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2024年9月18日水曜日

世界のニュースを日本人は何も知らない 4 前代未聞の事態に揺らぐ価値観 / 谷本真由美

シリーズ4冊目。図書館で借りました。

2022年12月出版。1年半前だー。


・水族館のハナシは目から鱗!だから海遊館は毎日毎日あんなにいっぱい外国人観光客が来てるのかー

・米英の大学が中国人留学生受け入れを規制。研究、会議の停止

・さらっと職業差別、人種差別、地域差別が満載

・日本のお葬式後の焼き場のお骨拾いホラー話に大笑い!確かに!


なかなかに下品度UPの4冊目だったけど、5冊目も図書館で予約待ち。

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最近の失敗はお洗濯。

ピンクのワンピースを他のモノと一緒に洗ったらぜーんぶピンクになった!!

タオルもTシャツもハンカチも下着も☆

Tシャツは濃い目のハッキリピンクに。

タオルはほんのりピンクに。

下着はうっすら桜色。

ま、どれも雰囲気変わって気分一新ってことで。これもまた楽し。


2024年9月13日金曜日

プロヴァンスの青い空と海 / レディ・フォーテスキュー

1935年にイギリスで出版。著者は47歳の女性。100年前の本ってこと。


愉快!愉快!愉快な本!そして最後の10ページほどは美しく、最後の数行はじんわり涙ぐんだ。


イギリス人ぽい皮肉も面白い。皮肉が出てくるたびにこの面白さを誰かと共有したくなる。

近所のプロヴァンス人たちの事ばっかりが書いてあるんだけど、書いているイギリス人マダムの著者の人柄、容姿までも浮かんできたよ。


最後の章[実りのとき]のぶどうの収穫の場面は、映画[雲の中で散歩]を思い出したよ。きれいな映像だったなあ。


全体に散らばるイギリス人ぽい皮肉が面白い。皮肉が出てくるたびに面白さを誰かと共有したくなるなあ。

近所のプロヴァンス人たちの事ばっかりが書いてあるんだけど、書いているイギリス人マダムの著者の人柄はもちろん容姿までも浮かんできたよ。

美しい村での生活だけど、夫婦としては短い時間だったんじゃないかな…少し…悲しいね。


気になった言葉は

「ほんの少しの忍耐力と時間の浪費とひきかえに、プロヴァンスではたくさんの友人ができる」

これはプロヴァンスだけじゃないなあ。古今東西おなじこと。私も心がけねば。

今の私に必要なのはこういう本のような気がする。



以前、サクソフォンで、ポール・モーリスの[プロヴァンスの風景]を吹いたなあって思いだしたよ。

あの頃は、プロヴァンスを知ろうと"プロヴァンス風サラダ" とか "プロヴァンス風チキン料理"を食べて気分出してたなあ…

もしあの頃、この本を読んでたらどんな風に吹いただろう…いやまあ、楽器を再開してもいいんだけど…しちゃおうかな…!?



そして、どの家にもある糸杉。ゴッホの絵もプロヴァンスだねえ。

最近の読書では、[三体]がさっぱり理解できず、アンナ・カヴァンは好きだけどツラい内容だったから、こんな楽しい本を読んで心が軽やか~♪

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髪を切ったよ。ばっさり。

美容師さんが「夏が始まるころに切っとけばよかったですねえ」って言わはったけどまだまだ夏な気がする。あと二か月くらいは。

それともある日突然、冬になるのかな??夏から冬に!



2024年9月10日火曜日

氷 / アンナ・カヴァン

夢で見た世界、もしくは寝る前に頭の中で作る想像の世界を一気に書き上げたっていう感じ。

それがこんなにも苦しい世界だなんて…


前に読んだ[鷲の巣]と同様、主人公の男性は暴力的だし。


著者のことが心配になるような世界観だけど、それに引き込まれる私も心配。

アンナ・カヴァンは薬物中毒だったそうだけど、私はアンナ・カヴァン中毒になりそうだ…



気候変動に戦争。50年以上前の小説だけど現在みたい。

そういえば、2030年からミニ氷河期が始まるってハナシもあるって。都市伝説??

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少し前からお休みの日の朝に始めたウォーキング。

暑いのと日焼けを避けるために、日が昇る前からスタート。

朝起きるっていうのがなかなか難関。

普段は早朝覚醒しちゃうのに、歩こう!っていう日に限って起きられないという…


2024年9月2日月曜日

鷲の巣 / アンナ・カヴァン

不思議な物語。

物語は、すべて、心が壊れてしまった主人公が作り出した幻想なんだろうか…

もしそうなら楽しく幸せな幻想を作り出せたらよかったのに、と思う私は無邪気が過ぎるのかな。

悲しく冷たい物語だけど惹かれる文章でした。


で、これは、京都の恵文社でジャケ買い。

約1年積読だったけど、新品の本は気持ちいい。栞の紐も真っ白光沢があって気持ちいい。


どうにもこうにも分からない[三体]を読み終わったあとだったけど、この本は面白く読めたからホッとしたよ。

合わない本を読むのって苦痛だなって分かったよ。

この[鷲の巣]も、個性の強い本じゃないかなあ。でも私には面白かった。こういう出会いがうれしいワ。。

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お昼休みに、本を返しに図書館へ。

気温も湿度も真夏同様高いけど、太陽の力は少ーし弱くなってる気がする。


弱くなってるのは私の体力も。

始めたばかりのウォーキング、続けられますように。