じはする…ゲイリー・クーパーのこと。
駅でのシーンはお父さんと娘のお別れの場面に見えちゃったよ。

でも、清潔で紳士な男の人の皺は色っぽくて大好き。

Ágora

邦題:アレクサンドリア

女性の天文学・哲学者っていはったんやと、ちょっとへーって。

ラストシーンは彼女がイエスに見えたよ。
哲学でも宗教でもちゃんと持ってる人は強いね。
たぶんみんな持ってるんだろうね。
宗教を持ってない人でも自分の哲学は。
だからみんな強い。みんな。わたしも。

2015年5月4日月曜日

相愛サクソフォンアンサンブル Featuring Special Guest "MALTA"

ATC、海辺のステージ。
30分くらいかなあって思ってたら1時間以上あって聴きごたえ充分!

1部は学生さんたちだけで。
1曲目はリバーダンス。
サックスラージアンサンブルの編曲をたくさんしたはるKさんのアレンジじゃないかなあ。
それをなんと指揮なしでやらはった!さすが!
MCは、前回の関西サクソフォンフェスティバルでソロアルトだった高校生。
追加の楽譜がわからなくて、合奏中フリーズしてた私にいろいろ教えてくれた隣りの席の制服姿の女子高生がとってもきれいで素敵な女性になってて、年頃のお嬢さんの成長ぶりに目を見張りました。

2部でMALTA登場。
なぜMALTA?って思ってたんだけど、相愛の前田先生が昔からファンなんだとか。
意外すぎてびっくり。
“THE・美”っていうミベモルのプチミベモルって感じの相愛の演奏とMALTAさん・・・変わった組み合わせ・・・
で、MALTAさん登場。
「THANK YOU VERY MUCH!Ladies andGentlemen!」
「WaaaOOOOO!」「Yheeeeeyyyyy!」
いやー、面白かった(笑)!

MALTAさんって福岡でサックスのラージに乗ったりしたはるんですって。
合間にはサックスラージアンサンブルとソロをやる時の心構えなんかも話してくれはってフムフム。

最後、アンコールの用意がなかったようで彼のソロステージで2曲。
有名人で大御所のMALTAさんはもちろん楽しく聴いたんだけど、相愛の学生さんたちも良かったなあ!
私は普段マイクを使う演奏ってあんまり聴く機会がないんだけど、ソプラノソロがうまくマイクにのって聴こえてきたときはすごくキレイだって思ったよ。
私、今年の相愛サックスも聴いちゃう!

2015年5月3日日曜日

ラ・フォル・ジュルネ びわ湖2015

滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール。
今年のテーマは「パシオン・バロック~バッハとヘンデル~」

今年も行ってきました ラ・フォル・ジュルネ!
プログラムが発表されてどれにしようかなあと考えて選んだのが2か月ほど前。
今日行ってみたら…ヘンデルはどこいった??
歌曲を2曲聴いただけであとは全部バッハだった…
私、滅多にない機会だからって外国の人の演奏を聴いてみたいって思って、プログラムはあんまり考えてなかったみたい…


まあでもホント至福の1日でした。
今日の私にはピアノが心地よかった!



イリーナ・メジューエワさん。
背が高くて(たぶん)、まとめた髪と落ち着いたドレスの真面目そうな雰囲気になぜかヘレンケラーとかサリバン先生を想像しちゃったよ。

1曲目はイタリア協奏曲。
大好きで思い入れもある曲で楽しく聴いてたんだけど、なんだか演奏っていうより練習したはるみたい??
ものすごーく正確に弾こうとしたはる感じ。で、たぶんホントに正確なんでしょう。
私が楽譜なんて覚えてるわけはないんだけどなんかそう思った。
でもそれが面白くなかったわけじゃなくて、プログラム通してその雰囲気というか姿勢にすごいなあって聴き入った。

最後に聴いたのは、ハンガリーの楽団とピアニスト家族の演奏で、3台のチェンバロのための協奏曲。
チェンバロじゃなくてピアノだったけど、3台って初めて聴いた!よかった!
舞台の真ん中にピアノが3台縦に置かれてて、その後ろに指揮者。でバイオリンとビオラが10人ほど立奏で、チェロとコントラバスが上手で座ったはる。
指揮者は前からも後ろからも音が聴こえてる筈…どんな感じなんだろう!まさに音に囲まれてる!
ピアニスト3人は両親と息子さん。
背中とお尻しか見えないなんて残念だなあ、2階席の方が良かったなあって思ってたんだけど、
ユニゾンの時におんなじような動きで背中が揺れたりチラチラと手指が動くのはなかなか面白い光景。
家族揃って内職か家事をしてるみたい(笑)
でもホントに素敵なピアノで、特にドゥカイさんっていう人の作曲や編曲の曲が好きでした!

ピアノも素敵だったけどいつか古楽器とチェンバロ3台、4台の演奏も聴いてみたいなあ。

どの公演も満席続出で、年々大盛況の様子だけど今年は1日少ないんだよね。
もしかして他の街と比べてびわ湖のは寂しいのかな??
もっと協賛企業が増えるといいなあ。

本公演の合間には高校生のブラスバンドとヘンデルオペラのアリア。

という感じで、バッハにまみれて、湖畔で豚肉とザワークラウトやらケーキを食べた楽しい1日でした。





















2015年5月2日土曜日

Roots

長いシリーズだったけど2回で観ちゃった。
アフリカから連れてこられたばっかりの人と、ずっとアメリカに住んで人では黒人奴隷でも微妙に違ったのね・・・

観終わったあと、ふと黒人ばっかりの中米の国が気になって調べてみた。
どうして黒人が中心の国なの?
北部の白人によって解放された合衆国の奴隷と、自ら反乱を起こした中米の奴隷たち。
これで合ってるかな??

でも合衆国の黒人の人たちは解放のあとも差別がなくなった訳じゃなくて。
で、ジャマイカとかドミニカ共和国の幸福度ってすごく高い…んー

さてさて私のルーツは?
過去のルーツと未来のルーツ・・・