大好きな美術館。
改装されてから初めて行きました。
まずは、入り口の階段が美しい。
そして、先月観た曜変天目に続いて今回は油滴天目茶碗。ゴッホの絵みたい。星月夜。
曜変天目は暗闇の中で目を凝らして観たけど、油滴天目は光の中で自らも光を放っているよう。
どちらもだけど、こういうのを身近に所有して、しょうっちゅう手に取っていたら精神やられそう…元の持ち主方はどんな気持ちだったんだろう。
大昔のものなのに輝く白さの白磁の美しさ。
どっしりした存在感のある素朴で大きなものも大好き。
竜が描かれている壺がいくつかありました。
暴れん坊の竜が壺に閉じ込められちゃったよう…かわいそう…頭の中に物語が浮かんできたら竜が友達になった気がしたよ。
青磁を見るには
「秋の晴れた日の午前10時ごろ、北向きの部屋で障子一枚へだてたほどの日の光」
がいいそう。
私もそういう日の光のような人でありたい…。
****************
美術館には、少し前に衝動買いした日傘をさして行きました。
白のレースで、昭和のご婦人がさしてそうな日傘。
UV加工なんてしてなさそうな、たぶんデッドストック品。
でもね、品があって優しいのヨ。
ギラギラの暑さ指数MAX日は、内側が黒いナイロンの中国製を使うけど、そうじゃなければ昭和のご婦人ごっこ。
0 件のコメント:
コメントを投稿